中央線で読む新書 -28ページ目

世界大恐慌

大恐慌前夜のボリュームが少ないので物足りない。

【物足りず】 講談社選書 1999年
秋元 英一
世界大恐慌―1929年に何がおこったか

インテリジェンス 武器なき戦争

手嶋龍一(元NHK)と佐藤優の対話。
手嶋が逐一、佐藤をラスプーチンラスプーチンラスプーチンラスプーチンラスプーチン
ラスプーチンラスプーチンラスプーチンラスプーチンラスプーチンと呼び、辟易する。

【辟易】 幻冬舎新書 2006年

手嶋 龍一, 佐藤 優
インテリジェンス 武器なき戦争

金より大事なものがある

村上ファンド・ライブドア・ファンド批判。

ニッポン放送の資産の歪み(時価と簿価の差。本業の売上げよりも
遙かに大きいフジテレビ株保有分の時価)については問われていない。

ファンドがけしからんというなら、彼らが目をつけた資産の歪み(資本も
親子関係が歪んでいる)に対する、モラルからの見解を述べるべきである。

【つまみ読み程度なら】 2006年
東谷 暁
金より大事なものがある―金融モラル崩壊

女学校と女学生

面白い。旧制高校はたびたび寮文化や教養主義が顧みられるが、本書は旧制
女学校の乙女な文化を調査したもの。
教師へのあだ名(「サツカリン」甘い教師、「ナフタリン」虫の好かない教師 など)
手紙文化、エス(シスターの頭文字。ロマンチックな姉妹関係)…。

【話のネタ本にGOOD】 2007年
稲垣 恭子
女学校と女学生―教養・たしなみ・モダン文化

ジャパンハンド

米国の知日派のこと。
日本がどうこうというよりも中国と対峙するのに出汁に使われつつあるようだ。
ポールソンが財務長官になるあたりがその例であろうけれども。
煽りがなく、地味な内容ながら読み応えはある。

【話のネタ本にGOOD】 2006年
春原 剛
ジャパン・ハンド

日本の偽書

竹内文献はじめ、偽書を必要とした人たちとその時代。

【つまみ読みにGOOD】 2004年
藤原 明
日本の偽書

「アンアン」1970

一時数多出た編集者もの。

【わざわざ読むほどのものではない】 2007年
赤木 洋一
「アンアン」1970

昭和史の論点

坂本多加雄、半藤一利、秦郁彦、 保阪正康による
イデオロギーとは無縁の昭和史の茶飲み話。

【通勤用にGOOD】 2000年
坂本 多加雄, 半藤 一利, 秦 郁彦, 保阪 正康
昭和史の論点

グロテスクな教養

80年代のニューアカを最後に、逆にサブカル化していく教養。
その栄枯盛衰。

【つまみ読みにGOOD】 2005年
高田 里惠子
グロテスクな教養

ワーキングプア

悲惨さを書ききるだけの筆力も、マクロからの分析も、いまいち。

【わざわざ読むほどのものではない】 宝島新書 2006年
門倉 貴史
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る