両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法
Current Approaches in Orthognathic Surgery http://dx.doi.oig/10.5772/intechopen.83547 より抜粋した写真です。
今日は皆さんが気になっている両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法について説明します。
上の写真は両顎の中で上顎のLe Fort Iosteotomyの時にSeptal Osteotomeという器具を使って鼻中腔を切骨させている様子です。 両顎時に鼻中腔を切骨させる方法がいくつかありますが、実は私は個人的に上記のようなseptalosteotomeを利用した方法は使いません。
その理由は後ほど詳しく説明します。
とにかく鼻中腔を切骨させなければなりませんが、この時に間違えると鼻中腔が湾曲し、これによって鼻づまりが生じ、鼻の広がりにも影響を与えます。
今日の話に入る前に······
未だに両顎手術と言えば命をかけて受けなければならず、
副作用100%で、また絶対受けてはいけない手術だと怖がらせ、両顎手術の代わりに合っていない手術を勧められて結局
効果がなかったり逆効果で結局両顎手術を受けにまた来る方がとても多いです。
最近になって技術の発達で心配される取り返しのつかない副作用はほとんどなく、
危険性は一般輪郭手術と同じです。
回復の指標となる手術時間も2時間で切開から縫合まで、両顎手術のすべての過程が終了します。
両顎手術後の腫れの詳しい話は
下記リンクを直接クリックしてください!!!
上の写真は参考に両顎時に上顎骨を切骨する切骨線の位置を示した写真です。
[AO Foundationウェブサイトから抜粋しました]
参考に上顎を切骨する両顎手術の中から上顎手術法であるLe Fort I Osteotomy過程を簡単に説明します。
このように上顎を切骨するためには、骨に付いている骨膜を全部剥離しなければなりません。
ところが、切骨部位だけ長く剥離するのではなく、切骨線より広く剥離すると、切骨時に軟部組織の傷が少なくなると血が少なくなり、腫れも早く抜けて回復が早くなります。
つまり、上の切骨線周辺をはるかに広く剥離することになります。
両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法の話が続いています。
骨膜を切骨線より広く剥離してから切骨します。
切骨方法は次のとおりです。
上下の写真は
Pocket Dentistry Fastest Clinical Dentistry Insight Engine Le Fort I Osteotomyから抜粋しました。
上下の写真のように、上顎の外面と後ろの骨を切骨します。
でも、実際は上下の写真のように器具を使ってしません。
手術を行う院長ごとに副作用を減らし、手術時間を減らし、出血を減らすためのノウハウがあると思います。
私の場合、実際は上下の写真のように切骨はしません。
とにかく上顎をこうやって切骨するというお話をするために写真を抜粋してアップしました。
上の写真のように切骨をしますが、
この時、上顎骨の前部と外側横部だけでなく、上顎骨の後ろ部と内側横部を節稿しなければなりません。
教科書には記述されていませんが、後ろの骨を切骨する要領があり、
当然内側の骨を切骨する要領があります。
私がコツと言う理由は、ただむやみにかなで切骨するのではなく、
出血を減らし神経などの損傷を避ける方法があります。
特に後ろからつながっているdescending palatine artery and nerveという下行口蓋動脈と神経をよく保存しなければなりませんが、むやみにかなで切骨をしたりハンマーで叩くと予想外の出血や神経損傷が生じることがあります。
しかし、ある程度経験のある院長なら、血管神経を痛めないように上顎骨の後壁と内側壁を切骨するノウハウがあると思います。
もし気になる院長の方々は、お問い合わせいただければ詳しくご説明いたします。
切骨が完璧にうまくいくと、力を入れなくても下の写真のように上顎の骨が下に落ちます。
[上の写真はAO Foundationウェブサイトから抜粋しました]
両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法についてお聞かせしています。
上顎の骨の前部、外側部分、内側部分だけでなく、
後ろの骨まで完璧に切骨できると、力を入れなくても上の写真のように上顎骨が開き、下に落ちます。
downfractureと言いますが、力を入れて落としてはならず、切骨をしっかり出来ると自然に広がります。
そうしてこそ血も出ないし神経も痛めなく手術も早く終わって回復が早いです。
このような切骨をするためには、まず軟部組織の剥離をよくしなければならないと上記で説明しましたが、
剥離範囲は次の通りです。
(実際は下の写真のように剥離はしません。 十分に剥離して手術視野を確保し、軟部組織が切骨時に傷を少なく受けると出血が少なくなり、腫れが少なくなりますが、下の写真のように広く剥離することはありません。 いつか機会があれば、以前整形外科学会で発表した手術スライドをお見せしながら説明する機会をつくりますね。)
鼻の広がりが生じるメカニズム、
一つ目は上の写真のように剥離することで鼻を支える複数の靭帯が剥離するからです。
このように剥離すると鼻が広がるので、手術が終わる前に鼻を元の場所に集めて固定します。
骨を固定するのではなく、軟部組織を本来の鼻の形に合わせて集めて縫合します。
Cinching sutureと申します。
このcinching sutureをする時、どの部位をどの程度の力でどの方向にするかによって鼻の形が変わったり、
元通りに維持されたり、つまり広がったり、広がらなかったり、元の位置のままか、他の場所に移動したりします。
鼻が広がる一つ目の原因は、このように剥離によってやむを得ず発生する場合があり、
もう一つ目の鼻の広がりの原因は上顎骨の内側壁の剥離です。
すぐ下の写真が示しています。
上顎の骨の内側は鼻腔ですが、上顎切骨のためにはこの部分を剥離しなければなりませんが、剥離をすると鼻の形が乱れてしまいます。
これもまた、鼻の広がりの原因となります。
上記の写真はPocket Dentistry Fastest Clinical Dentistry Insight Engine Le Fort I Osteotomyから抜粋しました。
話の途中ですが案内事項です。
最近になって誤った診断で間違った手術を受けてから効果がなかったり逆効果で苦労して結局私を訪ねてきて、
その時になってようやくまともな手術を受ける方々が多いです。
特に両顎手術と輪郭手術···
患者さんだけでなく、さらには医師まで輪郭と両顎を区別できず、
間違った手術を勧める場合が多いです。
輪郭して効果がなければ両顎ではなく、
輪郭と両顎は全く違う場合に施行される全く違う手術です。
私がいつも強調しています。
癌手術だけ正確な診断が重要なのではなく、美容手術も正確な診断が一番重要です。
診断が正確であるためには、手術者がすべての手術を行うことができなければなりません。
特に誤った診断が多い分野、まさに輪郭分野ですが、
私のユーチューブでは輪郭手術を受けてはいけない場合をシリーズでアップロードしました。
以下のリンクを直接クリックしていただくと、
いつ輪郭を受けてはいけないのか、どのような手術をすべきかについてシリーズでアップロードしています。
下記リンクを直接クリックしてください!!!
上の写真は一番上の写真で説明した鼻中腔を切骨させる器具ですが Septal Osteotome という器具です..
鼻中腔を切骨させる器具ですが、実際なは私はこの器具を使っていません。
様々な問題を引き起こすので他の方法を使う院長の方が多いと思います。
今日は、両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法について説明しました。
両顎の中で上顎を切骨する方法であるLe Fort Osteotomyをする過程で、鼻中腔を切骨して処理する過程で処理が不十分な場合、鼻中腔湾曲によって鼻づまりが発生する可能性があり、
切骨のために剥離をする過程で上顎骨の前側の骨と内側の骨の軟部組織を剥離する過程で鼻の形を支える靭帯が損傷して鼻の広がりが発生する可能性があるとお話しました。
しかし、院長たちだけのノウハウで鼻をよく整え、両顎手術を終えることで鼻の広がりは十分予防が可能で問題にならないという点を申し上げます。 鼻の広がりと鼻ずまりの心配なく両顎手術を受けてください!!!
今日のサービスは牛のばら肉の3種~~~
どこから始まったのかはわかりませんが、
何でも3つ食べると3種^^
ガンギエイから始まって様々な3種がありますが、
今日は牛のばら肉の3種です。
牛のばら肉とホタテ、コンドゥレのような野菜を一緒に食べます。
とても独特で韓牛と海産物を同時に食べることができ、一味違った牛のばら肉3種でした。
それに山菜までㅎ
今日は両顎手術後の副作用 鼻の広がりと鼻ずまり‐原因と予防治療方法とサービスの牛のばら肉3種でした。
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