1回目~2回目のネタバレ感想やオフィシャルサイトはこちらに詳しく書きました。
3回目の見所です。
グラモン侯爵役
ビル・スカルスガルドさん
作品情報など
ビル・スカルスガルド:プロフィール・作品情報・最新ニュース - 映画.com (eiga.com)
なんと、身長192センチメートル。パンフレットの監督のインタビューによると、チャド監督がビルとは古いつきあいだそう。ジョン・ウィックシリーズに関わっているデビッド・リーチが「アトミック・ブロンド」を監督していて、話したのが付き合いの始まりだそうです。今回の映画で、別の役をオファーしたら、「あの役をやりたい」といってきたのが「グラモン侯爵」だったそうです。監督が「悪役だよ」と伝えると、「それがおもしろいんじゃん」と。監督も書いていたけれども、いままでのジョンの悪役は脂ぎったオヤジが多かったんですが、今回、そのイメージを一変してくれました。
監督は監督で「毎回 違うスーツを着せたりして、笑っちゃうほど贅沢な暮らしを演出した」そうです。たまたまGQ誌に掲載されたビルの写真を見て、「光り輝く希望の星」に仕立て上げ、キアヌが演じるジョンは誰からも憎まれる「ダークな奴にすることにした」のだそうです。
ほんとうにくそ嫌な侯爵ですよね~。
バカでかい砂時計の砂が落ちるきるのに合わせて、デミタスカップに砂糖を山盛り2杯くらい入れて、NYコンチネンタルが焼け落ちるのを楽しんで見ているとか、ガルニエ宮でケーキ三昧とか。
出典:IMDB
出典:IMDB
名画に囲まれる豪勢な生活…。
パンフレットによると、監督は「ルーブル美術館で撮影できて大興奮だった」だったそうです。
出典:IMDB
ジェリコの「メデューズ号の筏」
出典:IMDB
余談ですが第二世界大戦中、パリがドイツ軍に占領されたときにルーブル美術館から移送される様子が生々しく、故谷口ジロー氏の「千年の翼 百年の夢」に掲載されています。
…というような場所なので、よくぞロケの許可が下りたものだと感心しています。
オペラ座 ガルニエ宮
ミュージカル俳優 田代万里夫さんがブログですばらしい紹介をされていましたので共有します。
オペラ座といえば、「オペラ座の怪人」が頭に浮かびますが、地下水道をボートで行くところもオマージュっぽい気がします…。パリのスタッフはこのシーンから「オペラ座の怪人」を思い出してほしかったはず。
出典:IMDB
(ご参考)オペラ座の怪人に出てくる地下の湖について
オペラ座はナポレオン三世のチュイルリー宮殿から近い場所というリクエストで今の場所に作られたそうです。ですが、地下水のレベルが高いという問題がありました。この問題に対処するために、ガルニエは湿気から上部の建物を守るために水路と巨大なコンクリートの貯水池(cuve)を組み合わせるという二重の基礎をデザインしたのだそう。両方とも基礎壁の外からの地下水のからの重圧を和らげ、防火用貯水池として機能させるものとされたそうです。
ウィキペディア:ガルニエ宮
「梅田に行け」
「梅田」というと思い浮かぶのは「BLACK RAIN」です。
撮影日:2009年12月30日
新しいビルが立つ前の阪急
出展:IMDB
大阪コンチネンタルやサクレ・クール寺院までの階段でのケインの刀裁きを見て思い出すのは、この阪急の場面から続くシーンの松田優作さんのアクションです。
出展:IMDB
少し見てみたい方はどうぞ。
十三のネオン街、そのままBLACK RAINのポスターになっていますね。大阪は 実はフォトジェニックな町なのかもしれません。今回のジョン・ウィックでも、大阪コンチネンタルの「初志貫徹」「牧野」が目を引きました。
あなたが知ってるレモン商品教えて!
→いろいろあるけど、好きなのはSACRE。一番上に凍ったレモンが載っているのが大好き。
ご参考
「サクレ」 フタバ食品株式会社 〔PR〕:時事ドットコム (jiji.com)
サクレつながりで、キャンペーンやりませんか~w
サクレ・クール寺院
出典:IMDB
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