It's a Beautiful World! -103ページ目

It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

2014年になりました。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!


年末年越しのお話を。

年越しはそのまま京都で迎えました。

京都についたのは19時頃。
やっぱり京都の夜は寒いですね。

まだ年明けまでに時間があるので、錦市場というレトロな市場に行ってきました。
みんな声かけあって、店じまい。
なんだか懐かしい雰囲気です。




そして「をけら詣り」というイベントがされている八坂神社に行きました。

をけら詣りとは、大みそかの夜から元旦にかけての無病息災・厄除けのお参りだそうです。




たくさんの参拝客でにぎわっていました。
街のひかり、神社のほのかな灯り、冷たくてあたたかくて、どことなく現実離れしたような不思議な景色でした。

年末新しく切り出した「をけら火」を火縄にうつして持ち帰り、この火でお雑煮を炊くと無病息災になると言われているそうです。
わたしは火は持って帰れないので、お参りをして見学しました。




境内で売っている火縄にみなさんそれぞれ火をもらわれていました。
みんなみんないい年になるといいね!

年越しそばを食べました。




なんてことないそばなのに、なんだかとてもおいしく感じました。
すごく温まりました。

そして今回のイチバンの目的である知恩院へ。




ここで除夜の鐘を聞きたくてやってきました。

冷たくて静かな夜に、幻想的な世界が広がっていました。




なんて静かな美しい夜。
暗闇にたたずむその姿は光かがやくものの決して派手でもなく眩しくもなく、ただ静かに喧騒とは程遠い場所にぼんやりと光を放っていました。




21時頃。
ぼちぼち除夜の鐘を聞く人が並び始めました。
あまり遅く並ぶと入れなくなっちゃうし、あまり早く並ぶと年越しよりずいぶん前になってしまうので、頃合いを見計らって並びました。

いやはやしかし、立ち止まって待つとなると予想以上の寒さで凍えました。
寒くて寒くて震えもとまらないし、タイツにショートパンツの足が冷たすぎて感覚もなくなってきました。
これから2時間、耐えられるのか!?
いや、たぶん無理だ。

半泣きになりながら、足踏みしていると、わたしの前に並んでいた外国人の女の子がいきなりホッカイロをくれました!

あぁ、なんて優しいさ。
感動で一気に体温があがったみたいでした。

話してみると、台湾から新婚旅行にきたカップルとのこと。
これも使っていいよ、とマフラーまで貸してくれました。

それから待ち時間はずっとその子達とおしゃべりして過ごしました。
外国からきた旅行者なのにね、こんなに優しくしてくれるなんて。

わたしも旅行にいくといろんな人が親切にしてくれて、何度も感動してきましたが、これまではわたしが外国人旅行者のときやわたしがはるかに年下のときがほとんどでした。
きっと自分たちのほうが慣れない土地で大変だろうに・・・
ホントに心があったかくなりました。
そういう優しさをずっとずっと連鎖していきたいな、と改めて思いました。
いままでわたしが旅の最中でもらった優しさを、わたしもまた誰かに返していきたいな。

いつの間にか暖かくなり、長い長い待ち時間の末、鐘の音が近づき、ようやく鐘つきのところまでたどり着きましたが、入ってみるとすごい人で全然見えません!





押し合いへし合い、我先にと前にいき、みんな写真を撮るのに必死です。
煩悩を洗い流すなんてとんでもない、この姿こそが煩悩にまみれまくっていましたもん(笑)

でも、きっとそれも悪くはないよね。
それこそが僕ら生きてる原動力。

そんな愚かで美しいこの世界が大好きです。

わたしも押し合いへし合い、なんとか前のほうで一突きだけ見ることができました。




「そーれ」の掛け声とともにたくさんの僧侶が一斉に鐘を鳴らす光景は圧巻でした。
とても素晴らしい、美しい日本の景色です。

見ているうちに一緒に歩いていた台湾のカップルとははぐれてしまいました。
最後ありがとうも言えなかったのだけが心残りです。

ありがとう、よい旅を!そしていつまでも幸せにね!

見物客が多くて、一度見たらすぐうしろに追いやられてしまったので、ちょっと降りたところで鐘の音を聞きました。
2013年もとてもいい一年だったよ。
きっと嫌なこともたくさんあったんだ。
だけど、最後によかったねと思える穏やかな気持ちをくれた京都の夜に感謝です。

穏やかに清らかな気持ちで1年にさよならできるよ。

日付変わるまであと15分。

鐘つき場から降りてくると雨が降り始めました。
心はほっこりしたものの、体は確実に冷え切っており、このころには全身の感覚がなくなってきていました。

もうだんだん寒い以外なにも考えられなくなってきました。
出店にホットワインがでていたので、一気に飲み干して体の中があったかくなってきたところで、カウントダウン。
新しい年を迎えてみんな寒さのなかで「おめでとう」と叫んでいました。
わたしもちいさく拍手をして便乗。
さぁ、年も越えたしもう温まっていいよね。
ワインで体の中は温まったものの、手足はちぎれそうに痛かったのです。

本当はこの足で初詣に行くつもりだったのですが、さっきの八坂神社の前はすごいことになっていました。




一歩も動けないほどの大混雑。
これは今から並ぶのは無理ですね。

京都市内には他にもたくさん神社があるのでどこかに行こうと思い、歩き出しましたがあまりの寒さにギブアップ。
街中まで戻りカフェでコーヒー飲んで、それでも寒いので深夜営業していた地下鉄で駅まで戻りました。
無念ですが仕方ないです。
こんな都会のど真ん中で凍え死にそうになるとは思いませんでした(笑)

ちなみに街中はめちゃくちゃ人が多くて大賑わいでしたが、裏路地は静かでとてもきれいでした。




2013年は3回京都にきたのですが、いつも短い滞在だったので今度来るときはもっとゆっくり歩いて、この情緒を思い切り吸い込みたいですね。





真夜中の京都タワー。
JRも深夜営業していたので、もうそのまま帰ることにしました。

とても寒かったけど、きっとまたここでしかない、今しかないステキな思い出がたくさんできました。
これまでも、これからもずっとずっとそんな風に、今を刻んで生きていたいね。

いつだって後悔なく生きていくことなんてできないかもしれない。
いつだって正しく生きていくことなんて難しいかもしれない。

でもどんな瞬間もまっすぐでありたいと思うのです。
どんな瞬間ものがさず、そして忘れたくないと願うのです。

そうして自分に何かを望み、世界に期待することも煩悩なのかもしれません。

その醜い感情も、それゆえ生まれる苦しみも。
ちゃんとすべてを受け止めれるわたしになりたいです。


そんな凍えるからだの奥で、心はちいさく燃え上がった夜でした。
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「折り紙だったら伝わるんじゃない」

わたしの姪っ子みゆみちゃんの本日の名言です。

何言ってんだか、と笑いながら確かにそうだなと思いました。

僕らは言葉に頼りすぎているんだ。
だから伝わらないときがあるんだね。

本質をもっと見つめなければ。


昨日は電車を乗り継いで東京から京都まできました。
車窓から流れる冬の景色は美しく、穏やかに世界と向き合える時間でした。

夜は京都のネットカフェで少しだけ寝て、朝早く滋賀に住む妹の家に行きました。

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ひさびさに会いましたが、妹もみゆみちゃんもとても元気そうでした。
寝不足のわたしがイチバンぐだってました(笑)

我が家のようにくつろいで遊んで、みんなで近くのモールに行って、お買い物してごはん食べて、また家に帰ってお風呂に入ってだらだらして、一緒にのんびりなんてことない休日を過ごしました。
ホント特に何かをしたわけでもないなんてことない日でしたが、気兼ねなくだらだらできるというのも身内ならではでいいものですね。
ひとりのときとは打ってかわってだらけてました。

相変わらずみゆみちゃんは可愛くて可愛くて仕方ないです。
妹ともいろいろ話せてよかったです!

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夕方にはバイバイして短い時間でしたが楽しかったです。
ほっこりほっこりしました。
ありがとう、また会いにくるよ!

あえて言葉にして言ってみました(笑)


さて、今年も残すところ数時間。
今年の年越しはせっかくここまできたので眠らずに京都で過ごすことにしました。

急に思い立ってきてみましたが、予想以上に街中美しく華やかににぎわっていてとても素敵な雰囲気です。

今夜はここで今年を振り返り、新しい一年を両手広げて迎えようと思います。

みなさま、よいお年を!
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日曜日の明け方5時過ぎに東京に到着し、短くて長い東京の一日を過ごしてきました。

東京の朝は暗くて寒いですね。
人もまばらな冬の街の朝の空気に目が冴えます。

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ネットカフェでシャワーを浴びて居眠りして、明るくなった東京の街を眺めながら朝ごはんを食べました。

大きな街。どこまでも続く街。
東京の街は快晴で、真っ青な空が広がっていました。

こんな都会の青空をわたしは見たことがあったね。
それはいつだっただろう。

電車に乗って眺める街に次々にいろんな記憶がフラッシュバックしてきました。

あぁ、なんだ。どうしてこんなに痛いんだろう。
この広い街に溢れるひとたち。
何千人、何万人、みんなこうして何かを置いてきたのだろうか。
そして誰もが時折その痛みはを思い出すのだろうか。

だとしたら日本列島はその重みで沈んじゃいそうだね。


本日のイチバンの目的地であった楽器屋さんの開店までまだ少し時間があったので、井の頭公園で降りて散歩してみました。

冬の匂い、あたたかな木漏れ日。
青い空、穏やかな時間。

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陽射しをあびて金色に染まる冬の景色にどうしたってこの気持ちが揺れて仕方ないんです。

この冬の木漏れ日のように、それはとっくに熱を失ったはずなのに。

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踏みしめる落ち葉のように、心がカサカサ音を立てるよ。

あぁ、そうだ消えることなんてなかったよ。
どんなに思い出さなくなっても、たぶんきっと永遠に。

なんだかひさしぶりに訳もなく泣けて仕方なかったです。
ホント、どうしてなんだろうね。


目的地の楽器屋さんにはお昼すぎに到着。
ドラムメーカー、カノウプスの本店でスネアの試奏をさせてもらいました。

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併設のスタジオで叩くとどれもいい音で悩みます。
というか全部いいとしか思えませんでした(笑)
たくさん叩かせてもらって楽しかったです。
いくつか候補を絞ったので持ちかえって検討します。

来年は新しいスネアを買ってさらなる音の向上を目指します!
そんなやる気を掻き立てる意味でもはるばる来てよかったです。

早々に用事は終わっちゃったので、そのあとは下北沢いってぶらぶらして、そのまま渋谷まで歩いてまた東京散歩を続けました。

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きれいな夕暮れ。
思い出と歩きながら、わたしはやっぱり未来を諦めきれてはいないんだ。

いまある暖かな場所が大好きだよ。
穏やかな温もりのなかで微睡みながら生きていくのも悪くはないだろう。

だけど、やっぱり求めているんだ。
自分も知らない心の奥で。
もっと激しい熱のようなもの。
一瞬のきらめきのためならば、全部めちゃくちゃに壊してしまえと。


夕方からはお友達たちに遊んでもらいました。

最初はわたしの会社の同僚と秋葉原でお茶しました。
旦那さんと遊びにきているそうでした。
アニメ好きなわたしたちは秋葉原でめいっぱいディープなアニメトークに花を咲かせました。

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こんなところで会うのも不思議で楽しかったです。
それにしても秋葉原は異世界ですね(笑)

そののち池袋で同級生やすなりくんと飲みに行きました。

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半年ぶりだけど、いつ会っても昨日も一緒にいた気がするくらいホントに変わらない友達です。
大学卒業してからもう10年以上経つのにずっとずっと仲良しで、いつ会っても楽しくて仕方ないです。

懐かしいねなんて話もないくらい、散々バカ話して笑い転げて楽しすぎました。
ずっと変わらずいい友達でいてくれてホントにありがとう!


そしてさらにそのあと新宿に行って新宿ジャムの店長石塚さんと飲みにいきました。
会うのは7年ぶりくらいだけど全然変わってなかったし、わたしも全然変わってないそうです(笑)

キャスアラが最初に活動休止してとても悩んでた頃イチバン相談に乗ってもらっていたひとだから、いまも悩みながらも続けていますの報告ができてよかったです。
そしてわたしの今に対してもまた強い言葉をたくさんもらいました。

弱さやダメな部分を受け入れているからこそ強いこの人の言葉にはいつもパワーをもらいます。
なんだかすごく強い気持ちになれました。
ありがとうございました!


丸一日の東京滞在でしたが、心がもうめいっぱいになったのでこれで帰ることにしました。
わたしが欲していたものは全部、それ以上をもらったのでもう充分です。

いろいろ思い出しました。
痛みや苦しみだけじゃなくて。

わたしが憧れていたものも。
僕らの夢の続きも。

わたしが変われないということも。
変わる必要などないということも。

自分など取るに足らない細胞のひとつだということも。
だからこそ足掻き続けたいということも。

あぁ、そうだ。
そうなんだ。

そんな言葉にならないすべてをわたしはどうしようもなくせつなくて、どうしようもなく愛しいと思うんだったね。


さよなら また明日 言わなきゃいけないな

言わなきゃいけないな
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旅立つ空 街をいくつも見送れど
僕らはまた同じ景色に焦がれては

同じ明日を迎えるだろう


ひさしぶりに夜行快速「ムーンライトながら」に乗りました。

降り始めた雪の中、電車はゆっくり夜を走っていきます。

大垣から東京を結ぶムーンライトながら、そしてかつて博多と京都を結んでいたムーンライト九州。
はるか昔に置いてきた思い出を思い出します。

あの頃みたいにヒリヒリした痛みはもうないけれど、とっくの昔にその熱は奪われたけれど。
また違う痛みをわたしにくれます。

もう二度とあんなに絶望しないだろうし、誰かを傷つけたりもしないだろう。

そしてもう二度とあんなに苦しみのなかで輝きながら誰かを想うこともないのだろう。

それはわたしの選んだこと。
どんな未来につながっていても後悔なんてないけれど。

ムーンライトから夜の街を眺めるときはいつもそのかすかな傷跡を思い出してしまうんです。

ねぇ、もうこの世界にはわたしがそうして生きた証さえ残ってはいないんだよ。

明日になればわたしだって忘れてしまうかもしれない、取るに足らない物語。

この広い世界で砂粒ほどの、誰も知らないわたしだけの物語。
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たぶんきっといつだって、そんな5分で世界は変わる。


冬休みです!

このおやすみもまた恒例青春18切符にておでかけ!
と張り切ってでてきたのですが、駅に着く直前でわざわざヤフオクで買った夜行快速の指定席券を忘れてきたことを思い出しました。

急いで取りにかえって再び駅に着いたのは乗る予定だった電車が出発した5分後。
次のでも間に合うと思ったけど、一本乗り過ごしたことにより、夜行の出発駅には2時間遅れで着くことになり、到底間に合いません。

仕方なく山口の厚狭ー徳山間を新幹線でショートカットすることでリカバリーしました。
もう10年くらい毎年数回18切符ででかけていますが、新幹線でのショートカットは初です。
たった5分で数千円の損失、ショックは大きいです。

余裕を持って行動しないといけませんね。
気を取り直してあとはのんびりいきます!


昨夜は今年最後のドラムレッスンでした。
昨日もまたいろいろ教えてもらって、話を聞かせてもらって、ホントに楽しかったし充実した時間でした。

先日ライブもまた見に来ていただいてその日にも感想いただいて、さらに火がついたのもあって今週はクリスマスイブもクリスマスも忘年会のあとも送別会のあとも練習しました。
それでもまだ全然達成できてないことのほうが多くて悔しいばかりでした。

しかし、そのもどかしさも含めて楽しかったという気持ちです。
ホントに素晴らしい時間でした。


今年はこのドラムレッスンに通いだしたことがホントに大きな出来事でした。
人生変わったと言ってもいいくらいわたしの世界に大きな変化をもたらしたのです。

これだって、あの日スタジオでチラシを貰わなければ、バーベキューするからって海の近くのスタジオに行くようにしなければ、同僚に話して背中を押されなければなかった出来事なんですよね。

どのひとつがかけていてもダメだった話です。
そう思うとホントタイミングは不思議だし、やっぱりなるべきようになっているのかなとも思います。

偶然のようでホントは全部必然だったりするのかもしれないですね。

わたしが今日の電車に乗り遅れたこともいつか大きな意味を持ってかえってくる!?なんてことはないかもしれないけれど。

まっすぐに何かを求めていればいつか知らないうちに空から降ってくると信じているのも悪くはないよね、なんて思う暖かな冬の陽射しの旅路です。