【時事】パリ　オリンピック開会式の余波　苦言と削除の嵐　＃Paris2024

　物議をかもしたパリ　オリンピック開会式。数万キロ離れた日本から見ても、監督やスタッフをねぎらいたい気持ちはいっっぱいなんですが、

苦しかったです。

『【雑記】パリ　オリンピック開会式　#Paris2024』7月26日から歴史香る町、パリでオリンピック開会式が開催されました。今回の開会式、聖火をもっていたコメディアンとジダンのやりとりに始まり、ジョン・ウィックで…

そして、各方面から意見を聞いて、上の記事で引用した、ジャン・ボードリヤールの言葉は、自国の国民を指して指摘していたのかもしれないと思いました。

「巨大な集団的ナルシシズムに導かれて、社会は自分で自分自身に与えたイメージと混ざりあい、自分で自分の罪を取り消し、広告が人びとに自分の肉体と威信を確信させるように自分で自分の存在を確かめる。」

ジャン・ボードリヤール.消費社会の神話と構造新装版(pp.339-340).株式会社紀伊國屋書店.Kindle版.

　今回は、宗教年齢状況が多種多様なオリンピックでの開会式ということで、歴史や宗教の問題を扱うことがどれだけリスクがあるのか、今後の悪い事例になると思います。これは、企画者の歴史や宗教に対する認識不足を物語っていますよね。

出典：franceinter

シャルル・フィリップ王子、「フランスのために恥ずべき叫び」とオリンピックの開会式を非難

（抜粋してBingにて翻訳）

アンジュー公爵シャルル・フィリップ・ドルレアン王子は、現フランス王室長のいとこにあたり、妻のナオミとともにドイツのホテルからオリンピックの開会式に出席しました。「私は熱心でした」とアンジュー公爵は彼の公式ウェブサイトに掲載された社説で述べています。

（略）

シャルル・フィリップ王子は、彼が「強く非難する」いくつかのシーンを指摘しています。当然のことながら、アンジュー公爵は、王妃が処刑されたコンシェルジュリーの窓から斬首されたマリー・アントワネットをオペラ歌手が解釈する絵に衝撃を受けました。シャルル・フィリップ王子にとって、それは「この式典で最も恥ずべき瞬間の一つ」だった。

「貴族たちは絞首刑にされる」という革命歌で幕を開け、女優がマリー・アントワネット役を演じ、自分の首を切った自分の首を両手で持っています。この式典の王室のゲストの寛大さを強調しましょう。ベルギー国王からスペイン国王、ルクセンブルク大公、デンマーク国王、カタール首長まで、いくつかの君主がトロカデロの公式トリビューンでこのシーンを目撃しました。Histoires Royalesは、フランス大都市圏が近隣諸国と8つの国境を共有しており、そのうち5つが君主制であることを思い出させます。エマニュエル・マクロン自身が、共同王子として、これらの君主制の一つの主権者であることを忘れてはなりません。

「この表現はスキャンダラスで、完全に不適切でした」とシャルル・フィリップ王子は付け加えます。「フランス革命は、苦痛と暴力に満ちた主題です。斬首された王妃マリー・アントワネットを表すことは、60万人以上のフランス人の死者を残した恐怖と血の時代を呼び起こす行為であり、祝祭的で普遍的であることを意図した祝賀会にとってスキャンダラスです」とフランス王の子孫は続けます。「オリンピックの開会式は、平和、兄弟愛、友情の価値を中心に人々を結びつけるためのものであり、分裂や残酷な歴史的な瞬間を思い出すためのものではありません。この光景は理解できず、心が痛むものでした」

Histoires Royalesは、世界中で約20億人の視聴者が見ているこのような式典が、今も続いている大きな歴史的混乱を思い起こさせます。たとえそれがすべてを解体することを意味するとしても、なぜ監督たちはそれをきちんとやらなかったのか。歴史の授業をするのは長すぎるかもしれませんが、トーマス・ジョリーと彼のチームを招待して、ウジェーヌ・ドラクロワが式典のシーンの1つを描いた有名な「自由の女神が人々を導く」が実際に何を描いているのかを調べてみましょう。それは、ルイ・フィリップ1世の即位で終わった7月革命である3つの栄光の年に触発されたため、フランス革命と混同されました。

（抜粋ここまで）

出典：histoiresroyales.fr

他の王族の方からも苦しい声が…

ジャン・フィリップ氏