使い物にならなくなったスパイ
(内心・・ばか息子・・泣。「スパイキッズ」と一緒にするなよう・・)
この美人さんには6歳の男の子の双子がいるんだけど
その内の1人がお母さんの正体ばらしちゃった。
しかも年末の休暇旅行に向かう途中に周りの人に。
よっぽどお母さんの昔の仕事を自慢したかったんでしょう。
なんとママは元CIAのエージェントだったんだって。
ちなみにパパは元ガボンという国?駐在の米大使なんだそうです。
(パパなのだ~ってバカボンじゃないって。・・これがやりたかった・・泣)
という事はパパも彼女の正体は知ってたんでしょうか?
ニュースを読む感じでは知ってたみたいではありますね。
という事はパパも昔何らかの任務をおってたんでしょうか。
使い物にならなくなったスパイ・・
思い切り「エロイカより愛をこめて」の「皇帝円舞曲」を思い出して
しまった。
エロイカでは任務が完了し引退した女スパイに対して、伯爵が
「彼女はスパイだ」と言ってやろうかとぷんすか怒り、野暮な真似は
するなと少佐に止められていたけど、相手が息子じゃなあ。
まあ、現役ではなく引退後だったみたいだけど、こうして外国にまで
写真付で報道されてしまったし、彼女は今後大変そうです。
それにしても女性スパイってやっぱり美人ですね。
ところでCIAと聞いて真っ先にヒューイットとごり押しディックを
思い出してしまったのはやっぱし私だけなんだろうか・・・苦苦苦・・。
・・・とスクラップ~「青池保子さんに愛をこめて」はこんな記事も
実はかなり大歓迎です。
こうしてニュースを見てまたごり押しを思い出ししみじみとひたる。
これぞ青池保子さんファンのロマンというものですよ。少佐。ふっ。
P.S.
青池スクラッププックの絵を変えました。中世ヨーロッパの紋章みたいです。
お借りした素材屋さんはAaron's Tools さま。
中世欧州の他、伯爵も喜ぶビザンチン文様やケルト文様、
少佐がいらつく中国風文様、他にも古代エジプト、グレコ・ローマンなど
青池ファンが好きそうな文様が色々あって見てるだけで楽しいサイトです。
第17話「あらしが丘の大統領」
携帯男「ぼくはヒースクリフじゃないっ(泣)」を期待する所まで
話は進んで参りました。
17話はなんとまあ「嵐が丘」の本番からスタートします。
始まるといきなりキャシーの衣装で白目体操の音楽が。
またか・・と見ているとびっくり。
白目ではありませんわ! なんと青目!
といっても綺麗なブルーアイズではなく、白目の部分が
ブルーだというまたも恐ろしい事になってやがります。なぜ・・。
ガラカメといえば白目でしょうに、それを青目にするとは。
で、青目体操終了後に舞台にいるマヤ。ワープしたんですか・・。
体操シーンはなぜわざわざ?
あ、もう本番ってことは「ぼくはヒースクリフじゃないっっ」は
カット・・というわけなのですね。ふうん・・。
あのシーンは原作でも「アンタも俳優だろ」とつっこんでしまった
ある意味名シーンなのに。
という事は劇でのマヤと間島君に嫉妬して会場を出る携帯男と
真澄さんのシーンもカットなんでしょうか。
舞台上は荒れに荒れ、突き飛ばすシーンも・・原作では本気
だったりするのですが、そういう描写もないのがとても残念。
これも原作読んでないとマヤが熱演し、それが間島君にも
伝染して2人で舞台で大暴れしたというのは分からないのが
残念であります。
でも、それを見た携帯男。席を立ち真澄さんに止められるシーン
はちゃんとあったり。
次のシーンではもう劇も終わっていてパーティやってます。
でもマヤは携帯男を捜して、帰ったというのに客席へ。
ここで真澄さんにイヤミを言われた後
「おチビちゃん・・(原作で「お」なんてついてたっけ?)
早く大きくなるんだ・・」
うんうん。せめてハタチ位にはなって欲しいよね。
自分が15才の中学生を好きになっちゃったなんて
死んでも認めたくないよね。もう自分は26才だもんね。
そしていきなり千秋楽。
劇をひっそりと見に来た携帯男。
終わったあと警備員さんにかさを渡す。
その傘には「優」と彫ってあるし。
で、次はもうせんせえの病室。
次は「石の微笑」だと発表し、再び一角獣のみなさんが出て
きますが、やはり悲しいね・・あそこまで違うと。
そしてまだ堀田とおケイさん以外は誰が誰だかわかりません。
「石の微笑」の舞台で配役見てやっとわかるという
面倒くさくてじらされまくりの設定となっております。
で、マヤの役は「人形ですっ」とせんせえが言い放ち終了。
元ネタ「嵐が丘」
余談
タイトル見て???となった方・・こんなドラマがあったのです。
かなり昔のドラマで私でさえ再放送しか知らないぜ。
第16話「舞台センターあらし」(若い子は知らないわね・・ふっ泣)
「いっしょーけんめい働きますぅ(はーと)」なキャピキャピ・マヤから
スタートです。一体何が起こったのだ。
そうでした。さくらこーぢ君にバイトを紹介してもらったんでしたね。
小さな劇団の裏方の仕事。
で、その「がんばりますぅ」の後に携帯男とマヤがいもを食べながら
歩いています。いもですよ。いも。
そして2人で頬を赤らめそのまま・・・・・・
・・こんなシーンを想像してはいけません。
・・・・・・・・・・・・・いものアップ。なぜいも?
次は春さん久しぶりに登場。もう店で咳き込んでいます。
更には路地で血まで吐いてしまう・・。
もうこの後悲しい悲しいエピソードに突入してしまうのね・・。
春さんは部屋でマヤの写真を見て泣いています。
切ないです。流石に春さん関係はつっこむ気にさえなれません。
次は「嵐が丘」のキャスティング会議と、容赦なく場面は次々に
流れていきます。ここでマヤを押す人物が。
そして今度は「奇跡の人」のキャスティング会議。こっちは大都。
みんなの前には「アンパンマンのにこにここどもノートパソコン」
みたいなオモチャみたいなノーパソが各自並べられています。
そこでも真澄さんがマヤの事を出し、それを後ろから神妙な
顔つきで見ている水城女史。
次はマヤのバイト先の児童劇の会場。
お子さん方・・行儀悪すぎます。といってもうちもおそらく
人の事言えんでしょう、とにかく先生の話を一切聞かない行儀の
悪い園児たちが暴れております。
次は月影せんせえの病室。もう場面がコロコロと変わるので
目を離すヒマさえありません。
ここに現れたのは栄進座の原田菊子さん。
まあ、この辺の流れは原作通り。
ただせんせえの青パジャマとたこやきみたいな団子と
ノーネクタイのゲンゾーとパラパラめくれる本には目が釘付け。
そしてまたまたマヤの場面。園児にいつものように1人劇を
見せて劇団クビになるあたりなど原作通り。
その後麗のバイト先に行って抱きついて泣いてしまい、店の
客の女の子たちを嫉妬させるのも同じ・・ではあるけど
やや萌えねえちゃんたちがちょっと恐かったです。
で、その帰り道に「嵐が丘」のオーディションを受けてみないかと
黒メガネに誘われ、マヤの
「はい!やらせて下さい」
というセリフとオーディション会場のマヤが同時進行。
この会場に江川由紀さんとそしてヒースクリフの間島良君が
いるはずですが、お水の花道風のお姉さんと、携帯男と
区別が付かない爽やか青年。
もう麗と携帯男さくらこーぢゆーとおケイさんと間島君の区別が
付きません。原作ではちゃんと書き分けしてたのにね。
で、オーディション場面はすぐ終わり、マヤに決定。
帰りにせんせえにアドバイスを求めた後、部屋で「嵐が丘」を
読むマヤ。
次は河原にうつり、あのカズ君も別人になって登場。
カズ君の「おねえちゃん、かえらないでぇぇぇ(泣)」の姿を見て
「これだわ!」。
そして「嵐が丘」の稽古。いちいち効果音が激しくて笑った後
ナレーション「15才になったマヤには想像もつかない事・・」
・・ということは真澄さんは26才かあ。
で、おしまいっと。駆け足でほぼ原作通りに話は進みました。
間島君の変貌ぶりにもいちいち驚かなくなった自分が怖い。
元ネタ「舞台あらし」
女たちの都/松苗あけみ
「カトレアな女達」
の続編?なんだけど、時代設定は
カトレアの方では最後はおかあさんになっている野菊が、まだ
学生なので、続編というよりは番外編とかサイドストーリーって
感じになるんだろか?
花椿君は出てこないけど、老女三姉妹の八重、つぼみ、花苗は
元気いっぱい。
またまた老人施設の「カトレア園」を拠点に、街温泉にパーティに
と、繰り出して大騒ぎです。
10代~20代位のファッションを楽しむ70才前後のおばあちゃんの
話というとコメディ!という印象が強いんだけど、意外といい話も
沢山収録されていたりするのも魅力だったりすると思う。
熊と老女とオカマを孕ませた!?男なんていう物凄い設定だって
最後は「いい話だったねえ」(ババくせー)としみじみしちゃうん
ですから。
「カトレアな女達」でも漫画大好きだったつぼみちゃん(68才)の
漫画好きも健在で、今度はプロの少女漫画家さんとお近づき
した上に、なんと史上最高齢でプロデビューまでしてしまうという。
そして描いたものは「女の昭和史」風の「原始、女性は太陽
だったの」(「原始」はご愛嬌)。意外といい話そう。
個人的にはこの少女漫画家さんの話・・すごく好きです。
他にも女子プロレスラーのような女優の娘のくるみちゃん
(彼女も他の松苗作品にちまちま出てました)をスーパー
ダイエットでキレイにしてしまう話や、つぼみの恋愛話、
かつての国民的アイドルの謎、競走馬の感動話などなど
またしても飽きさせる事もないのが凄い。
こうなったらまだまだ三姉妹の話を読みたいもんです。
キレイな女の子たちの話もいいけど、元キレイな女の子たちにも
まだまだ元気で活躍して欲しいものです。
またまた松苗あけみさんのとってもキレイな絵もなかなか良いのです。
PART.1「カトレア園へいらっしゃい」
借金アリ、ダメ男の彼氏アリで人生投げやりの愛子が出会ったのは
カトレア園の三姉妹。
お金のためにお金持ち爺さんの嫁になろうと野望をたくらむ。
PART.2「くるみ in カトレア・ビューティクリニック」
母は美人女優。だけど娘は166cm、106Kgの大柄な高校生。
そんな彼女をキレイにしようと頑張る三姉妹。
キレイになったくるみちゃんは要チェック。
PART.3「カトレアを咲かせよう」
PART.4「少女マンガ家は蜜の味?」
過去の作品がアニメ化されてまた注目されるようになった
少女漫画家・愛原りお。彼女の熱烈なファンになったのが
末娘のくるみ。
遂にはりお先生の仕事場にもお邪魔するようになり、ドハンサムな
担当さんに一目ぼれしちゃって少女漫画家デビューまで果たす。
だけどその後が実にカッコイイ。
つぼみちゃんに惚れ直したぜっ。
PART.5「秘湯熊の沢、女の旅路」
温泉に出かけたくるみと八重が旅先で知り合ったのは
オカマと熊と風来坊・・。
ハチャメチャな設定なのに泣けるのはなぜだ。
PART.6「セーラー服を着せ替えないで」
つぼみが高級ブルセラショップで見つけたのは、かつての
母校の制服。これによってまたまた気分は女子高校生。
更には母校の後輩でもある孫の野菊たちと、くるみちゃんたちが
制服の事で対立してしまう。不幸な少年を巻き込んで。
PART.7「永遠のGS人形」
くるみと八重が40代の頃に夢中になったグループ・サウンズの
貴公子、「エンジェルズ」のトミーはいまいずこ。
PART.8「旅路の果ては緑の芝生」
競馬場で花苗の同級生・百合と再会した三姉妹。
行くところもない百合をカトレア園に招待したのはいいけど
ついてきたのはかつて名馬と言われた老いた競走馬。
PART.9「花咲くカトレア女の幸せ」
第一話で登場した愛子や教授、などなどが集まって
繰り広げる大スベクタクルな・・・・感動の最終回。
「カトレアな女達」文庫版だと全1巻
「女たちの都」コミックス版は全3巻(ぶ~けコミックス)
「女たちの都
」文庫版は全1巻みたい?
籠の中の鳥
文庫だと「天人唐草」に収録
山岸作品では絶望的だったり、読者も登場人物も
突き放した形で終わる作品も数多く存在しますが、これはその中
でも数少ないハッピーエンドな作品です。
主人公は融(とおる)という少年。
彼は目の不自由なおばあさんに育てられて来ました。
両親はいません。
おばあさんに育てられた孫というと過保護なイメージもあります。
実際実の子より可愛くて甘やかしてしまうじっちゃんばっちゃんも
多いのですが、このおばあさんはとても冷たく融に当たります。
融が7才の時、1人の男性がこの人里離れた山奥にある
彼の家に訪ねて来ます。
祖母は怒って彼を追い返してしまうのですが、融はこの男性を
実は自分のお父さんではないかと思うようになります。
ろくに食べ物も与えられず(おばあさんはしっかり食う。そして
残飯を孫に与える。ひどいよ・・)愛情も枯渇している融は
彼の存在を頼りに細々と生きていきます。
そんな彼らを村人たちは「トリ」と呼びます。
そして祖母は融に「お前は飛べないトリ。飛べないトリは意味が
ない」と冷たく言い放ちます。
「トブ」とは?
融は言葉通りに受け止めています。そうだ。自分は飛べないと。
彼らは時々村人に呼ばれて山を降ります。
そして祖母だけが呼ばれ、融は1人別室で待ちます。
そこに現れた可愛い女の子。
そして祖母の「今日は小さい女の子だったよ・・」の一言・・。
融が11才の時、とうとう祖母は亡くなります。
「お前がトブ事が出来るチャンスかもしれない」と言い残して・・。
しかし彼はトブ事が出来ませんでした。
その後また「お父さん」がこの家を訪れ、彼の家に引き取られて
いくことになってしまうのです。ここで彼は初めて愛情のある
生活を手に入れられる事が出来ました。
男性は結局父親ではなかったのですが、彼とお手伝いさんとの
暮らし、男性の彼女の存在、そしてやっと愛情のある生活を
手に入れられた融。
そして「トブ」とは何か?
これは最後の方でやっと融が「トブ」事により解明されるのですが
それまでの彼の人生を考えると、ラストはとても救われた気持ちに
なってしまいます。もう彼の涙が愛しくて「良く頑張ったね」と
抱きしめてやりたい気持ちになってしまう。
彼・・人見さんの彼女の心無い一言も融の心に深く突き刺さって
しまうのですが、彼女の気持ちもわからないでもない。
残酷なあの一言も彼女な本音で、そしてそれを結果的にはトブ
事で乗り越えられ、人見さんとの親子愛に近い愛情と絆を
より一層深める事が出来ました。
山岸作品は「彼らはこの後どうなってしまうんだろう」と悲しい
気持ちになってしまうものが多いけど、この作品は幸せな
融の生活が想像出来て、読者も幸せな気持ちになれます。
冷たく突き放す話も魅力はありますが、こういう感動作も
大好きです。
気持ちが疲れた時に「メデュウサ」や「日出処」「天人唐草」などを
読むとより一層落ち込んでしまいますが、この「籠の中の鳥」や
「ダフネー」「シュリンクス・パーン」などの後味のいい作品は
癒し効果もあっておすすめです。
文庫版「天人唐草」
に収録
(その他は手に入りにくいのですが、角川書店の「山岸凉子全集16
海の魚鱗宮にも収録されています。)


