ベイスターズ☆マニア -136ページ目

2010.7.31&8.1ヤクルト戦振り返り

さてヤクルト2試合です。
最初に謝っておきます。
実は地域事情で「ヤクルト主催ゲーム(フジテレビONE)」のみ自宅でTVで見ることが出来ません。
よって、ヤクルト戦は神宮で直接観戦していない試合以外は、各種スコアで内容を確認するのみです。
なので、以下の振り返りも「データから見た所感。見当違いリスク大」という感じで見てください。


<1戦目>大家vs中澤
     1 2 3 4 5 6 7 8 9  R
横浜   0 0 0 0 1 6 0 0 0  7
ヤクルト 0 0 0 0 1 0 0 0 0   1


<2戦目>加賀vsバーネット
     1 2 3 4 5 6 7 8 9  R
横浜   1 0 0 0 0 0 0 2 0  3
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 1 0 0  1

まず1戦目。これは大家につきますね。
2安打2四球(一つは敬遠)ですから。
とはいえ、それでも失点していますけどね。
これ私がよくいう「先頭打者出塁の法則」ですね。
完投した大家は9回のうち8回は先頭打者を出していません。
唯一出したのが5回でなんと「四球」でした。
勿論、無死1塁で必ず点が入るとは限りません。横浜なんかは。。。笑
ただ、無死1塁の後には3人の打者が打席に立つことになります。
そうなると打率3割近い打者が3人ということになれば、誰か一人くらいはヒットを打つことも想定されます。
そしてそれが3塁打であれば点を取られます。まあ、そういうことですね。
そして横浜は6回にビッグイニングを作りました。
2死から四球を挟み6安打ですね。
まあ大家のヒットは儲けものですが、ヤクルトの捕手は相川。
どうしてこうなったのか?ですね。
やはりこれはハーパーなんだと思います。
まだ相川の中にはハーパーの具体的な攻略法が描けていないんだと思います。
そしてそのハーパーのヒットを引きづるようにヤクルトバッテリーは村田を歩かしてしまい、スレッジ・カスティーヨ・橋本とデータの多くないでも、それなりのベテラン新戦力に読み負けた格好です。
やはり3周り目というのは要注意なんですね。この辺を武山がどう見ているかが気になるところです。

2戦目。こちらは横浜が3安打3点、ヤクルトが8安打1点という何ともな試合。
勝ちがなくなった加賀もかわいそうですが、ヤクルトのバーネットはもっと可愛そうな気がしましたね。
結論から言えば「ミスをしたら負け」ってことなのですが、ヤクルトの8安打も実は効果的でない8安打だったことも関係しています。
私の記事を見ていただいている方はおわかりになると思いますが、やはり先頭打者の出塁が得点のポイントになります。そして、ヤクルトの8安打のうち3安打が先頭打者のものなのですが、その3
安打は・・・ガイエル・相川・相川というもので、いずれも盗塁が「0」と「1」の選手。
こうなるとヒットが3本続かないと得点になりにくい状態と言えます。
案の定、2回のヤクルトの攻撃は2安打でも得点ならず。そして7回の際はバントを絡めて2安打で1点取ったところ。どこのチームも概ね同じですが、打線のパターンというのは

「足のある選手が出塁」⇒「スラッガーが走者を帰す」

こういうパターンです。

「(足の遅い)スラッガーが出塁」⇒「足はあるが非力な選手が返す」

このパターンはかなり厳しいですよね。

つまり、「攻撃のめぐり合わせ=先頭打者が誰から始まるか」というのもまた勝ち負けの大きな要素なんですね。

2010.7.31○湘南13-10西武二軍

「まだ行ったことのない郡山(一軍)」と「車ならちょいちょいの上尾(二軍)」と悩んで、寝坊が出来る上尾に行ってきました。笑

**************************
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
湘南 2 3 0 1 1 1 2 0 0 3 13
西武 0 0 0 0 0 3 1 0 6 0 10

勝:高崎
負:岩崎
S:小林太

湘南/杉原(6回)-高宮(2/3)-木塚(1/3)-佐藤(1回)-吉原(0/3)-高崎(1回)-小林太(1回)
西武/中崎(5回)-松永(1回2/3)-上原(1/3)-宮田(2回)-岩崎(2/3)-星野(1/3)
HR:(湘) 筒香2ラン、内藤ソロ&2ラン、北ソロ、野口2ラン
  (西)大島3ラン×2本、大崎ソロ
***************************

試合展開としては草野球モードでした。笑。
しかし、暑くてボーッとしがちな日だったので、こういう展開は何となく忙しい感じでちょうど良かったですね。
ただ、延長までは希望してないです。笑
では、選手個々への所感やら。

<杉原>
湘南の先発は杉原。
二軍で頑張った御褒美に一軍昇格も四球(特に先頭打者)から失点し、即二軍に戻ってきた。
そんな杉原の先発時の課題は2つ。「四球を少なくすること」「先頭打者を打
ち取る」というこの二つ。
では振り返りましょう。
 ・四死球 :6イニング全26打者に対して4個。平均1回につき0.7個⇒こちらは許容範囲。
 ・先頭打者:「①三振」「②三振」「③投ゴロ」「④中安打」「⑤三ゴロ」「⑥四球」という結果。結果だけ見ればまあまあなのだけど、やはり6回の四球が勿体無い。そして案の定、この回に失点。この日絶好調だった大島に3ランホームランを打たれたのだけど、その前のランナーが二人とも「四球」というあたり、勿体無い。
とはいえ、それまでは140km弱のストレートを丁寧にコースに投げ分けていたし、これからを期待させてくれるピッチングでした。
(あと正直、暑かったからね。。。流石に6回も投げていればバテても仕方ない陽気だったよね。)

<杉原以外の投手陣>
・木塚・佐藤・小林については何も問題なし。
・木塚は少し穴の掘り方が少ないのが寂しかった。笑。
・小林は徹底した低目への制球に拘っていた。
・高宮はね。。。不用意に一発を喰らってしまったけど、中継ぎとしてポジションを奪うにはホームランだけは打たれてはいけない。
ましてや二軍の打者には。
・高崎は球威は良かった。問題は大島への配球と制球力。西武のバッターはベテランの大島。横浜で言えば佐伯に近い存在。変化球やらへの対応は技術でカバーできるものの高崎ぐらいの伸びのあるまっすぐはちと厳しい打者。そして高崎は大島にキレのあるストレートでグイグイ追い込んでいってツーストライクに追い込んだ。そこへ何と打ち頃のスライダーが高めから真ん中に。大島はボールの下を打ち、綺麗にライトスダンドに。。。。
ここの問題は二つ。まず「ストレートを嫌がっているベテラン打者に、何故ス
ライダーにしたのか?」「仮に一球外すつもりなら、何故、きちんと外さなかったのか?」といったところ。黒羽根の配球ミスなのか、高崎の制球ミスなのか。。。ただ、仮に高崎の制球ミスなのであれば、高崎が制球ミスをすることを勘案して黒羽根は配球すべき。よって、あそこはやはり「まっすぐ」だったんでしょう。
・最後に吉原は論外。イニング頭から出てきて3連続四死球。論外です。
2008年6月頃の輝きあるピッチングを憶えているだけに残念でなりません。。。

<内藤>
打者では内藤!
いやぁ~いい振りしてました。先日ケガした後遺症はなさそうです。とにかく左手(後ろの手)の押し込み方がホームランバッターのそれ。
2本目のホームランなんかは本当に美しかったです。そんなわけでか、打った瞬間、走りませんでしたからね。
春先は1軍で何度もチャンスを貰いつつ、結果が出せなかったのだけど、今ならいい結果を出しそうだよ。
上がらないかな。。。。
そうそうこういう好調時は守備でもいい結果が。ダイビングキャッチやら、悪送球の拾い捕りやら、ナイスでした。

<井手>
6打数ノーヒット。2三振。まあ、これだけ見たらダメダメ。
でも、明らかに課題を持ってやっている。
それは「右打ち」。1本、引っ掛けてショートゴロがあったけど、ファールなんかも右方向ばかり。
西武の投手陣に速球派がいなかったことを考えると、実践で練習している感じ。
今の一軍の外野守備レベルは◎金城、○~△吉村・大西、△内川、△~×下園・スレッジという感じなので、守れる井手あたりが一軍にいると守備面の心配も払拭されるのだけどね。

<野口>
いいね。野口。
まあ、正直、捕手としては厳しいけど、右打者としての一振りはまだまだ期待
できると思うのだけどな。。。。
一軍のレギュラー捕手は武山で、左の代打橋本、右の代打野口って感じなら、捕手枠を3人にしていても有効なような気がするのだけどね。

<ジェニー>
あまり良くなかったな。。。とりあえず「叩きつける」というところを意識しているのならいいのだけど。


二軍も残り30数試合。
チーム成績も気になるけど、それ以上に「次につながる何か」が見えてこないと。。。。
頑張っている選手にはいい結果・成果が出て欲しいですね。

振り返り(2010.7.27&28)阪神戦

まず阪神戦です。


<1戦目>ランドルフvsスタンリッジ
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横浜 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
阪神 0 0 0 1 0 3 0 1 x 5

<2戦目>清水vsメッセンジャー
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
横浜 0 0 0 2 0 0 0 0 1 3
阪神 0 0 0 0 0 0 6 0 x 6

この2試合はほとんど同じ展開で進みました。
どう同じ展開かというと、「阪神打線3周り目」というのがポイントです。

まずバッテリーが打者を攻略する際の配球にはパターンがあります。例えば
・「まっすぐ」を見せ球に「変化球」勝負(もしくはその逆)。
・苦手コースを徹底的に攻める。
等々。
球種の多い投手だと色々なパターンが出来るし、そうでなければ少なくなります。
まあ、同じ球種でもインコース・アウトコース、高目・低目と組み合わせればパターンは増えますが、実はそういうのにも基本的な組み合わせのパターンがあるんです。
基本は「斜め」です。「アウトコース低目⇒インコース高目」「アウトコース高目⇒インコ-ス低目」といった感じで。
そうなってくると実はあまり多くのパターンというほど、沢山のパターンがあるとも言えなくなります。

この配球のパターンというものを分析し、「読めるか読めないか」というところが勝負のポイントになります。
各チームのスコアラーが中心になって相手チームの配球を紐解き、それを打撃コーチが消化し、選手に狙い球を絞りこませたりします。
勿論、ベテラン選手などは、そのスコアを見れば大体、読めるものだとも思います。

この配球パターンというのは、(1回~3回等)まずはバッテリー側が有利です。
いくつかあるパターンのうち何を使うかは打者がわからない中、勝負できるのですから。
そして2周り目になると、「同じパターン」か「それ以外」となって、更に3周り目になると、更にそのパターンの絞込みが出来やすくなります。

結果論ではなく、勝つチームというのは、この絞込み(読み)が上手なスタッフ・選手がいるチームなんだと思います。
下の成績を見てください。
阪神戦2試合の打撃結果です。
(×:凡退、○:ヒット等、◎打点のあるヒット等、☆:ホームラン、B:四死球、-:バント)

      7/27     7/28
1・鳥谷 ×B××     ×××◎ 
2・平野 ××○○     ×××-
3・マト ××××     ××○○
4・新井 ××◎×     ○×○×
5・ブラ ×☆×☆     ××◎
6・金本 ○×○×     B×○ 
7・城島 ××◎×     ××◎○
8・浅井 ○××      ××-×


1・内川 ×○××     ×○×○
2・石川 ○×××     ×○××
3・ハパ ×××☆     ×◎××
4・村田 ×◎××     ×B○×
5・スレ ×B××     ××B×
6・カス ×××      ×××☆
7・下園 ××○
7・吉村          ○×××
8・武山 ××       ×××

阪神の選手が3打席目にいい結果を出しているのがわかります。
2試合とも3打席目は横浜の先発(ランドルフ・清水)が投げています。
一方、横浜の打撃成績からは、あまり傾向というのが伺えません。
これはよく言えば「選手に任せている」、悪く言えば「ベンチが何もしていない」結果だと僕は考えています。
たかが2試合なので、何とも言えませんが、阪神レギュラー捕手の城島が3打席目にタイムリーを打つあたり、捕手としての経験に基づいた配球パターンの「読み」が功を奏しているように感じます。
この辺の課題を解決しないと、横浜にとっての「魔の6回・7回」、相手チームの「ラッキー7」というのが減らないように思います。

ちなみにスコアラーについて少し言及。
スコアラーというのは、プロを引退した選手が勤めていることが多くあります。
勿論、それを非難する気はないです。
ただ、その取得したデータを分析し、攻略するための「戦略データ」を構築するスタッフは「数学者」を入れてみることを提案したいですね。(MLBは既にそうなっています。)