「ナライ王のタイハーブ処方の本」が実際に本として出版されたのは1917年のことです。
この本は3部構成で、
1部 病気を起こす四大元素とデトックス剤
2部 タイハーブ薬レシピ
3部 オイルとバーム
となっています。
処方を書いた医師9人には外国人もいて、インド人1人、中国人1人、西欧人2人がいます。
ナライ王の時代は、外国との交流も盛んで、医学にも外国の知識が入ってきています。
オイルやバームの知識は西欧人のものです。
四大元素とは、宇宙の構成要素を、土・水・風・火の四大元素とし、小宇宙の人間も、その体の中の四元素のバランスがくずれると病気なるという考え方です。
古代インドも古代ギリシャも四大元素説をとりましたが、後に0を発見したインド人は空をたして五大とし、ギリシャ人もアリストテレスがエーテルをたして五大としました。
お金好きな中国人は金をたして五行としましたね。
タイ伝統医学は仏教の影響を受けていますので、四大元素説をとっています。
人は土水風火が集まって生まれて(四大集合)、土水風火が離れて死にます(四大分離)。空(魂)は残りますから、実は「人は死なない」のですね。
この4大元素は、タロット、錬金術、魔法、ファンタジーの創作などの原点になっていいます。

伝統的なタイハーブボールも四大元素の原理によって作られます。
土・水・風・火の要素のバランスをととえるタイハーブを調合します。
これに空(魂)を込めて施術します。
ハーブなら何度も詰め込めが良いというものではありません。
創造的破壊はOKですが、単なる破壊はNGではないでしょうか?



タイマッサージの創始者と言われているインド人のシワカ・コマラパは、当時の最高峰のタキシラ(パキスタン)の医学学校で医学を学び、後にブッダの主治医になりました。
ある時、マスターから全員に課題が出されました。
「森に入って、薬草にならない草花を採取してきなさい」という課題です。
しばらくして、先輩たちが、それぞれの草を持って帰ってきましたが、年少のシワカは何も手に持っていません。
先輩たちは、そんなシワカを嘲笑いました。
マスターがその理由をたずねると、「薬にならない草花はありません」と答えて、先輩を抜いて卒業を許可されました。
和草ハーブボールの試みは、新しい創造で期待しますが、和の原理、原則も欲しいですね。

タイ人は自国の文化だからしにくいですが、外国人は簡単にしてしまいます。
もちろん創造的な破壊をできるのも外国人です。


タイで一悶着ありましたが日本でヒットした美容ルーシーダットンなんか、日本人による創造的な破壊ですよね。
タイではいまだにローカルのヨガですけど・・・。
ルーシーダットンとは、タイ伝統医学的には、セルフマッサージの分野です。



「日本の留学生仲間が、バンコクに東京温泉というソープランドを作ったので、ぼくは東京トルコを作った。知り合いばかり来てすぐ潰れた。」と、どっちの店がどっちか忘れたが、昔お世話になった日本アパレル企業の顧問をしているタイ人が言ってました。
大人の男のおとぎの国、金魚鉢といわれるガラス張りの部屋なんか、創造的破壊で「ナイスですねー」なんじゃないですか。
例がいまいちかい???
 

CCA予習・復習動画がYouTubeでオンラインで視聴できます。
01-05CCAタイマッサージレベル1-5
06CCAジャップセンマッサージ
07CCAハーブボールセラピー

08CCAトークセンマッサージ
09CCAフットリフレクソロジー
10CCAルーシーダットン
11CCAタイオイルマッサージ
12CCAホットストーンマッサージ
13CCAおなかダイレクソロジー
14CCAベビーマッサージ
15-17CCAホームマッサージ

CCAタイマッサージ理論の本の更新バージョンがWEBでお読みになれます。

CCA読んでうまくなるタイマッサージ理論のHP