タイ語の日本での唯一の国家資格に、「通訳案内士」がある。
日本に来たタイ人の旅行者のガイドをする資格です。
タイ人の年間訪日旅行者は、今や100万人を超えている。
受験科目には、タイ語はもちろん、地理や日本史も試験科目もある。
この日本史の勉強するのに、大学受験用の本「超速日本史シリーズ」を、とても楽しく勉強させてもらった。
著者は元代々木ゼミナールの講師の竹内 睦泰さん。
第73代武内宿禰(たけうちのつくね)を世襲し、南朝後醍醐天皇の直系をなのる裏神道の陰陽師。
軽ーく言えば魔術師ですね。
先祖武内宿禰は、古事記や日本書紀に出てくるが複数の天皇につかえて、360歳くらいで亡くなった。
天皇家の南朝と北朝の確執は、高校時代に日本史で習ったと思います。
その南朝系の竹内さん、北朝系の明治天皇の玄孫の評論家・作家の竹田恒泰さんと会ったことで、これまで竹内家が天皇家にかけていた呪いをといた。
その呪いとは「皇室に女の子のみ生まれるように」というもの・・・。
そして皇室についに男の子が誕生した。
タイも10代目の王様を冠する日本と同じ立憲君主国。
当然タイ人も「天皇家」に関心がある。
タイ語通訳案内士をめざす人は天皇について説明できないと恥ずかしい。
その竹内睦泰が、先日53歳の若さで亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。