子宮蓄膿症の治療
子宮蓄膿症治療の第一選択は手術で、中の膿ごと子宮と卵巣を取ってしまいます。
二次的に腹膜炎を起こしていることも珍しくありませんので、お腹の中の洗浄も行います。
手術中に亡くなってしまうこともあり得ます。
子宮蓄膿症になってしまうのは老齢になってからのこと、状態が悪い中で行わなければならない手術であることなどもありますし、子宮の中の細菌が出した毒素が血液中に流れ出してしまい、ショックを起こすこともあります。
また、手術が成功しても、すぐには安心はできません。
敗血症や腎不全、腹膜炎などの合併症の心配があり、既に骨髄が強く抑制されていると貧血が改善しないこともあります。
術後、何日かたってから心不全を起こし亡くなってしまうこともあります。
この病気は適切な治療を行っても、死亡率が4~20%あるとも言われています。
どうしても繁殖させたい子や他の病気によって手術がどうしても危険という場合には内科療法もあります。
子宮の口を開かせ、子宮の中から膿の排泄を促進する薬を使う方法です。
しかし、薬自体の副作用もありますし、一旦治っても後で再発することも少なくないようです。
もう少し安全な薬もあるようですが、国内では手に入りません。
子宮蓄膿症の予防法は避妊をすることです。
この病気には女性ホルモンが強く関与しているため、女性ホルモンを盛んに分泌する卵巣だけを取る方法でも予防できますし、卵巣と子宮を取る方法でももちろん予防できます。
以前に書いたように、早期に避妊することによって乳腺腫瘍の予防にもなりますので、出産させる予定がない場合は若くて健康なうちに避妊手術を受けた方がいいでしょう。
二次的に腹膜炎を起こしていることも珍しくありませんので、お腹の中の洗浄も行います。
手術中に亡くなってしまうこともあり得ます。
子宮蓄膿症になってしまうのは老齢になってからのこと、状態が悪い中で行わなければならない手術であることなどもありますし、子宮の中の細菌が出した毒素が血液中に流れ出してしまい、ショックを起こすこともあります。
また、手術が成功しても、すぐには安心はできません。
敗血症や腎不全、腹膜炎などの合併症の心配があり、既に骨髄が強く抑制されていると貧血が改善しないこともあります。
術後、何日かたってから心不全を起こし亡くなってしまうこともあります。
この病気は適切な治療を行っても、死亡率が4~20%あるとも言われています。
どうしても繁殖させたい子や他の病気によって手術がどうしても危険という場合には内科療法もあります。
子宮の口を開かせ、子宮の中から膿の排泄を促進する薬を使う方法です。
しかし、薬自体の副作用もありますし、一旦治っても後で再発することも少なくないようです。
もう少し安全な薬もあるようですが、国内では手に入りません。
子宮蓄膿症の予防法は避妊をすることです。
この病気には女性ホルモンが強く関与しているため、女性ホルモンを盛んに分泌する卵巣だけを取る方法でも予防できますし、卵巣と子宮を取る方法でももちろん予防できます。
以前に書いたように、早期に避妊することによって乳腺腫瘍の予防にもなりますので、出産させる予定がない場合は若くて健康なうちに避妊手術を受けた方がいいでしょう。
子宮蓄膿症の診断
子宮蓄膿症の診断のためにはレントゲンや超音波検査、血液検査などを行います。
正常な子宮は通常のレントゲンでほとんどわかりませんが、子宮蓄膿症では大きな子宮が見られます。
子宮の中に貯まっている膿の量にもよりますが、子宮がお腹のほとんどを占めているということもあります。
しかし、開放性の場合は膿がどんどん出てしまうので子宮が大きくならず、それほど大きく写ってこないこともあります。
超音波検査をすると、お腹の中に正常では見られない液体が多量に貯まっているのがわかります。
レントゲンでは液体が貯まっている部分が白い塊として見え、超音波検査では逆に黒く見えます。
血液検査をすると、多くの場合、白血球数が正常よりも多くなっています。
しかし、炎症がひどい場合は、消費されて死んでいく白血球の数が新しく作られる白血球の数を上回り、逆に正常値よりも低くなってしまったり、見かけ上、正常値を示すこともあります。
白血球数が多い場合よりも、逆に低い場合の方が危険なこともあるのです。
中には明らかな貧血を起こしていることもあります。
血液を作る工場である骨髄が抑制されてしまうため、新しく作られる赤血球が少なくなってしまうのです。
また、細菌による敗血症を起こしていたり、細菌が出す毒素による影響などで腎臓の数値が上がっている場合もあります。
貧血がひどい場合や、腎臓の数値が高い場合は程度にもよりますが治癒の見込みが低くなります。
正常な子宮は通常のレントゲンでほとんどわかりませんが、子宮蓄膿症では大きな子宮が見られます。
子宮の中に貯まっている膿の量にもよりますが、子宮がお腹のほとんどを占めているということもあります。
しかし、開放性の場合は膿がどんどん出てしまうので子宮が大きくならず、それほど大きく写ってこないこともあります。
超音波検査をすると、お腹の中に正常では見られない液体が多量に貯まっているのがわかります。
レントゲンでは液体が貯まっている部分が白い塊として見え、超音波検査では逆に黒く見えます。
血液検査をすると、多くの場合、白血球数が正常よりも多くなっています。
しかし、炎症がひどい場合は、消費されて死んでいく白血球の数が新しく作られる白血球の数を上回り、逆に正常値よりも低くなってしまったり、見かけ上、正常値を示すこともあります。
白血球数が多い場合よりも、逆に低い場合の方が危険なこともあるのです。
中には明らかな貧血を起こしていることもあります。
血液を作る工場である骨髄が抑制されてしまうため、新しく作られる赤血球が少なくなってしまうのです。
また、細菌による敗血症を起こしていたり、細菌が出す毒素による影響などで腎臓の数値が上がっている場合もあります。
貧血がひどい場合や、腎臓の数値が高い場合は程度にもよりますが治癒の見込みが低くなります。
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症とは子宮の中に膿がたまる病気で、治療をしなければほとんどの子が亡くなってしまいます。
ワンちゃんでもネコちゃんでも見られ、それほど珍しい病気ではありません。
出産経験のない高齢のワンちゃんに比較的多いのですが、出産経験があってもかかる子はいますし、まれにですが、若い子でも見られます。
これは女性ホルモンが大きく関与している病気で、生理(発情)の後に起こるのがほとんどです。
発情に伴って活発に分泌されるプロジェステロンという女性ホルモンの影響により、子宮内膜が過形成を起こし、子宮の中に液体が貯まります。
この時点では貯まっているのは膿ではなく、液体や粘液で、子宮水症や子宮粘液症と呼ばれる状態です。
通常の子宮では細菌が発育しにくい環境になっているのですが、この状態が続くと、細菌感染を起こしやすくなります。
この状態に感染が起こり、細菌が増殖すると子宮蓄膿症になっていきます。
原因菌として最も多いのは大腸菌です。
子宮蓄膿症は開放性と閉鎖性に大きく分けられます。
開放性は子宮の口(子宮頸管)が開いていて、陰部から膿(おりもの)が出ているものです。
出ているものに血液が多い場合は、飼い主さんに血尿だと誤解されることもあります。
閉鎖性は子宮頸管が閉じていて、陰部から膿が出ていないものです。
開放性の場合は比較的気づきやすいのですが、閉鎖性の場合は発見が遅れがちです。
症状は
多飲多尿:いつもより水を飲む量とおしっこの量が増える。
食欲、元気の低下
嘔吐
お腹がふくれている(閉鎖性の場合)
などですが、ネコちゃんの場合は多飲多尿は見られないことの方が多いようです。
ワンちゃんでもネコちゃんでも見られ、それほど珍しい病気ではありません。
出産経験のない高齢のワンちゃんに比較的多いのですが、出産経験があってもかかる子はいますし、まれにですが、若い子でも見られます。
これは女性ホルモンが大きく関与している病気で、生理(発情)の後に起こるのがほとんどです。
発情に伴って活発に分泌されるプロジェステロンという女性ホルモンの影響により、子宮内膜が過形成を起こし、子宮の中に液体が貯まります。
この時点では貯まっているのは膿ではなく、液体や粘液で、子宮水症や子宮粘液症と呼ばれる状態です。
通常の子宮では細菌が発育しにくい環境になっているのですが、この状態が続くと、細菌感染を起こしやすくなります。
この状態に感染が起こり、細菌が増殖すると子宮蓄膿症になっていきます。
原因菌として最も多いのは大腸菌です。
子宮蓄膿症は開放性と閉鎖性に大きく分けられます。
開放性は子宮の口(子宮頸管)が開いていて、陰部から膿(おりもの)が出ているものです。
出ているものに血液が多い場合は、飼い主さんに血尿だと誤解されることもあります。
閉鎖性は子宮頸管が閉じていて、陰部から膿が出ていないものです。
開放性の場合は比較的気づきやすいのですが、閉鎖性の場合は発見が遅れがちです。
症状は
多飲多尿:いつもより水を飲む量とおしっこの量が増える。
食欲、元気の低下
嘔吐
お腹がふくれている(閉鎖性の場合)
などですが、ネコちゃんの場合は多飲多尿は見られないことの方が多いようです。