細胞内共生 ミトコンドリア -18ページ目
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行きたい方向解読 神経細胞から情報…京産大

 脳と機械を直接結び、相互に作用させる「BMI」(ブレーン・マシン・インターフェース)という技術で、脳内の神経細胞(ニューロン)から同時進行で情報を取り出し、動物が移動しようとしている方向を事前に解読する実験を、京都産業大コンピュータ理工学部の高橋晋助教らが進めている。


 ニューロンは細胞本体と、樹状突起、軸索と呼ばれる二つの突起でできており、これらの突起間で、情報にあたる電気信号をやりとりしている。


 高橋助教らは、12本を1セットにした電極5セットを、ラットの脳の海馬と呼ばれる記憶をつかさどる部位に差し入れ、約50個のニューロンを同時に記録できるシステムを開発した。記録された複数のニューロン活動は「スパイクソーティング」という手法で個々の活動を分離し、抽出。分離された情報を読み解く「サポートベクターマシン」にかけ、ラットが行きたい方向を割り出し、無線の指示で車が動く仕組み。今後3年間をかけ、ラットの意思を解読できるかどうかを検証する。


 BMI技術は、ロボットとも組み合わせることができ、高橋助教は「医学的研究を加え、安全性が確立できれば、脊髄(せきずい)損傷や、脳出血などで脳の運動機能関連部位を損傷した人たちにも活用できる」としている。


出典:読売新聞

構内を一般公開し研究成果など紹介 東大柏キャンパス

 柏市の東京大学柏キャンパスは大学構内を一般に公開、日ごろの研究成果や最先端の研究施設を学生らが市民に紹介した。


 生命科学を研究する学生は、子どもたちと一緒に、ブロッコリーのDNAを簡単に抽出できる実験を行った=写真。試験管に浮かぶDNAを観察した同市塚崎の座間萌さん(10)は「DNAを見ることができてすごいと思った。勉強になった」と笑顔で話していた。


 電子顕微鏡を使った細胞観察や実験用のマウスを手に触れる体験コーナーのほか、極超音速熱風洞を使って秒速一キロ以上の風を起こす実験も公開。訪れた人たちは最先端の科学の一端に触れ、驚いたり、感心したりしていた。


出典:東京新聞

高脂血症:ローヤルゼリーが効果 山田養蜂場と近大農学部が共同研究 /岡山

「リポたんぱく質」の分泌抑制


 山田養蜂場(鏡野町)と近畿大農学部の森山達哉准教授の共同研究でこのほど、高脂血症の原因となる「リポたんぱく質」の分泌をローヤルゼリーが抑制することが分かった。


 リポたんぱく質は肝臓で合成される脂質とたんぱく質の複合体で、高脂血症患者には肝臓の脂質を血液中に運ぶリポたんぱく質の一種「VLDL」が過剰に見られる。実験では、VLDLを分泌するヒト肝臓由来培養細胞にローヤルゼリーを加えた場合と加えなかった場合に分けて、VLDLを構成するアポBたんぱく質の分泌量を比較。ローヤルゼリーは酵素で低アレルゲン化した物と、未処理の物を用いた。


 その結果、酵素処理ローヤルゼリーを加えた細胞は加えなかった細胞に比べ、分泌量が5分の1に低下。未処理の物でも、わずかだが効果が認められた。ローヤルゼリーは動物実験でコレステロールの軽減作用が知られており、リポたんぱく質の調節が関係している可能性があるという。


 同社は「今後もミツバチ産品の有用性や安全性の研究開発を進めてきたい」と話している。


出典:毎日新聞

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