晴れわたる空の色 忘れない日々のこと | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

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日曜日の明け方5時過ぎに東京に到着し、短くて長い東京の一日を過ごしてきました。

東京の朝は暗くて寒いですね。
人もまばらな冬の街の朝の空気に目が冴えます。

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ネットカフェでシャワーを浴びて居眠りして、明るくなった東京の街を眺めながら朝ごはんを食べました。

大きな街。どこまでも続く街。
東京の街は快晴で、真っ青な空が広がっていました。

こんな都会の青空をわたしは見たことがあったね。
それはいつだっただろう。

電車に乗って眺める街に次々にいろんな記憶がフラッシュバックしてきました。

あぁ、なんだ。どうしてこんなに痛いんだろう。
この広い街に溢れるひとたち。
何千人、何万人、みんなこうして何かを置いてきたのだろうか。
そして誰もが時折その痛みはを思い出すのだろうか。

だとしたら日本列島はその重みで沈んじゃいそうだね。


本日のイチバンの目的地であった楽器屋さんの開店までまだ少し時間があったので、井の頭公園で降りて散歩してみました。

冬の匂い、あたたかな木漏れ日。
青い空、穏やかな時間。

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陽射しをあびて金色に染まる冬の景色にどうしたってこの気持ちが揺れて仕方ないんです。

この冬の木漏れ日のように、それはとっくに熱を失ったはずなのに。

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踏みしめる落ち葉のように、心がカサカサ音を立てるよ。

あぁ、そうだ消えることなんてなかったよ。
どんなに思い出さなくなっても、たぶんきっと永遠に。

なんだかひさしぶりに訳もなく泣けて仕方なかったです。
ホント、どうしてなんだろうね。


目的地の楽器屋さんにはお昼すぎに到着。
ドラムメーカー、カノウプスの本店でスネアの試奏をさせてもらいました。

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併設のスタジオで叩くとどれもいい音で悩みます。
というか全部いいとしか思えませんでした(笑)
たくさん叩かせてもらって楽しかったです。
いくつか候補を絞ったので持ちかえって検討します。

来年は新しいスネアを買ってさらなる音の向上を目指します!
そんなやる気を掻き立てる意味でもはるばる来てよかったです。

早々に用事は終わっちゃったので、そのあとは下北沢いってぶらぶらして、そのまま渋谷まで歩いてまた東京散歩を続けました。

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きれいな夕暮れ。
思い出と歩きながら、わたしはやっぱり未来を諦めきれてはいないんだ。

いまある暖かな場所が大好きだよ。
穏やかな温もりのなかで微睡みながら生きていくのも悪くはないだろう。

だけど、やっぱり求めているんだ。
自分も知らない心の奥で。
もっと激しい熱のようなもの。
一瞬のきらめきのためならば、全部めちゃくちゃに壊してしまえと。


夕方からはお友達たちに遊んでもらいました。

最初はわたしの会社の同僚と秋葉原でお茶しました。
旦那さんと遊びにきているそうでした。
アニメ好きなわたしたちは秋葉原でめいっぱいディープなアニメトークに花を咲かせました。

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こんなところで会うのも不思議で楽しかったです。
それにしても秋葉原は異世界ですね(笑)

そののち池袋で同級生やすなりくんと飲みに行きました。

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半年ぶりだけど、いつ会っても昨日も一緒にいた気がするくらいホントに変わらない友達です。
大学卒業してからもう10年以上経つのにずっとずっと仲良しで、いつ会っても楽しくて仕方ないです。

懐かしいねなんて話もないくらい、散々バカ話して笑い転げて楽しすぎました。
ずっと変わらずいい友達でいてくれてホントにありがとう!


そしてさらにそのあと新宿に行って新宿ジャムの店長石塚さんと飲みにいきました。
会うのは7年ぶりくらいだけど全然変わってなかったし、わたしも全然変わってないそうです(笑)

キャスアラが最初に活動休止してとても悩んでた頃イチバン相談に乗ってもらっていたひとだから、いまも悩みながらも続けていますの報告ができてよかったです。
そしてわたしの今に対してもまた強い言葉をたくさんもらいました。

弱さやダメな部分を受け入れているからこそ強いこの人の言葉にはいつもパワーをもらいます。
なんだかすごく強い気持ちになれました。
ありがとうございました!


丸一日の東京滞在でしたが、心がもうめいっぱいになったのでこれで帰ることにしました。
わたしが欲していたものは全部、それ以上をもらったのでもう充分です。

いろいろ思い出しました。
痛みや苦しみだけじゃなくて。

わたしが憧れていたものも。
僕らの夢の続きも。

わたしが変われないということも。
変わる必要などないということも。

自分など取るに足らない細胞のひとつだということも。
だからこそ足掻き続けたいということも。

あぁ、そうだ。
そうなんだ。

そんな言葉にならないすべてをわたしはどうしようもなくせつなくて、どうしようもなく愛しいと思うんだったね。


さよなら また明日 言わなきゃいけないな

言わなきゃいけないな