It's a Beautiful World! -92ページ目

It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です




刹那を知るとき。


春は出会いと別れの季節ですが、職場でもわたしのチームの子がふたり、本日で退職しました。

最後まで忙しかったり、昨日の送別会もいつも通りのくだらないことで大笑いの飲み会で、なんだか最後まで実感がありませんでした。
月曜日行ったらまたふたりともいつも通り出勤してきて、いつも通りの日常が待っている気がして。

帰ったあとにメールもらったのですが、そのメールにわたしのチームになってから、会社に来るのがホントに楽しかったと書いてあり、それを見て一気に泣きそうになりました。

こっちこそだよ。
きつい仕事でもさ、毎日楽しいのはみんながいてくれるからなんだよ。

きっと月曜日になったらようやく実感わいて寂しくなるんだろうな。
いろいろな事情があるゆえ、仕方ないとはわかっていてももっと一緒にいたかったと思わずにはいられないです。





そして今夜は夜桜を見に行ってきました。

桜が満開の時期はとても短く、そのなかで晴れは昨夜と今夜だけだったようです。
1年にたった一度、1週間もない短いあいだに、金曜日の夜が晴れて、それを見に行けるなんて、オーロラ見れるのと同じくらい奇跡のようだね。

今夜がとても楽しみで1週間ずっと天気予報みていました。

ライトアップされた桜はとてもきれいで、春の風が心地よくて、ホントにステキでした。

そしてやっぱりちょっぴりせつなくなります。

愛しい時間はいつだって一瞬で、きっとこの日の景色もこの気持ちももう二度とは帰ってこないんだね。

同じ痛みだ。
何度だって繰り返してきたよ。

大切なものができても、きっと抱えたままでは生きていけない。
だからさよならを言うんだよ、

ねぇ、これをあと何回繰り返せば、この手をぎゅっと握ってもいいよと言ってくれるかな。

なんてつぶやいてみても、この痛みを表す言葉も見つからないままにわたしはまた忘れていくんだ。

桜の木の下、躊躇いがちに選んだ言葉の本当の意味も伝えられないままに。

体調がよくないです。

喉が痛くて、鼻水がでて、口内炎が痛くて、お腹も壊して、もうなんかボロボロです。
頭はぼーっとするしで帰りたくて仕方ない1日でした。

おまけにこんな日に限ってお仕事はいつまでも終わらず。
すっかり遅くなってしまったのですが、少しでも昨日教えてもらったことを試したかったのでスタジオに行ってきました。

スタジオではわたしの前にアメリカ人のドラマーさんが個人練習をされていたのですが、その人にわたしの練習を見たいと言われ見せるという出来事がありました。
話しているうちに仲良くなって今度一緒に練習しようなんて話にもなりました。
なかなかスタジオで話しかけられることなんてないのでおもしろかったです。

昨日教えてもらったことも練習できたし、きつさをおして行ってよかったです。

しかし体力的はもはや限界です。
驚異的な回復力を誇るわたしですので、明日には全快と信じて、帰ったらすぐやすみたいです!
終わらない夜を踊りたいな。


今夜はドラムレッスンでした。

前回のレッスンから今回までのあいだ、自分のドラムに関してはいろんな出来事があって、いろいろ考えさせられた日々でした。
あまりの自分のチカラのなさに打ちひしがれて逃げたくなったり、改めてライブをする楽しさに感動したり。

今日はそんな話を聞いてもらいつつ、わぁっとなった自分の感情を紐解いて、何がイチバンの課題なのかを指示してもらいました。

たとえば漠然と「ノリがない」と指摘されることに関して、なんでそうなのかというのを細かく見ていただきました。
たった一音で雰囲気がどう変わるかとか、同じリズムを叩いてもどんな風に色を変えていけるかとか、いろんなパターンも叩いてみせていただきました。
わたしの悪い癖、いい癖も細かく分析してもらいました。
自分では気づかなかったことを指摘してもらって、漠然としていたうまくいかなさの理由にすごく納得がいきました。

バンドすること、音楽することに関する悩みとも愚痴ともつかない話もたくさん聞いてもらって、共感してもらったり、冷静なアドバイスをもらったりもしました。
尊敬するひとからの言葉は大きいですね、それだけで勇気をもらえる気がします。

以前に比べてずいぶんできることも増えてきたけど、それに調子に乗ってはいけないし、ちょっとうまくいかないからってもう嫌だなんて言ってはダメだなと痛感しました。

まだまだわたしにはできないことのほうがいっぱい、でもそれは、これからそれができるようになる楽しさもまだまだいっぱいあるってことなんだよね。

今日教えてもらったことを反芻しつつ、また明日からの個人練習をがんばろうと思いました。
なかなか超えられないこのモヤモヤを今度こそ超えて、もうひとつ上に必ずや到達します!

目標は次回ライブの4/20だ!


そんな高揚とともに今夜はいつまでも雨音の夜にいたいのですが、なんだか喉が痛くて、くしゃみもでてきました。
まさか風邪・・・なんてわたしがひくわけないのですが、用心して今夜ははやめにおやすみします。

踊りだしたい心は、また明日、

わたしのビートを待っててね。




2014年、3月22日の空の色。

永遠に忘れない、この気持ち。


土曜日は長浜CBでイベント「Ignition room #5」でした。
5年前に始まったこのイベントも不定期で開催されつつ、今回で5回目となりました。

キャスアラからはかんぶん、Donnie's Houseのドニくん、Pegのジャクソンと桐さん、銃爪の杏さんが毎回中心となって企画してこられました。
今回も前々から準備を進めていたとのことで、工夫いっぱいのステキなイベントとなりました。

特に今回の目玉だったのはプロジェクターで舞台に映し出された映像です。
音と合わさってとても幻想的で美しく、ステキな空間になっていました。


そんな「Ignition room」、今回のトップバッターは初出演のスナックくんでした。

ギター1本で優しく楽しい歌を歌われるスナックくんですが、今回は1曲キャスアラとのコラボもしました。
「飲みにいこうよ」という曲でバックバンドをつとめさせていただいたのです。

スナックくんらしい明るい楽しい曲で一緒に演奏してすごく楽しかったです!
出演させていただきありがとうございました。

2番手はひさびさのDonnie's Houseでした。
新曲をそろえてのひさしぶりのステージ、相変わらずのかっこよさがますます研ぎ澄まされていました。
曲はかっこいいし、ドニくんのギターの爆音が心地よくて素晴らしかったです。

3番目はPegでした。
もういつも以上の情熱で、ひたすらアツく元気なステージからはいつだって元気をもらいます。
全力って素晴らしいですね。
楽しく笑ってなんだかほっこりなのです。

4番目は銃爪、ひきがねのおふたり。
こちらもひさびさでしたが、ずいぶんかっこよくまとまっていて堂々のステージですごかったです。
己を貫く強い姿に心打たれました。

キャスアラの出番は最後でした。

もうね、結論から言うと最高のライブでした!

あえて言ってしまうなら、パーフェクトでした。

もちろん演奏の課題などは果てしなくあるんです。
それでも、わたしがこうありたい、こういう風に音楽したい、こういうライブをしたいと描いているものは、こういうことなんだ!と言い切れるほどのライブだったのです!

この日のキャスアラは素晴らしかった!
躊躇なく言えてしまうくらい、ホントに最高のライブだったんだよ!

ちゃんと聞かせたい音と、ライブでしかない勢いと、周りのすべてを巻き込んで生まれていく熱と、映し出す景色と、忘れない心と。

美しくて楽しくて、世界はキラキラしてて、心地よくて幸せで、泣きたいくらい幸せで、泣きたいくらい切なかったよ。

演奏していることが楽しくて楽しくて、見てくれているひとたちの真剣な視線や笑顔や歓声がうれしくて、左右を見ればメンバーの笑顔に胸がいっぱいで、わたしたちが作りだした音が揺らす世界にわたしは溶けてしまいそうだ。

あぁ、やっぱりこの感動を伝える言葉が見つからないや。
だから何度でもライブしたいと思うのかもしれないけれど。

MCでも自分がいまイチバン言いたかったことを恥じらうことなくちゃんと話せました。
こんなに真っ直ぐ話せたのは初めてだったかもしれません。
空の話、聞いてくれてありがとう。

アンコールももらってひさしぶりに「春待ち」を演奏したとき、いろんな想いがあふれてきてホントに幸せで泣きそうでした。
思い出がいっぱい、まださまよったままの気持ちもいっぱい、永遠に忘れられない気持ちもいっぱい。
何度もめぐる季節に、僕らは泣いたり笑ったり、見つけたり失ったり。
それこそが生きているということだと言うならば。

大げさに聞こえるかもしれない、嘘くさく聞こえるかもしれない。

だけど、この迷いなくとめどなくあふれるこの気持ちこそがわたしをここまで駆り立ててきたものであり、長い年月かけてなお色あせないわたしの情熱であり、わたしの音楽そのものだと思うのです。

最近もいろいろメンバーで悩んで話すことがあったけど、そのシンプルな衝動をわたしはやっぱり一番大切にしたいと思いました。

キャスアラで音楽をするのが大好きです。
これからもふたりと一緒にバンドがしたいよ。
飽きるほど何度でもこの気持ちが欲しいんだよ。

あぁ、そうだ、それが何よりシンプルなわたしの欲求なんだ。


昔からの音楽仲間とあたたかいお客さんたちに囲まれていたからこそ、こんな風に自由な気持ちを持ってして演奏することができました。
Ignitionの仲間たちとは今年もみんな一緒にライブすることができてよかったです。
ホントにありがとうございました!

みんな毎年いろんな新しいことに挑戦されており、わたしたちもまた新たな刺激をいただきましたので、これに満足することなく更なる感動を求めて果てしない旅を続けようと思います。

通り過ぎていったすべての季節をひとかけらも忘れないように。

いつまでのこの愛しい気持ちを忘れないように。

ありがとう。


「Ignition room #5」、共演してくださったみなさん、ライブハウスCBのスタッフのみなさん、見に来てくださったお客さま、ホントにホントにありがとうございました!
あの空間を、音を心を、共有していただきとてもうれしかったです。


そして忘れらない空を、

一緒に見上げてくれてありがとう!



2014.3.24 (sat) CastingAround セットリスト

1. 国道三号線
2. 水月
3. 夢蛍
4. 世界の果て
5. 夢の続き
6. 花

アンコール 春待ち



嵐がきても迷わずに。


アイスランド最後の日に、自分のために買ったおみやげです。
その昔ヴァイキングが使っていたルーン文字の羅針盤で、これを描いていると嵐がきても迷わずに道を見つけられるという意味があるそうです。

ちょっと高かったけど、とてもステキで心惹かれ、わたしもこれから嵐がきても迷わずにいれますようにと願いを込めて買ってきました。

そして大事に身に着けていたけど、はやくも春の嵐に迷ってしまいそうです。

こんな世界はステキなことにあふれていて。
わたしは今日もこんなにたくさん笑ってきたけれど。

たったひとつ。

どうしたって救うことができない、だなんて。

どうしたって道を見つけられそうにないよ。


そんな気持ちもそのままに。

何もかもそのままの心で土曜日はライブします。

何度迷ってもたどり着きたいと願うこの心が、いつか僕らを光のなかへ連れて行ってくれますように。


■2014.3.22 (sat)■
「 Ignition room ♯5 」
@長浜CB
OP/18:00 ST/18:30 ticket: ¥1500 (+1drink order)

【CAST】 スナック / Donnie's house / Peg / 銃爪―HIKIGANE― / CastingAround


CastingAroundの出演は21時過ぎを予定しております。