元漫画少女の雑記帳 -109ページ目

「死の谷」(青池保子)という本について

死の谷   巷で暴利がむさぼられているレア本


まずは
「死の谷」という本について。

昭和58年に出た短編集なのですが、現在絶版中で

検索すると非常に暴利をむさぼる価格でしか出ていない

ようです。かなり希少な本なのかな。

その「暴利をむさぼる」価格で出回っているレアな本が

小さな個人経営の古本屋さんに置いてありました。
値段もかなり良心的というか、お店の人が価値を良くわかって

なくて単純に古い本だからこの値段でも売れたらいいや

という価格で、見つけた時もうニヤニヤしていたと思う。へへ


そもそもこの本の存在すら知らなかったんですが、ただ

「青池保子さんの今まで知らなかった本」という事で買った

というわけなんだけど、これ・・・良いですよ。

特に「イブの息子たち」のファンの方にはたまらないもんが

あるだろうという内容!

表紙はなぜかどう考えても昭和58年頃の青池さんの絵には

見えないのが謎ですが、収録されている作品は青池さんが

高校生の頃の作品(40年位前だ・・)から、イブの頃の物。
プラス青池さんのフリーコメントが2ページ。

初期の頃は結構シリアスな物書いていたんだなあ。
だけどイブの頃の作品となると・・・・もうイブの息子たち

ワールド全開!!!

なんとヒースとバージルの他にもジャスティンそっくりの美青年、

卑弥呼そっくりなビリュンヒルデとか色々。

「ブリュンヒルデ」という名前だけで、イブの息子たちにハマった

方々は反応してしまうんじゃないかな~と思うのです。


さて、収録作品の詳細ですが


①「ドラキュラ館は大騒動!」1975

②「混戦!オールマン大学」1976

③「恋の不時着」1974

④「さようならジュリアン」1972

⑤「呪われた谷」1975

⑥「死の谷」1964

という6つの短編から成っています。


特にイブ・ワールドなのはやはり①と②。

絵もそんなに変わらないので、興味を持った方は意外と

小さな個人経営レベルの古本屋さんを探してみると

いいかもしれませんぜ。

ちなみにネットで探して出てきた値段は・・

だいたい1000~1500円とかでした。

まあその位の価値はあるけど・・さあ・・ねえ。


それから復刊ドットコムでも要望されていました。

ただ本自体があまり知られてないような気がする。

内容知ったら特にイブのファンは黙ってないと思うんだけどなあ。


復刊ドットコム・「死の谷」




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王家すげえ・・・妖精国の騎士もまだ続いていたとは。25巻!?

有閑倶楽部/一条ゆかり

有閑倶楽部 1~19巻 一条ゆかり/作   たまに無性に読みたくなる名作のひとつ


昨晩突拍子もなくいきなり8巻の収録作品を紹介してしまい

ましたが、改めて見てみるとなんとも・・変。
てなわけでとりあえず「有閑倶楽部」について心にうつりゆく
よしなしごとをそこはかともなくかきつづ(く?)れば

あやしうほどものぐるほしけれだ。(あははは・・うろ覚え)


とにかくもう言わずと知れたヒット作。性別不問で人気な様子。
以前は「りぼん」の看板作品だったけど、何年か前に作者の

一条ゆかり氏が、集英社の新雑誌「コーラス」に移籍した事で

この作品もそのまま「コーラス」の看板作品となった。

だけど既刊のコミックスとのバランスの事で、移籍後に出された

コミックスは全部「りぼんマスコットコミックス」仕様になってる。


以前男友達がとても買いにくいと漏らしていたけど、今は

文庫版も出ており、デザインもシックで買いやすくなったん

じゃないかなと思ったりもする。

そして移籍後、一条御大は別の作品の連載に重点を置き

彼女の代表作といってもいい「有閑」はその連載の合間に

ぼつぼつと描いている状態。
だけど単行本にまとめてその新刊が出ると、かなり売れる

らしいので、集英社の本音としては「有閑描け」と思っている

んじゃないかな・・と思う。既存の連載作とポンと出た有閑の

新刊だと売上が全然違うとどこかで聞いたのさ。

ところが御大本人はどこかで書いていたけど、有閑を代表作と

称されるのはあまり好ましい事と思ってないらしい。

でも、私も一時期かなり御大にハマってしまった頃、他の

作品もかなり色々読んでみたんだけど、やっぱり有閑は

作品の持つオーラとかパワーが全然違うんですよね。

ここ数年の作品はそれが衰えてきたと言われているけど

やっぱりそれは前みたいに勢いでダーッと描いて発表

しているわけじゃなく、合間にぼつぼつだからどうしても

作者も他の連載作に無意識にでも向かっていそうだし、

ある意味当然なのかもしれないけど、それは・・

11の時にやっと親から漫画解禁令が出され、いそいそと

買った初めての漫画雑誌「りぼん 1982年の1か2月号」
で初めて読んで以来面白い!と興奮し、少ない小遣いで

本屋さんに行って1冊ずつコツコツと買い集めて

早20年以上経過したファンの1人としてはとても寂しい。

・・・と、いつもここでかなり熱くエロイカについて書いている

私だけど、エロイカのファンになったのは高校生の時

だったから、実際、有閑の方がずっとファン歴は長いんです。
ガラカメも同じ頃に友達に借りて読み始めたけど、

私の中のがらかめ愛は40巻頃から倦怠期に入ってきて

42巻でとどめを刺されたので今の気持ちとしては

「がらかめ<有閑」かもしれん。悲しいね。で・・

どっちの新刊が早く出るかしらね~~。

美内御大・・・

ハローキティ ガラスの仮面根付(姫川亜弓/バイオレット) ヅラキティハローキティ ガラスの仮面根付(北島マヤ/ブルー)


・・・に喜ぶより・・原稿描きながらニヤニヤして欲しいですぅぅぅ。。

(青池御大はあんしん♪33巻は来年の春くらいかな♪)



と、途中でいつものように「エロイカ」と「がらかめ」が

絡んだ紹介文となりましたが、有閑のかなり大雑把な

紹介はこんな感じということで。

次回は人物紹介とかそういうのかなあ。多分。



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有閑倶楽部「南海の秘宝」/一条ゆかり 

ゆうかん8 有閑倶楽部(8) に収録


遂に登場というべきか、「有閑倶楽部」。

だけどあまりに話が多いのと、それぞれの話が

完成度高いという事で1話ごとに記事にしてしまいましょう。

それでなぜいきなり8巻・・

こたえ


たまたま本棚から手に取ったのが8巻だったからです(笑)

というのと、この「南海の秘宝」という話は、小中学生の頃に

魅録ファンだった私にとって、特別な存在だったからです。

どんなあらすじかと簡単におさらいしてみますと

剣菱万作さんの旧友である、マイタイ王国の王に会いに

来た面々。

ここで彼らはこの王国に潜む陰謀と戦い、王家にとって

重大な意味を持つ宝物を探す事になります。

いつものアクションの合間に、この話(のみ?)には

魅録君の切ない恋のエピソードもあったりと

インディー・ジョーンズ顔負けの冒険物になってます。


マイタイ王国のチチって本当に可愛いと思う。

また出てきてほしいキャラクターの1人なんだけど

それ以前にいつ連載再開するのかなと気になる。
ただ、一条さんは現在「プライド」という作品の連載を

しているので、それが終了した位?

そして別にこの漫画だけじゃないんだけど、主人公の

お父さんである剣菱万作さんの若かりし頃もちらっと

出て来るんだけど、万作さん戦争体験してます。
というか元旧陸軍兵士です。

となると万作さんの他、悠理ちゃんたちは一体何歳なんだと

謎が出てきがちだけど、そういうのはあまり気にしないで

純粋にストーリーを楽しみましょうぜい。

当時は一条ゆかりさんもここまで続き、自分のもはや

代表作になろうとは予期してなかっただろうな。

ちなみにこの8巻についてのウンチクですが

実は表紙が変わりました。
といっても「まちがい探し」のように些細な部分です。
例えば元々は美童くんの絵だったのが可憐さんに

変更になったとかそういうものではなく・・

初めは中央の悠理ちゃんの鼻に骨がついていたの

だけど、人種差別的表現と指摘され、変更になって

しまったんだとか。

何版からだったかは忘れてしまいましたが

確実に初版は鼻に骨がついていました。
それはそれで彼女らしくて好きだったんだけどな。


有閑倶楽部 オフィシャルサイト

有閑倶楽部 1~19巻 一条ゆかり/作 有閑倶楽部 1~19巻 一条ゆかり



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スポ根漫画

エースをねらえ! Vol.6  「お蝶婦人」と呼ばれる女子高生・・


スポ根漫画・・って意外とありそう。巨人の星とか。
だけどここでは少女漫画のみ挙げようと思います。


涙と汗と根性とちょっぴり初恋なんかもしちゃったりして。

それがスポ根漫画の真髄ではなかろうか?



エースをねらえ! (新書版)全18巻 山本鈴美香/作  「エースをねらえ」山本すみか


で、真っ先に浮かんだのはやはりコレ↑。

・・なんだけど、残念な事に原作は昔ちょっと読んだだけなのです。
かなり固定ファンもいる伝説の少女漫画らしいのでいつか

まともに最後まで読んでみたいと思っております。



舞姫テレプシコーラ(4)  「テレプシコーラ」山岸凉子

バレエ漫画と聞くと華麗で優雅でと思い浮かべてしまう

んだけど実際はそれだけじゃない。
華麗で優雅に舞う裏側には、まさに血と汗と涙の世界が

あるんだという事を見せ付けた作品だと思う。
血と汗と涙ってモロにスポ根だよね。
更に山岸凉子さん。

主要人物たちにはこれでもかと試練を与えます。
個人的にはみんな幸せになってもらいたいです。
だけど山岸作品だからハッピーエンドになるとも限らないのが

怖いところです。


パッションパレードパッション・パレード 」樹なつみ

これは前作の「朱鷺色三角」に比べてかなりスポ根してると

思います。前作は呪われた血とか超能力がメインだったん

だけど、この続編「パッション・パレード」では主人公の

超能力も弱まり、横溝ワールドな旧家から解放され

新天地アメリカでパスケに打ち込みながら、友情と

恋愛を描いているんだけど、これぞまさにスポ根だと思う。



ガラスの仮面(第42巻)  「ガラスの仮面」美内すずえ

で、これも思い切りスポ根の要素を満たしていると

思うのです。演劇の話とはいえ、汗と涙と情熱と挫折と

ライバルと勝ち負けと・・そして恋愛と・・と。
だから評価高かったというのもあるんじゃないだろうかと

思ったりもするのです。
日本人って基本的にスポ根大好きな民族らしいし。
ただね・・ここ近年はそういう情熱がちょっと違った方向に

いっちゃってるのが残念。
何年後に出るのか予測不可能だけど、43巻では少しでも

軌道修正していたらいいなあ。


・・と以上4作品挙げてみました。
もうずっと読んでないから批評書けなかったけど

他にも佐々木潤子さんの「銀河」(フィギュアスケート)

とか槇村さとるさんの「ダンシング・ゼネレーション」

「N.Y.バード」(ダンス)

作者ド忘れしてしまったけど「光の伝説」っていう

新体操の漫画も当時連載でワクワクしながら読んでました。
それから「まっすぐにいこう」のきらさんの「シンクロオンチ」も

スポーツ物としても結構面白かったです。

以上どれも素敵なスポ根ものだと思っております。

スポーツの秋かあ・・・
みなさん何かスポーツやってます?



海のバカヤローーー!!!!(青春映画)

アメリカン・グラフィティ(期間限定)  785円だってさ・・全部そうなればいいのに。


なんとなく映画のことでも。


「青春映画」・・・

なぜかこっぱずかしいその言葉の響き。
なぜなんだろう。青春なんぞ過去の遺物と化したから?

だけど映画観てて「せぇしゅんだなあ」と思うものなら

案外気づかぬ内に感動してたりワクワクしてたり

してるんで不思議です。


で、どんなものが好きかといいますと

真っ先に思い出したのは定番中の定番。


アメリカン・グラフィティ(期間限定)  アメリカン・グラフィティ。

ストーリーも楽しいけどなにより音楽が良いです。
これ観てオールディーズにかなりはまりました。


そしてこれ。


きっと忘れない DVD   きっと忘れない


主人公はいわゆる「ただお勉強が出来る」大学生。
そんな彼と浮浪者との出会いと、そして友情。

試験には出ない本当に大切な事ってなんだろう。
仲間内のいざこざと友情も素敵でした。



クール・ランニング(期間限定) ◆20%OFF!  クールランニング

そしてこれでしょうか。
もうコレ何回見ただろう。かなりはまった。
実在するジャマイカのボブスレーチームの実話を

映画化したものなんだけど、4人の青年たちの友情や

葛藤なんかが青春してていいなあと思った。

監督はジョン・タートルトーブ。

彼の作品はどれも大好き。


と、まあなんとなく映画について書いてみました。

考えたら私は「青春映画」といえるようなものはあまり

観てないような気がするのはヒネてるから?