ANBERNICのRG35XX Hがセールで安くなっていたので購入してみました。
※同梱品やスペックの詳細については、詳しいサイトがあるのでそちらでw
公式?のページから注文して1週間弱で届きました。
外箱はしっかりしてますね。
Switchと比較するとこれぐらいのサイズ感です。
↓やはり保護フィルムは必須ですね。個人的には低反射タイプが好きです。
早速起動してみましたが、なんだか入れたデータに対して対応しているエミュレータが少ないように感じました。
「あれ、これだと新しく買った意味があまりないかな?」ということで、速攻でCFWをインストールします。
参考にしたのはこちら。
※標準のOSを公開しているANBERNICの公式ページがないので、問題があったときの復旧用に、本体付属のmicroSDはイメージバックアップをとっておきます。
最初に試したのは「Garlic OS」です。
本体付属のmicroSDにbootloaderをコピーして、TF2に挿入する2枚目のmicroSDカードにスクリプトとOSイメージを入れるようですね。
ぱっとやってみたところ、OSは起動しました。
私が試したGarlic OSはVersion 2.0.1でしたが、本体の設定が足りないように感じます。というか設定があるんでしょうか。
Wifi、Bluetooth等の設定が見当たりませんでした。どうにかやったら出てくるのかな?
「コレは無いな」と思って、別のCFWを試します。
次に試したのは「Batocera」です。
これはイメージファイルをmicroSDに書き込むタイプでした。
早速、イメージファイルを書き込んだmicroSDをTF1スロットへ挿入して起動します。
おお、おなじみのEmulationStationの画面ですね。
Wifiの設定やBluetoothの設定もあるようです。
実際にWifi接続もBluetoothの接続も出来ました。
ゲームごとのサムネイル表示も対応しているので、いつものEmulationStationな感じで良いですね。
ゲーム中の設定はいつものRetroArchです。
Bluetoothコントローラーを接続して、HDMI出力でTVでプレイしてみます。
これも問題なさそうです。
画面も綺麗ですね。
しかしこの「Batocera」、電源OFF状態から充電ケーブルを接続すると、「スリープ/サスペンド」状態になります。
この状態になるとゲームをプレイしていなくてもバッテリーを消費します。
「スリープ/サスペンド」状態で、おおよそ1日で80%近くを消費するようです。
これは気をつけないと、いざプレイしようと思うとバッテリー切れが起こりそうです。
さて、現状ではCFWを含めてOSの機能が足りておらず少し不便に感じると思います。
※2024/5/18 更新
Stock OS(標準のOS)がアップデートされているようなので、試してみました。
サムネイル表示のやり方もわかったので、当面はStock OSで遊んでみようと思います。
標準のOS(Stock OS)・・・対応エミュレータが少ない?
Garlic OS・・・WifiやBluetooth等の設定がない??
Batocera・・・充電すると「スリープ/サスペンド」状態になって、バッテリーを消費する
2024年3月末時点での状況ですが、遊ぶために使うなら「Batocera」が一番いいかと思います。
充電時の「スリープ/サスペンド」状態問題があるので使い方は少し面倒ですが。
この辺は試してみないとわからないところがあるので、今後のCFWや標準のOSのアップデートを待ってみようかと思います。
良いガジェットとは思うのですが、現時点ではあと一歩足りない感じですね。(ソフトウェア的な意味で)
動作動画:
MAME、PS1、PSPを動かしています。