お盆の間は、人が多いので実家に帰るのは二の足を踏んでおりました。シネマ ジャック&ベティで映画三昧。
8月10日「偏向報道」
8月14日「マイプライベート・アイダホ」
8月16日「ヴィヴァルディと私」
どれも名作揃いですが、上映館が少ないのが悲しい。
ところで、2026年のお盆は特に線状降水帯の影響で豪雨が多い一週間でした。この足の状態で遠出をしていたら、その後の1週間、会社に復帰できていたかがわかりません。災害に遭われた方にはなるべく早い回復をお祈りします。
以下は日本気象協会の引用です。
千葉県では、13日から記録的な豪雨となりました。線状降水帯が3回発生し、気象防災速報「記録的短時間大雨」は千葉県内で計25回も発表。千葉県にはレベル5大雨特別警報やレベル5土砂災害特別警報が発表されました。千葉市で24時間雨量が367.0ミリと観測史上1位の大雨となるなど、記録的な大雨となりました。この記録的な豪雨によって、冠水被害が相次ぎ、人的被害も発生しています。
気象庁はこの記録的な豪雨に対して、「令和8年8月千葉豪雨」と命名しました。
出典:関東など15日にかけてゲリラ豪雨に警戒 冠水道路の走行は危険 車への浸水の影響は(気象予報士 吉田 友海 2026年08月14日) - 日本気象協会 tenki.jp
14日の昼頃の横浜です。
関連リンク
映画『ヴィヴァルディと私』オフィシャルサイト 2026.5.22(金)公開
ヴィヴァルディと私 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
映画の背景について
概要
18世紀初頭(1716年)、作曲家ヴィヴァルディがベネチアのピエタ院にバイオリン教師として赴任した実話を題材に、彼の指導のもと才能を開花させていく孤独な少女の成長と、己の才能が評価されることを渇望するヴィヴァルディの内なる野望を描いたドラマ。
(略)
イタリアのテレビドラマ「アート・オブ・ジョイ」で注目されたテクラ・インソリアがチェチリア、「眠れる美女」のミケーレ・リオンディーノがヴィヴァルディを演じた。監督・脚本を手がけたのはイタリアを代表するオペラ演出家で、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開・閉会式でクリエイティブディレクターを務めたダミアーノ・ミキエレット。
2025年製作/110分/G/イタリア・フランス合作
原題または英題:Primavera
配給:彩プロ
劇場公開日:2026年5月22日
ヴィヴァルディと私 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
スタッフ
監督:ダミアーノ・ミキエレット
製作:ニコラ・ジュリアーノ フランチェスカ・シーマ カルロッタ・カローリ ビオラ・プレスティエリ
原作:ティツィアーノ・スカルパ
脚本:ルドビカ・ランポルディ ダミアーノ・ミキエレット
撮影:ダリア・ダントニオ
美術:ガスパーレ・デ・パスカーリ
衣装:マリア・リータ・バルベラ
編集:バルテル・ファサーノ
音楽:ファビオ・マッシモ・カポグロッソ
ヴィヴァルディと私 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
キャスト
チェチリア:テクラ・インソリア
アントニオ・ヴィヴァルディ:ミケーレ・リオンディーノ
監事:アンドレア・ペンナッキ
院長:ファブリツィア・サッキ
ラウラ:イルデガルド・デ・ステーファノ
マリエッタ:コジマ・チェントゥリオーニ
アニェーゼ:フェデリーカ・ジラルデッロ
カテリーナ:レベッカ・アントナーチ
マッダレーナ:キアラ・サッコ
デンマーク国王:ミコ・ハーリー
エリザベッタ・パロリン:バレンティーナ・ベッレ
サンフェルモ:ステファノ・アコルシ
ヴィヴァルディと私 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
感想
まず、主演のチェチリアを演じたテクラ・インソリアさん。満島ひかりさんにそっくり
。 数百年も昔のことを描いているのに、何かしら、自分にもあった葛藤を感じるのは、チェチリアを満島ひかりさんだ~と思っていたからかもしれません…
。
出典:ヴィヴァルディと私
この映画はイタリア映画における最高の名誉とされる、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて、作曲賞、衣装賞、ヘアメイク賞、音響賞を受賞したそうです。この映画をかけてくれた映画館には感謝しかありません。
以降ネタバレです。
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ネタバレ![]()
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原題は「Premavera(春)」。でも、この映画はどちらかというと、ヴェネツィア共和国に実在したピエタ慈善院(Ospedale della Pietà、オスペダーレ・デッラ・ピエタ)は、救貧院であり、孤児院であり、そして音楽院でした。ピエタ慈善院を舞台に、チェチリアは、選択のない人生を迫られます。ですが、ヴィヴァルデイという師との出会いをきっかけにして音楽に目覚め、婚約者に左手の指を折られても、力強く自分の人生を歩み始めます。
以下はWikipediaにあるピエタ院の説明です。
1346年に孤児や棄児を養育するための慈善機関として設立された。のちに棄児はスカフェータと呼ばれる赤ちゃんポストによって預けられるようになった。預ける親の多くはいずれは引き取りに来ることを前提とし(多くの場合は実現しなかったが)、形見の品を赤ちゃんに添えた。女子は結婚しない限り、生涯をここで過ごした。男子も受け入れて船大工や石工などの職業訓練を行なったが、介護が必要などのよほどの事情がない限り16歳になるとここを去った。一方、女子は音楽的才能を発芽させれば、8歳から10歳にかけて集中的に訓練を始め、慈善院付属音楽院の「合奏・合唱の娘たち」の一員に育て上げられた。
(略)
共和国の法的保護の下にあったピエタ慈善院は、貴族や裕福な市民からの寄付と遺贈、音楽の才能のない「手工芸の娘たち」の収入だけでは十分まかなえず、付属音楽院のコンサートによる収入がピエタの運営を大きく支えた。
当時の移動方法
出典:ヴィヴァルディと私
当時の演奏風景を再現
出典:ヴィヴァルディと私
美しいものに目がない貴族の方々。
中央がデンマーク王
出典:ヴィヴァルディと私
チェチリアはバイオリンの才能をヴィヴァルディに見出され、コンサートマスターに抜擢。

出典:ヴィヴァルディと私
ヴィヴァルディの指導の下、チェチリアはめきめき上達。春の園遊会の中、アドリブでヴァイオリンを奏でる。
出典:ヴィヴァルディと私
ですが、当時はやりたいことよりも生きることが優先される世界。孤児のチェチリアはピエタ院が敷くレールにのるしか選択がありません。自身は、孤児で母親に捨てられたことがトラウマ。そして、すでにサンフェルモ伯爵が帰還したら、彼と結婚するのが決まっています。彼は彼女を手に入れる代わりにピエタ院に多額の寄付をするのです。院長はチェチリアが約束を破らないように常に監視。
当時の女性の扱われ方など、考えさせられました。そして、ヴィヴァルディの音楽に心を打たれました。
関連リンク
この映画は、原作をもとに制作されております。当時の生活に追われた人々よりも、選択肢が多い現代のほうが、自分の心の中を見つめる機会は多いと思います。私はサンプルを読みましたが、「現代に生きる女性ならではの視点」で描かれている傾向が強そうと思い、そこで止まりました💦。
18世紀のヨーロッパを描いた映画の感想
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