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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です


It's a Beautiful World!



天気もよく、もう春の訪れを感じるような1日だったので、ひさしぶりに海まで行ってきました。

青く広い空と海、まだ少し冷たい冬の風。
波の音、穏やかな陽射しにきらきら光る砂浜。
世界の喧騒から切り取られたような静かな午後。
ゆっくりと浜辺を歩く人たち。

光にあふれる冬の海はどこか現実離れしていて、なんだか不思議な気持ちになります。

わたしはわたし自身では正しくもないし、正直でもいれないけどね、
こうやって空の青さや、きらめく光や、誰かの優しさがわたしを引き留めてくれるんだ。

そうしてわたしはできているんだ。
そうしてわたしはここにいれるんだよ。



It's a Beautiful World!



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今夜はキャスアラレコーディング、ベース録りです。
太宰府のかんぶんの自宅スタジオにて録音しています。

スタジオでのドラム録りとは違ってセッティングも少なく、時間制限もないのでゆっくりやれるのですが、やはり体力と集中力には限りがあるのでのんびりしてばかりもいられません。
ゆいさんが気合いを入れて臨んでいます。

わたしは今日はもう演奏することはないので、録音した音を聞いたり、飲み物の買い出しに行ったりしてます。
みんなでいろいろ話し合いながら作品を作っていくのは楽しいですね。
普段ここまで各パートのフレーズをじっくり聞くことはないので新鮮だし、いろいろと感じることも多いです。
レコーディングを経て、ライブでの演奏もよりよくできたらいいです。

いつも福岡より数段寒く感じる太宰府ですが、今夜は一段と寒さが厳しいです。
そのぶん凍るような夜空にはたくさんの星が瞬いていて、その美しさにまた少し胸が痛くなります。

静かな夜の住宅街。
白熱灯が照らす夜道。
白い息、長く伸びる影。

どんな気持ちでどんな風に歩いてきたの。
それを全部なくしても、何かひっかかるんだ。

だから、こんなに痛いし、こんなに心地いいんだよ。


太宰府の夜はまだまだ続きます。

It's a Beautiful World!



昨夜はひさびさに音楽仲間の高石純二さんのライブを見に行ってきました。

先日の自分のライブの日に、ライブハウスの前で偶然出会って誘われたライブ。
いつもは弾き語りの高石さんがバンドで出演されるとのことだったので、楽しみにして行ってきました。

ひさしぶりに見ましたが、懐かしくて新鮮でとても素晴らしかったです。
そうそう、高石さんの歌ってこんな感じに冷たくて澄んでいるんだけど、奥深くに強い情熱を感じてぐっと痛くなるんだ、そんなひさびさ感から、バックバンドという枠では語れないちゃんとバンドとして仕上がっているバンドサウンドへの驚きまで、見どころたくさんでした。

最後の曲では高石さんはギターを置いてハンドマイクで歌い、その曲の音はいままでにないもので少しびっくりしましたが、それでもらしさが散りばめられていてなんだかにやけてしまいそうでした。

かつてはこの街で音楽をしているたくさんの仲間やライバルがいましたが、今はずいぶん少なくなり、続けていると聞くだけでうれしくなったりするものですが、こうしてただ続けているだけでなく、変化し続け、さらに新しい気持ちで進み続けている人もいるんですね。
わたしも錆びないわたしでいたいです。
いつも進化し続けるミュージシャンでいたいです。

とてもいい刺激をいただきました。ありがとうございます!
今度はぜひステージの上で楽しく激しい火花を散らしましょう!
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ちいさくて、おおきいもの。


日曜日の夜はレコーディングでした。

スタジオにてドラムの録音しました。

スタジオは6時間とっていましたが、セッティングや音作りで2時間は必要なので実質叩ける時間は4時間。
限られた時間の中、最大限によいものを録音したかったので、目標は今回録音する曲の半分の3曲でした。

いざレコーディングが始まるとやはりすごい緊張感で、押しつぶされそうでした。

きちんと叩く、間違えず正確に、音量を均等に。
ノリは失わない、キャスアラらしい、わたしらしいビートで。

考えすぎてもダメ、自由すぎてもダメ。
体力も集中力も無限に続く訳じゃないから、こだわりすぎてもダメ。

ホントにきつくて途中かなり苦戦した場面もありましたが、事前の練習の成果ですぐにOKだせた曲もあり、時間内に6曲録音することができました!

細かいことを言えばきりはないけど、わたしは私たちの音楽としてみなさんに堂々と聞かせることのできる演奏ができたと思います。
キャスアラの曲をちゃんと届けれる音が録れました。

これからはベース、ギター、ボーカルの録音と続いていきます。
わたしはドラム録りは終わりましたが、これからはみんなの録音を手伝ったり、ジャケット作ったりまだまだやることはたくさんです。
よい作品になるよう、最後まで頑張ります!

それにしても、レコーディングはホントに体力がいりますね。
終わったのは明け方だったのもあって、月曜日はレッドブルをどれだけ飲んでもふらふらで、夜21時過ぎには溶けるように眠りに落ちていました。

もっと体力もつけなきゃ、というか取り戻さなきゃですね。

他にもドラマーとしてはこの録音を通して課題もたくさんあらわになりました。
それはこれからの目標としてひとつずつ取り組んでいきたいです。
まだまだ下手くそです、わたし。
まだまだまだまだです。
ネガティブじゃなくて、すごくポジティブに楽しみを持ってそう思いました。

そんないろんな発見もあり、とても充実したレコーディングになりました!
きっといい音源に仕上げますので楽しみにしていてくださいね!



土曜日の青い空からは、新しい季節の匂いがして、
それは、少し。


昨夜は職場の送別会でした。
先日退職した自分のチームメンバーの送別会をしました。

今の職場で働いてもう2年以上になりますが、上司や同じリーダーたちとはたびたび飲みに行っているものの、自分がリーダーをしているチームメンバーだけで計画して飲み会をするのは初めてのことでした。

仕事を離れて話すとみんないろいろですごくおもしろかったです。
みんなそれぞれにいろんな人生があって、考えがあって、ステキなところがたくさんあって、仕事の上でもみんなのことは好きでしたが、さらに好きになりました。

なかなか人とうまくやれない自分が強い決意のもとに、半年間一生懸命大事に育ててきたチーム。
最初は全然うまくいかなかったけど、今ではこんなに仲良く楽しく、仕事もうまくまわせるようになってきてホントにうれしいなぁ、とまたひしひしと感じました。
少しは自分を誇りたい気持ちにもなるくらいです。

でも、そんな幸せも束の間で、先日部署移動を宣告されてしまいました。
いろいろ理由は説明を受けて納得はしたものの、やはりこんなに楽しい時間を過ごしてしまうと悲しいとしか思えないものですね。

仕事だからね、仲良しクラブをしにいっているわけでもないし、自分はみんなと立場も違うんだから当然のことだってわかるんだけどね。
相変わらず人を好きになると好きになりすぎてダメですね。

いろんなところに行って、いろんなに人に出会って、いろんな人を好きになって、いろんな人にさよならを告げて。
それはせつないことだけれど、いつしかそんな胸の痛みも忘れていって、ただ流され続けて。
これからもそんな繰り返しをしながらただ生きていくのかな。

これからも同じ職場だから別にさよならじゃないんですけどね、わたしにとってはこのチームで楽しく仕事をして数か月が、これまでにはない感覚ですごくうれしかったので、ちょっと過剰なまでに凹んでしまいました。

きっとこれから何事もなかったように普通の顔して仕事にいくから。
職場では誰にも言わないひみつの話。

何はともあれ退職する子と最後に楽しく過ごせてよかったです!


今朝はこのアパート取り壊しのお話をしに役所のかたがうちに来られました。
もう決まったことなので、文句を言うこともなく話を聞きましたが、ちゃんと保障もあるし、今年いっぱいという割と長めの猶予もあるとのことなので安心しました。

とはいえ、この部屋のすべてがこれまたかつてないほど気に入ってたのですごく悲しいです。

部屋もキッチンも広くて家賃2万円。
かなりボロいけど住めば慣れるもので、全然快適でした。
清潔で静かで、日当たりもよくて、駅まで5分以内。
不満なんてひとつもなかった、わたしの身の丈にあった、心地よい空間。

もっと新しいところ、きれいなところ、広いところを周りの人は勧めてきたりもしていたけど、そんなものを欲しいとも思わなかったです。
自分が望むものに対してパーフェクトだったんです。

ここを離れて新しい暮らしが今よりよくなるなんて全く想像できなくて、きっと何か足りなくなることは明らかで考えるとホントに憂鬱です。

仕方のないこと、受け入れること、なんだけれどね。


なにごとも平穏は長くは続かないものですね。
もっとずっとここに、そうやって引き止めたくなるものほど指のあいだから零れ落ちていくなんてことは、もうずっと前に知っていたはずだけど、痛いものです。

もうずっと前に知った、そのときほどの痛みではないことが救いです。
そう、あのとき失ったものに比べれば、これはなんてことはないことなんだよ。

そして訪れた変化に比べたら、これから訪れることはささいな変化です。

ちょっとした日々の変化、ただそれだけの話だよ。