元漫画少女の雑記帳 -45ページ目

花きゃべつひよこまめ/篠有紀子

花きゃべつひよこまめ(7) 花きゃべつひよこまめ(12)



KISSという雑誌でずっと読んでたファミリー物

なんですが、ただのファミリー物ではない。


なんというか・・・実に表現しにくいんだけど

家族全員(特におかあさん)空想の世界が好きで

ちょっとズレたというか・・・「動物のお医者さん」の

菱沼女史の強烈さを少し緩和したような家族の物語。


おかあさんのリカさんはふわふわスカートの似合う

可愛いほにゃーとしたお母さん。


娘のミキは可愛い5歳児。

ふわふわ天然パーマの天使みたいな女の子だけど

中身はまたなんというか。

でも小さい子がわけわからん事を空想して言葉に

出すのを聞いていると、時々ミキのわけわからん

言動ってリアルだなあと思ったりもする。


おとうさんの祐二は一番普通といえば普通かも

しれないけど、やっぱりリカとお似合いだなあと

いうふわふわした面もある。


そしてリカとミキはこのおとうさんが大好き。

父が会社に行くとき、そして帰宅したとき、

休みでゴロゴロしている時、まるで母子は犬のように

父にべたべたする。のどかで平和だなあ。


そしてこんな家族をベースに、そして絵本向きと

してもいいなあと思える細くて綺麗な絵だけど

ギャグは結構な強烈ぶり。


私は5巻のハエ大発生の話で・・・爆笑してしまった。

あんな綺麗な絵なのに、家の中をぶんぶん飛び回る

ハエたち、父の好物のアンパンに群がるハエの大群。

(ギャーーーーですわよ。ふふふふ)

こんなにハエが飛び回っているのに

「最近、ハエが多いわねえ」

と、のどかなおかあさん。


結局、漬けていた漬物が腐って・・・と原因が分かるん

だけど、壷を開けて夫婦は絶叫っと。

こんな話をあんな繊細な絵で見せられると衝撃度も

とても大きくて爆笑してしまいましたですよ。



そして9巻からは犬も家族の仲間入りをするのですが

父が飲み屋街で子犬を拾ってきたと思ったら、続けて

ミキが知り合いの家に生まれたゴールデン・レトリバーを

貰ってしまう。一気に子犬2匹。これはかなり辛いぞ。

だけどその犬たち(秋田犬の雑種?が「おにいちゃん」、

ゴールデンが「チビ」という名前です。)がまた篠節が

聞いていてとても楽しい犬なのです。


他にも面白いエピソードが沢山あるので、機会があったら

ある意味理想的なこの藤井家を覗いてみてくれろ。



ちなみに篠氏は成田美名子さんのお友達みたい。

「エイリアン通り」のお手伝いもしてたそうです。


花きゃべつひよこまめ(完結編)  「花きゃべつひよこまめ」全14巻

              文庫版も出ないかなあ・・・。

イタズラなKISS/多田かおる

イタズラなkiss(キッス)(1)  イタズラなkiss(キッス)(9)


マーガレットの看板作家、多田かおるさんの

最期の作品であり未完の大作でもあります。


この作品の連載もそろそろ終盤に向かおうと

いうところでした。

1999年3月、引越し作業をしていた時に

誤って大理石のテーブルに頭を打ち、暫くは

普通にしていたそうなんですが、その後

急に倒れて亡くなってしまったそうです。

享年38才・・あまりにも短いです・・・泣


多田かおるさんの作品は、とにかく小学生の

頃にアニメも放映されていた「愛してナイト」が

大好きで、その後デボラさんのシリーズに夢中。

イタKISSの頃は恋愛恋愛した漫画よりも別の

ものに夢中になっていたので、読まずにいた

のですが、亡くなったというニュースを聞いた時

とても驚いたしショックでした。


そして未完だし読むまいと思っていたのですが

・・・・・・・読んでしまった。


コミックスだと23巻まで、文庫版だと14巻まで

出ている長編老舗的恋愛漫画。

中身はとにかく多田さんだなあという、マーガレット

だなあ・・という内容。

多田さんのスタイルも良くも悪くもずっと不変でしたね。


とにかく明るく元気でちょっとドジな女の子と

めちゃハンサムな男の子との恋愛。

大抵女の子の方が格好いい男の子に惚れて、そして

彼を射止めるべく頑張っちゃう!というスタンス。

悪い意味で言えばマンネリでもあるんだけど

飽きさせないというのは凄い事だと思うのです。


このイタKISSも長編ですが、とにかくずっとドジで

可愛くてモテモテの女の子が片思いの彼を

射止めるべく頑張ってしまう、射止めた後も

ウザイ(ごめん)位彼の為に頑張っちゃう。

というエピソードの連続なんですが・・飽きない!


多田氏の作品だから、みんな幸せになるもの

なんだけど・・・それだからきっと最終回も

みんな幸せでハッピーエンドなんだろうなあと

分かってはいるんだけど、それでも未完だというのは

結構悲しいもんです。

作者としては主人公たちの間に赤ちゃんが生まれて

終わりにする予定だったそうで。


実は読む前の最終回予想は、二人(琴子と入江くん)の

結婚式でおしまいだと思っておったのです。

(愛してナイトもデボラさんもそうだったし)

だけどコミックス版10巻でいきなりの結婚。

えええっと驚いていたものの、結婚後も琴子の

落ち着きのなさは健在でした。

看護婦編はかなりシャレにならんぞとヒヤヒヤして

しまったけど、これも多田漫画。

相次ぐ看護婦による医療ミスを笑ってしまえる自分が怖い。


ところで金ちゃん、「莫逆家族」のナベさんに似てると

思ったのは私だけ・・・?


莫逆家族(9)  ←右がナベさん

ソルジャーボーイ/川原由美子

ソルジャーボーイ(3)  ソルジャーボーイ(4)


川原由美子さんの作品ではこれが一番好きかも。

一時期多かった芸能界モノです。


タイトルが「戦士少年」

一体どんな話なんだろう?と思いつつ

表紙の絵に惹かれて読んだのがきっかけでした。



かつて日本で絶賛されながらも、不倫の恋をして

身ごもり、ひっそりと芸能界を去った伝説の

女性歌手の娘が主人公。


彼女の名前は遊。ニューヨークのハレム暮らし。

母親はとうに亡くなっており、黒人のおじいさんに

育てられた一見少年のような少女。

母譲りの音楽の才能を持つ。


そして日本から看板歌手に移籍されてしまった為

新しいスターを探しに来た芸能事務所の人に

認められ、少年歌手として日本に行く事になる。


彼女の目的はただ一つ。

世間に認められ、母親が果たせなかった

インペリアル・ホールという音楽家にとって夢の

舞台である会場でコンサートを開くこと。


そして日本についてそのホールを目にして

いた時、龍という青年歌手に偶然出会い、お互い

ひとめぼれしてしまうが、二人の立場は敵同士。

しかも龍はその時遊がスカートをはいていた為

目の前にいる新人男性歌手が彼女とは気付かない。


敵同士で女の子の方は男装しているけど

お互い好き・・って思わずBASARAを思い出して

しまったんだけど、こういう設定って実は少女漫画

では割とポピュラーなのかもしれない。

特に男装した少女というのは。

例えば「ベルばら」のオカスルだったり、「BASARA」の

更紗だったり、「リボンの騎士」のサファイアだったり。

まだまだあった気がするぞう。


まあ、こういう王道的な設定でしかも芸能界モノと

いうとどうしても一時期の流行だっただけに

古さを感じてしまうけど、そのベタさが少し古めの

少女漫画ファンとしては心地いい作品なのです。



文庫版 全4巻  コミックス版 全7巻



Books Ranking




ニューヨーク・ニューヨーク/羅川真里茂

ニューヨーク・ニューヨーク(第1巻)   ニューヨーク・ニューヨーク(第2巻)


「泣けるよ~」

「良かった~」

などと言われていながらも、なんとなく絵柄が

好みじゃなかったりして(ううう・・すみません)

読まずにいたんだけど、ちょっと機会があって

読んでしまったのです。


そして「もっと早くに読めば良かった!」と

思った作品がまたひとつ増えてしまったのでした。


BLとして紹介されているのを見た事がありますが

それは違うと思う。

つか、BLとして紹介する方が無理があり過ぎるし

なんとなく作者に対しても失礼なんじゃないかと思った。

秋里和国さんの「TOMOI」に感動した方には

是非読んでみて欲しいなと思いましたぞ。


確かに主人公たちはゲイ・カップルではあるけど

中身も濃くてきちんと取材なんかもしていて

そして話も良く出来ている。

まるで1本のヒューマン映画を観た気分になった。

主人公たちはN.Y.市警の警官と喫茶店の従業員。

警官・ケインは自分がゲイである事に高校生の頃から

自覚していたが、誰にも打ち明けられずにいた。

そして仕事が終わってゲイ・クラブに通い、その時

限りの相手を探していた。


そしてクラブで出会ったのがメルという金髪の美青年。

しかし彼はケインと違い、その場限りの恋人など

求めておらず、もっと純粋な意味での恋人を探していた。


ある意味恋愛に対して投げやりだったと思われる

ケインはこのメルと過ごす事によって段々と変わって

いく。そして遂に職場の信頼出来る上司や両親に

自分がゲイだと打ち明けられる勇気を持てるように

なっていく・・・というケインの成長ぶりも良く描かれて

いると思いました。


そしてメルの方も過去の数々の辛い経験によって

作られてしまったトラウマをケインと過ごす事によって

克服出来るようになる。


・・・が、メルの方はもう堪忍しておくれ・・と言いたく

なってしまう位、色々な事件に巻き込まれてしまう。

ある時は麻薬関係の事件にて人質に取られ

意外な正体の犯人からレイプまでされてしまう。

(そこらへんの話の作り方うまい!きっと作者は

映画を沢山観ているんだろうなと思った。)


またある時は・・・コミックス版だと全4巻の内3,4巻

部分に該当する連続殺人犯に拉致監禁されて

しまったり・・・。

それ以前のケインに出会う前の子供時代から

実に不幸な出来事が折り重なっていて・・

それはあんまりだと思いつつも、アメリカの子供の

虐待の件数や殺人事件の多さを考えると、決して

リアルじゃないなーとも思えず、実に複雑な気分に

なってしまうのです・・・。


そして事件後に分かった驚きの新事実、メルと

ケインの更なる成長と彼らのその後の暮らし等が

実にまた上手くまとめられていました。


これは作者の取材・資料の量も並大抵では

ないような気もしましたよ・・。

実際にニューヨーク等に出かけて写真を

沢山撮ったりする事はもちろんだけど、ゲイの

人たちの生活やエイズについて、カムアウトに

ついて、子供の虐待、犯罪者の性格や犯行の

内容、麻薬問題と子供、養子のこと等。


またストーリー作りもかなり練りこまれている

ようでした。


絵柄が今風の少女漫画していて、抵抗がある

方もおられるかもしれませんが、いつのまにか

全然気にならないし、もうとにかく話の作り方や

エピソードの構成の仕方などなど上手だし、

犯罪物の映画が好きな方にも読んで欲しい

作品です。


漫画のドラマ化映画化アニメ化はあまり好き

ではないけど、これはハリウッド製作なら

是非とも映画でも観てみたいなあ。

監督は・・・個人的にセンスあるぞと思う

ジョン・ウー監督でどうでしょか?

そうなるとどこのシーンで鳩が飛ぶんだろ。


あじさい 作者のホームページ

黄色い花 本作品についての作者のコメント


文庫版  全2巻

ニューヨーク・ニューヨーク(第1巻)

ニューヨーク・ニューヨーク(第2巻)

コミックス版 全4巻


ニューヨーク・ニューヨーク 全4巻 羅川真里茂/作

まずはしみぢみと近況なんぞを・・

こんばんは。

パソコン関係で気合を入れて、ジェイムズ君に

感謝した翌日・・・お熱でちったぜ(汗)

更に氏もお熱。

それで両親が氏を病院に連れて行ってくれた

んだけど、グングンと熱が上がってしまって

結局そのまま泊まらせる事に。


私も熱でグッタリしていたのと・・・あとさあ(泣)

またもやの大雨でまたまたガスがつかず

お料理等も出来ない状態だったからでごんす・・。

今回はガス台の上にボールを被せて防御して

いたんだけど、湿気なのかまた火がつきましぇん・・。

もうやだよう・・・。

親が私も実家に泊まれと言ってくれたけど

そうなると犬猫は・・って事で残りました。

食うもの?・・・聞かないで・・。

火を使わずに作れるものです・・。

レンジもないから目玉焼きとかはオーブントースター

で作ったりして、なんとか凌いでます。嗚呼・・。


そんで今日も大雨。夜になってあがってきたけど

今度は台風が来ておるそうな。

隣のおばちゃんによると、近所でも崖崩れが起きて

買い物に行く時見たらあちらこちらにブルーシートが

目についたそうです・・・。


・・そして今日は隣の優秀な番犬君の異常な

吠え声で目が覚め、なんか不気味だしで眠れなく

なってしまいました・・。本なんぞを読んでいたけど

ちと人恋しくなってパソコン君の電源入れて

もう朝までやっちまえーって感じっす。


ところで、なんか色々世界はキナ臭い事になって

おりますね・・・。北朝鮮がやっちまったんですか・・。

関連のニュースを読んでみたけど・・・なんかもうね・・。

やっぱりあの辺の国は好きくない・・。

露西亜はどう出るんだろう?




それからパソコンの件に戻りますが

冷静になるとエーベルバッハ少佐の気持ちが

ちょっと分かりました。

あれです。

出張中に部長にパソコン壊された話。

あの後少佐も「くそーーーっ!」なんて思いながら

設定したんだろうなあ。くすくすっ♪



それからですな・・・。

うさこ貰ってしまった。

いつも世話になってる人からの頼みで断れなかった

というこれまたヘタレな理由ですが、なかなか可愛い

です。

旅行券売ったお金の残りで家とか牧草とか餌とかを

買ってきました。

まだ氏とは対面していないけど、かなり喜ぶだろうけど

ああいった小さな生き物との付き合い方を教えなければ。

まあ、ペットショップでも色々と教えてきて、店の人に

氏が褒められたんだぜい。

けどうちのお嬢様(女の子らしい)との付き合い方も

また改めて教えて、あとは私の完全復活だなあ・・。

(ケージを叩くな、大声出すな。動物が怖がるからと

教えてきてただけ。そういうの教わってない子供は

もう相手がハムだろうがうさだろうがキーキー声

出して驚かせてるものね・・。)


つーわけでデジカメないのでお見せできませんが

まだ生まれて二ヶ月足らずらしい女の子のうさこです。

うちの犬たちには対面させておりませんが

猫には「おかあしゃん」とくっついて回ります。

なんか可愛いです。

猫の方も頭を舐めてやったりと早速おかあしゃん

しとります。デジカメ欲しいぞ・・。

あ、うちの今いる猫は特別優しい性格なんで

対面させましたです。

(前の家ではハムにも何もしなかった猫。

他の猫じゃそうはいかん。新人猫が来ても怒った

事のない猫です。)


まだ名前は決めておらず、氏と一緒に決めようと

思っていますが、とりあえず今のところジュリちゃんと

呼んでます。

うさぎ飼うの何年ぶりなんだろ。

前にいたキヨシロー(女性)は6才で死んでしまった。

それが悲しくてもう飼わないと思ってたんだけど

キヨシの分まで長生きして貰わねば・・。