It's a Beautiful World! -104ページ目

It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です





まばたきのあいだに過去になる。
どんなに愛しい一瞬だって。


スタジオ帰りにデパートの前を通ったらさっそくクリスマスの飾りつけが片づけられていました。
まだ12月25日なのに!

なんだか寂しくなってしまいますね。

めまぐるしく移り変わる街の景色。
今日夢中になったあの歌も明日には古くなっていくのだろうか。
今日大切だったこの気持ちも明日には思い出すことさえできなくなるんだろうか。

もう明日にはお正月モードになったりするんですかね。
大好きな12月ももう終わりです。
まぶしい季節はいつだって一瞬だって、知ってはいても引き留めたくなってしまうよ。

何度だって。


年内のお仕事も今日を含めてあと3日ということで、今日明日で自分のチームメンバーの個人面談をすることにしました。
今日半分のメンバーと話したけど、どの人と話したときも最後ぐっときすぎて泣きそうで、涙をこらえるのに必死でした。
わたしの言葉にアツい気持ちで、素直な気持ちで、返してくれて胸がいっぱいでした。
みんなホントに真っ直ぐで一生懸命で誠実でいい子ばかりで、もう大好きです。
自分も至らなさがいっぱいあるってわかっているのにね、「ヒロヤさんのチームでよかった」なんて言われるとたとえわたしに気を遣って言ってくれたお世辞だったとしても、それを言ってくれた気持ちだけでも感動せずにはいられません。

わたしにとってもきついことも苦しくて嫌なこともいっぱいのお仕事ライフな1年でしたが、それでも最後にやっぱりここが好きだよ、楽しかったよ、と言って締めくくらずにいれなくなります。
そういう気持ちになれるだけでも、逃げずに頑張ってきた甲斐があったと思ってしまいます。

来年はわたしももうちょっと気持ちの浮き沈みを少なくして、もっとみんなを守れる強さを持ったリーダーになりたいです。
なんてここで来年のお仕事での目標宣言です。
どうせ1日の大半を過ごすなら、誰にとっても楽しい時間であれるように、そしてそうできるチカラをわたしが持っているなら、それを全力でかなえていきたいのです。


みんなの人生にとってこれはそれぞれの通過点だけれどね。
きっといつか通り過ぎていく短い交差点だけれどね。

明日にはこの季節を終わってさよならして、あっという間に過去になっても、
あの日はステキだったよ、いつかふと思い出した瞬間に、そうやって笑ってくれればいいなと願うのです。


どんな愛しい一瞬だって、すべて過去になるのなら。



きらきら降り注ぐものは。


念願だった博多駅のクリスマスマーケットに行きました。
毎日お仕事帰りに、いいなぁ、わたしも行きたいなと、柄にもなくミーハーな気持ちで眺めていましたが、なかなかタイミングがなく今日まできました。
きっと行けずに終わってしまうんだろうなと諦めかけていたのですが、すべてのタイミングに恵まれた今日、クリスマスイブに行くことができたのです。
ホントにホントにうれしかったです!!

とは言え立ち寄った程度で、チキンとホットコーヒー。
寒かったしね、まぁいろいろで短い時間でしたが、きらきらしている街の一部になる時間はとてもとてもステキでした。

ほんの30分のわたしのクリスマス。
なんてことない、帰り道寄り道。

だけど、きらきら何度もフラッシュバックな光の景色だよ。

透明なものに触れることを許されるわたしでありたいと願う気持ちを思い出してしまったよ。
こんな汚れたわたしに降り注いでくれてありがとう。


そして、そのあとは今日もいつも通りスタジオに練習に行ってきました。
いつものスタジオはわたし以外誰もいませんでした!

帰りに別のスタジオによって、練習中の6月の7日間のさすけさんからイベントチケットを受け取ったのですが、そこのスタジオでもさすけさんが在籍するAndroid Feedbackしか練習していませんでした。

おぉ、バンドマン!そんなにそんなにクリスマスなのか!?笑
そんな日に練習するのもまた楽しいものですね。


そんな夜だったけれど。


楽しくてステキだったぶんだけ、無条件にきらめきをもらったぶんだけ、今、今日の自分の嘘が重くのしかかってきて、さっきのきらめきを淘汰していってしまいそうです。

また嫌な自分だった今日が何度もよみがえってきます。

うそつきじゃなければよかった。
もしくは、うそをついても平気はわたしであればよかった。

全部中途半端なわたしがたぶんきっとイチバン最低なんだ。
今日嘘をついたから、きらきらした思い出だけに酔いしれられないことに気づくのです。

なんでいつも描いた通りの自分でいれないんだろう。
真っ直ぐで美しいあの光の街の一部であれたらいいのに。

クリスマスは願いごとを叶えてくれる夜ではなかったですね。
ちゃんと自分で誓わなきゃ。

透明なわたしになれますように。
そしてわたしに恥じないわたしになれたなら、いつかまた光の街できらきらを集めて踊りたいよ。





空から降ってくる。


来年年明け1発目はキャスアラ企画「夜半の月」です!

昼夜逆転してしまった昨日、真夜中にイベントのお知らせを作りました。
おかげで今日は1日寝不足すぎてくらくらでした。
せっかく喉の調子はよくなったのに今度はくしゃみと鼻水が止まらなくて、鼻がひりひりします。
それでもめいっぱい働いて残業して、スタジオ練習もしてきました!

もう休んでなんていられないからね!

次回の「夜半の月」はまた会場変わりまして、DRUM Be-1での開催になります。
ずいぶん大きなステージになってしまいました。
出演バンドさんは仲良しで大好きで尊敬できるバンドさんばかりです。
もう間違いなく最初から最後まで素晴らしいイベントになるはずです。

わたしがお客さんでも絶対見逃したくないですもん、と言い切れます!

キャスアラは1番目に演奏する予定ですので、ぜひ開演前からきて最後まで楽しんでいってください。
わたしは、キャスアラは昨日よりももっと素晴らしい明日を、きっときっとお届けします。


2014.1.11(sat)
CastingAround presents 「夜半の月 第13夜」
@DRUM Be-1

17:30 open
18:00 start
1500+1drink order

Cast: CastingAround/THE WAGON/brainwash/6月の7日間


ぜひ遊びに来てください!



言葉にできたって、1ミリも伝わらないこともあるけれど。
言葉をなくしたって、果てしなく伝わる瞬間もあるけれど。

それでも言葉にしたいと願う、この情熱は何なのだろう。


先週月曜日から水曜日まで、まったく言葉を発することができませんでしたが、木曜日にはなんとかしゃべれるまでに回復し、年内最後の週末を楽しく過ごすことができました。
まだほんの少しだけ全快とは言えない状況ですが、もうほとんど大丈夫です。
普段風邪を全然ひかないぶん、気持ちがやられましたが、もうこれで数年は元気に過ごすことができるでしょう!
ご心配おかけしてすみませんでした。

ちなみにマスクは小学生ぶりにしましたが、最近のマスクって苦しくないんですね。
進化しましたね。
この守られてる感、意外と心地よくて癖になりそうです(笑)


そんな週末のおはなし。

金曜日は会社の忘年会でした。
いつも職場の飲み会では人一倍元気にはしゃぐのですが、金曜日はまだ声もかろうじて出るくらいでとてもきつくて、前半で力尽きてしまいました。

後半は小声でトーク。
めずらしく二次会も参加せずでした。
そのかわり、飲み会後にスタジオに個人練習に行ったのですが、かんぶんも行くとのことでひさびさにふたり練習しました。
小雨の中、真夜中の天神まで歩いて行って練習なんて、この空気がなんだか懐かしくて懐かしくて仕方なかったです。

何度だって訪れるこの感覚をわたしはまた言葉にできないままです。
どうしたって消えない、静かな情熱。
「いつかきっと」が永遠に訪れなければいいのに、なんてずるくてどうしようもないわたしのままで。

真夜中、仕事あがりのゆいくんに迎えにきてもらって、3人で話しながら帰れば世界はもうすっかり朝を迎えていました。


そして迎えた土曜日は起きてすぐにスタジオ練習でした。

新曲もかなりカタチになってきました。
まだ喉が苦しくてドラムを叩くたびにカラカラになって、息がとまりそうだったので、全力プレイは少し控えねばならなかったですが、曲作りは進めることができたのでよかったです。
来月のライブには演奏できそうなので楽しみです!

スタジオ練習後はキャスアラと音楽仲間のみなさんと、焼肉忘年会。




長崎や唐津、久留米からはるばるみなさん集まってくださいました。
ありがとうございます!!




焼肉食べて、ファミレスに行っておしゃべりして、おいしく楽しい時間でした。
やっぱりうまくしゃべれず、それがかなり心残りなのですが、一緒に過ごせただけでもよかったです。

来年の目標なんて話もして、みなさんのモチベーションの高さにも驚かされたのでした。
今年もホントに素晴らしい1年だったので、忘年会とは言っても、わたしは何一つ忘れたくはないと思います。
忘れられない1年を、忘れないように。
そうしてまた来年を迎えられますように。

なんだかんだでまた朝帰りで、今日はもうこの1週間ぶんを取り戻すかのごとく思い切り寝ました。
起きたらもう夕陽が沈みかけていましたが、そのぶん回復したのでよかったかな。


そして今日の最後にとても懐かしいひとから、とてもステキなメールをもらいました。
言葉を交わすことがなくなっても、一緒に過ごすことがなくなっても、この気持ちは変わらないと思うけど、やっぱり言葉にしなきゃ伝わらないのかもしれないね、と思いました。
ひさびさに交わす言葉になんだか熱いものがこみあげてくるのを感じました。

そうだ、わたしだってきっとそうだ。

もう二度とあの日のような輝きをまとうことなんてできやしない。
もう二度とそんな言葉を、愛を届けることなんてできやしない。

だけどね。

きっと少しだけ往生際の悪いバカなわたしをいつかキミに笑ってほしい。
そうして会える日まで、くだらないほどあふれる届けたい言葉は心の奥にしまっておくよ。


神様に声を奪われて、いろいろなことを考えさせられた1週間でした。
職場では静かでよかったーなんて言われもしましたけどね(笑)

伝わらないこともたくさんあるけどね、伝わっても共有しあえないこともたくさんあるけどね。
神経質なわたしはそれに苦しくなったりもするけどね。

それでも手を伸ばしていたいと思うんだよ。

きっと永遠にとどまることなどない、
そして永遠に満たされることもない、

果てしなく愚かで愛しい情熱を改めて知ったのでした。



愚かで愛しい日々のこと。


11月いっぱいで3年と3か月暮らした家賃2万円のアパートから引っ越ししました。
香椎駅前の区画整備で立ち退きになったのです。

立ち退きということで、引っ越し費用は負担してもらいましたが、それでも引っ越ししたくないという気持ちのほうが強く、最後までいやいやしぶしぶの引っ越しになりました。
ここでの生活は今までの一人暮らしのなかでイチバン心地よく穏やかで、かつてないくらいわたしにとって「帰る場所」だったからです。

家賃2万円というとたいていの人にびっくりされて心配されていました。
わたしも最初はこんなボロアパートで暮らしていけるだろうかと不安でいっぱいでした。
でも、暮らしてみるとこんなにステキな場所はないというくらいわたしにとっては最高の場所でした。

ひっそりとした路地に建ついまにも崩れそうなアパート。
日当たりだけはよくて狭い部屋はいつもあたたかな光にあふれていました。
大きな世界でいつもここは優しい陽だまりだったね。

鼻をかむ音も聞こえてしまうくらい壁の薄い部屋に、一癖も二癖もある住民ばかりで。
みんなの生活が手にとるようにわかってしまうのもなんだかおかしくて。
夢の途中の貧乏暮らしも悪くないね、なんて気分でどこかいつも楽しかったね。

夜になればすぐそばを通る線路から電車の音が聞こえて。
ベッドにもぐりこんでいつまでも耳を傾けていました。
そうして想いをめぐらす時間が大好きだったよ。

もっといいところに住めばいいのに、なんて何度も言われたけど、わたしはこのめちゃくちゃでしょうもないこの場所がイチバンでした。
わたしだけが知っている、わたしだけの特別みたいな日常でした。
なんだかうまく言えないけど、パーフェクトだったんだ。
不完全な完全、だったんだ。


もう今月中にはあのアパート「桜井コーポ」は取り壊されてしまうそうなので、思い出に写真を初公開します!
わりと頑なに訪問を拒否していたので、見たことある人はあまりいない秘密の部屋です(笑)

ホントにびっくりするくらいボロいですよね。
事件が起きててもおかしくない!



一度階段は崩れたそうです。




つなぎめ。




わたしのお部屋公開!

キッチン側から。



職場でも家でもほとんどPCの前(笑)


わりと広いのもよかったです。



ベランダはないけど、虫はでたことない!



ギターあまり弾いていません。



あたたかな場所。



キッチンも広々でした。



何もかもなくなってからっぽの部屋。




何度経験しても最後にドアを閉める瞬間は寂しくなりますが、今回はこの建物自体がなくなるということでより一層寂しさを感じました。

引っ越し先は桜井コーポから歩いて3分くらいの場所なので、毎日無事を確認してしまいます。
まだ壊されてはいませんが、きっとある日朝はあったのに、帰りがけ見ると突然なくなっているんでしょうね。

そうなればもうあっという間にこの景色も記憶のなかで薄れていくんだろうなと思います。
香椎駅前はずっと再開発で工事をしていて、わたしが引っ越してきたときとは全く違う景色になっているのですが、もう今となってはそこに何の建物が建っていたかもすぐには思い出せないくらいです。
こうしてめまぐるしく変化する世界では、一瞬にして遠い過去になってしまうんだなぁと思わされます。

流れ流され、この景色も、この日々も、この気持ちも。
きっと気が付けばはるかかなたに消えていってしまうんだね。

それでも、ここに確かにあったと、そう言える何かがわたしの中に残っていてくれたらうれしいです。

この日々の中で楽しかったこと、うれしかったこと、悲しかったこと、せつなかったこと。
全部忘れてしまっても、今のわたしを作ったものであることには変わりないのだから。

たくさんの幸せをくれた桜井コーポでの日々に心から感謝です。
ホントにホントにありがとう!