私は弱視です。右目が弱視で視力は低く、左目の視力は通常で0.7ほどあります。
子どもの時にその話をされましたが、私は私の見えている世界が全てなので、何が問題なのかは分かりません。
目は、6歳ごろでほぼ成長を完了していると言われているらしく、それまでに弱視は処置を行う必要があったようです。私は右目が弱視だったため、右目の筋力を鍛えるべく、すべてを右目で見て過ごすようにというトレーニング方法でした。
トレーニングと言っても、鍛える目の反対の目をシールで貼って見えなくするという簡単で原始的な方法です。
私は、療法をやりましたが、今思えば「ただシールを見える目に貼って、見えない世界で動くだけ」というものでした。
シールは剥がすときが痛くて、見た目も子供ながらにとてお違和感がありました。。。
「片方の目が弱視??・・らしい、、それを鍛えるために見える目を覆っている・・・見えづらいのを我慢して、早くシールを剥がしたい・・・」その程度の意識です。
見える目に貼るシールは、顔に貼って目を覆う卵型のシールです。子供ながらにそれを顔に貼って歩くのは抵抗が有りました。
アイパッチだっけ?
・・・
それから月日が過ぎて、いい歳になりました。
見えない右目と見えやすい左目で生きてきました。
この歳で受けた健康診断で、「眼圧が高い」との診断を受けます。そのために、念の為眼科で検査をしてもらいました。
検査は視力検査や眼圧検査、問診等を受けて問題はなかったのですが、、、、、
視力検査で弱視の目を検査したとき、人生で初めて弱視の目でピントが合った画像を見たのです。
おそらく、機械が目に合わせてピントを合わせてくれるタイプの検査装置なんだろうと思います。
衝撃でした。弱視の目で、生きてきた長い中で、初めてピントが合ってモノを見れたと。
機械が表示するドット絵の飛行機の絵でしたが、ドットまではっきり見えました。
そこから、実は医者との問診とかはほとんど耳に入ってきませんでした。
「弱視の目が見えるかもしれない・・・」という期待です。
それから、すぐに「アイパッチ」に変わる、弱視のトレーニングになる方法を探しました。
私が考えたのは、「オシャレっぽい伊達メガネの片方の目を覆う」という方法です。
見える方の目をできるだけさり気なく?覆って、伊達メガネでなんとなくオシャレ感を出す。
そこで見つけたのがコレです。
私はコレと、普段使っていた伊達メガネを合わせました。
メガネに取り付けるカバーです。これで目を覆って、アイパッチと同じ効果をねらいます。
今はこんなアイパッチの方法もあるんですね。。。
肌色の変な湿布みたいなシールを顔に貼るより全然、何倍もいいです。
早速、注文して試してみましたが、シールより全然負担が少ないですね。
この歳で弱視のトレーニングに意味があるのか、今流行りのAIに聞いてみたら「ほとんど意味ない」と言われましたwww
先のように、目の成長は6歳ぐらいまでというのが理由らしいですが・・・。
・・・できると信じてやってみることにします!!
弱視の目でも見えるようになると、今まで見てきた世界が違うように、立体感があるように見えるのではないかと期待して。
(見たこと無いからわからないけどw)