ハーブボール講義のネタ帳3 幻のロイヤル・ハーブボール | 【タイ有有B】CCAタッチ学んで教えるプラットフォーム

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タイでハーブボールがいつ頃から使われはじめたかは、定かではありません。

ナライ王の治世(1653-1688年)の時、宮廷の医師たちが、81個のタイハーブ薬のレシピを書いて王様に献上しました。
この「ラナイ王のタイハーブ処方の本」は、現在のタイ伝統医学のベースとなっています。
これはヤシの葉に記録されました。

この57番目のレシピに、筋肉疲労や関節の痛みを解消させるハーブボールのレシピが書かれています。
とすると、タイでハーブボールは350年ほど前にはすでに使用されていたことがわかります。

使用されてるタイハーブは、ボンツク生姜(プライ)、タマリンドの葉、ハマユウの葉、ブラッククミン、シナモン、海の塩です。
ハムユウの葉(バイプラップルン)は筋肉の張りを緩め、筋肉の炎症、関節の痛み、腫れ、打撲、捻挫を治し、肌に栄養を与えます。
ブラッククミン(ニオイクロタネソウ)は、海外では「死以外には効く」という有名な万能ハーブですが、湿布では関節の痛み、腫れ、打撲、捻挫を治します。
シナモンは頭痛、疲労を和らげ、血圧を低下させます。

この「ナライ王のハーブボール」は、王ブランドとしてアピール度抜群ですが、タイのマーケットを探してもほとんどみつからない幻のロイヤル・ハーブボールです。
これは、タイ伝統医学局と厚生省が、このレシピでの製品化には登録申請料と製品に3パーセントのコミッションを要求してることが考えれます。
日本でおなじみの役人たちの利権のために市場が活性化しない典型例です。
国際的に一旦は非科学的なものとして否定され、衰退した庶民の代替医療の役割が注目されはじめたのは、高い特許料の海外の薬買うため政府の医療費の財政の負担が増加したこという、各国政府のご都合が原因です。

 

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