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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

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例えばちいさな決断ひとつで、
例えばちいさな好きを見つけただけで、
いつもの街が違って見えることは。


僕らの街に透明な風が吹く夜。

大好きな季節の匂い。

天才じゃなくても、特別じゃなくてもよかったんだ。
何者にもなりたくないし、どこにもたどり着きたくないんだ。

わたしはただこの空に舞う透明な花びらになりたいんだよ。

愛しい街の冷たい春風に吹かれて。

誰も触れることのできない、誰も見ることもできない、果てしなく焦がれ続ける何かのような。
今夜はドラムレッスンでした。

今回もいろいろと指導していただきましたが、わたしはいつも同じことを言われているようです。
そう、何度も言われているのにいつもつまづいていることが、わたしのイチバン苦手なことなんですよね。

そのときはすごくわかるのに、また気づけば悪い癖がでてきます。
意識してやらねばです。

レッスン始めてはや半年、行ける日は毎日個人練習はずっと続けていますが、なかなかうまくいかなかったり、指導してもらうことに慣れてきたりで、当初のがむしゃらさが足りなくなってきているかもしれません。
初心に戻ってがんばります!


いつもレッスンのあとにはドラムやバンドのこと、人生のことなどいろんなことをお話してもらうのですが、今日はホントに自分にとって大きな後押しをもらいました。

新しい一歩を踏み出すことはもう決めたことなのに、いつまでも心が踏み切れなくて気持ちはぐずぐずしてばかりでした。
まだまだあたたかな陽射しのなかで微睡んでいたいだなんて思っていました。

今日アヒトさんに迷いない強い後押しの言葉をもらってものすごく勇気がでたし、気持ちも固まりました。
結果を出したひとの、心から尊敬するひとの一言はやっぱりホントに大きいです。

いろいろとどうしていいかわからないことも、苦しいこともいっぱいだけど、この一歩を踏み出さなきゃダメなんだ。


わたしも、キャスアラも新しい一歩を踏み出します。

そのため、福岡で福岡のバンドとしてライブをするのは、4/20と5/5で最後になります。

みなさまには直接お伝えする順番が前後してしまい申し訳ありません。
なかなか悩んだ日々でしたので、少しずつ伝えればと思います。

いつもそばにいてくださるみなさんに心からのありがとうと大好きがあるからこその一歩です。

躊躇いながら、戸惑いながらの一歩でも、いつかそれを強い何かに変えれるように歩いていきたいです。
僕らの街に春はこない、はずなどない、けれど。

繰り返す北風にくじけてしまいそうになってしまうよ。


束の間の幸せももうまもなく音を立てて壊れるような。

それに気づいているのに目をそらしているような。

そんな日々です。


なかなか心もまとまらず言葉少なになってしまいます。

言いたいことは山ほどあるはずなのに。

もう少しだけ、このままあと少し時間をちょうだいとお願いしてみるのです。



ひらひら桜の花びらのように、とめどなくこの心に降り注ぐ感情はなんだろう。

どうしようもなくひりひり痛くて、言葉にできない春のきもち。

この瞬間にだってすべては変わっていき、ゆっくりと失われているということを、この季節が語りかけてくるからだろうか。

全部わかっているよ、そうやって聞き分けのいい大人になったはずなのに。

また心が追い付けないや。

大好きで大好きで、痛い痛い。


日曜日は説教ボーイズの2回目のスタジオでした。
今回は前回よりは少し緊張も解け、慣れてきたので少しだけ楽しむ余裕もありました。

ホントにみなさん素晴らしいアーティストさんなのでガチガチになってしまいます。
はやく自分らしく演奏できるように頑張っていかねばです。

夜はなおちゃんとお花見に行きました。





目を瞑っていますわたし(笑)

雨上がりでちょっと寒かったですが、出店でいろいろ買って食べて、公園中を歩き回って、桜の木の下、果てしないおしゃべりをしました。
いろんなディープな話や本音も話しまくりました。
なんだかね、誰にも言わなかったことも、言葉に出してしまうと実感するんです。

あぁ、わたしこんな気持ちなんだ、なんてね。

ライトアップされた桜の花びらが舞い散り、そんな気持ちを彩り、またどうしようもなくせつなくなりました。

成長なんてできなくても、正しくなんてなくても、いいかもしれないなんて思っちゃうよ。

暖かな春の日差しのなかで微睡むような今が愛しくて、明日のことを考えたくなくなっちゃうよ。

ねぇ、ずっとこのぬくもりの中にいれたらね、なんてね、できるわけないことは知っているのにね。


お花見のあと、欲張りなわたしたちは散々食べて、さらに長浜ラーメンにも行って、最後はベイサイドの温泉に入って帰りました。
すっごく楽しくていい思い出ができました。


この心にくすぶっている感情もいつかは消えてしまうんだろうと思うけれど、毎年春の風が吹くたびに、色鮮やかによみがえってきてしまいます。

あぁ、きっと。

世界に季節が巡る限り、忘れることなんてできないんだね。

春が来て、花開き、そして舞い散る花びらに、

わたしはいつまでも。



聞こえるものは。


土曜日は両親と妹と姪っ子のみゆみちゃんが遊びにきました。

最初は動物園に行く予定だったのですが、雨のため残念ながら断念。
みんなでランチを食べて、聖福寺というところに行って福岡大仏を見ました。

長年福岡に住んでいるのに初めて行った街中のお寺でした。

雨に打たれる桜もきれいだったよ。




そして少年科学文化会館に行きました。
昔ライブをしたことがありましたが、中で真剣に遊んだのは初めてでした。

無料で遊べるところがいっぱいあって、子供たちにはいい場所ですね。
わたしもみゆみと一緒に楽しませていただきました。




プラネタリウムでは大人たちはみんな途中耐え切れずうとうとしてしまいましたが、おもしろい話がたくさん聞けて、星空がきれいでよかったです。

そしてお買い物にいって、回転寿司へ。




みゆみちゃんもついに来年から小学生です。
もうそんなになるなんてはやいですね。

ずいぶん言葉もすらすらでてくるようになったし、その成長には驚かされるばかりです。
6年という年月は何もないところからこれだけのものを積み重ねていくことができる年月なんだね。

家族のみんなは相変わらずな感じで、短い春の平和は休日はあっという間に過ぎていきました。
また今度みんなで動物園に行けたらいいな。


1日遊んだあと、夜はキャスアラのスタジオ練習でした。

かんぶんが新曲のねたをいろいろ作ってきてくれていたので、曲作りがずいぶん進みました。
なかなか今までにない感じの曲もあって、とても楽しかったです。

ここ最近いろいろあって、いろいろ経たぶんだけ、きっと今はいいものが生まれるときのような気がします。
長くこのバンドでやっているので、そんな漠然とした、でも確かなものを感じるのです。

そうだよ、叩きたいフレーズも、鳴らしたい音も、言いたいこともいっぱいだ。

ここからが大変ではあるのですが、この初期衝動のようなわくわくする気持ちをそのままに、また新しい大好きを作っていきたいです。

大人になった僕らが積み重ねていけるものは、幼い日々に比べたらずいぶん少ないかもしれないです。
でもきっと確かにあるそれを、たったひとつカタチにできるすべを手に入れたんだよ。


1年に一度の桜の週末は、雨音と新しい季節の足音と、いつも通りの僕らの音が鳴り響く、色とりどりの時間でした。