カシミヤ店長気まぐれブログ -4ページ目

オーストラリア

行ってきましたオーストラリア!メルボルンとシドニー。周りからは『旅行?』なんて言われましたがれっきとした業務出張です!
目的はカシミヤ商品の市場調査及び営業。あくまでもカシミヤにこだわる我々は日本での販売だけだと春夏がどうしても売れなくなります。その代り秋冬は超~忙しい時期が続くのです。
この時間のできる春夏の時期はオーストラリアでは季節が逆になります。その点をうまく活用できないかと考えました。
ある会社が年中打ち立てのそばを食べられるように日本と反対のタスマニアでそばを栽培しているという話を聞いたことがあったので、カシミヤにも通じるなと思ったわけです。

初めてのオーストラリアはどんなものでもスケールがでっかく驚きの連続!とにかく食べモノの一人前の量がすごい!残すのが大嫌いな僕でも相当な回数残しちゃいました。
あとは肉の安さにびっくり!メルボルンではとびきり有名なステーキハウスでのコースが75オーストラリアドル(7000円ぐらい)その内容がまたすごい、前菜にでっかいうま味たっぷりのソーセージが出て、大きなサラダがてんこもり、そしてミニステーキの盛り合わせが出て、最後に300グラム超のステーキが。。。そして大きなアイスクリーム、あ、でっかいパンもあったな~ とにかく胃拡張の大地です。そしてカシミヤはとっても貴重なものとして認識されていました。よかった!

エアリィカシミヤストール巻き方&使い方コンテスト

暑い暑いと言いながらすでに8月も中盤、オリンピックも水泳で盛り上がり、真夏ど真ん中ではありますが、秋の気配もちらほら  と言い立いところですが、やっぱり真夏ど真ん中のままですね。


さて、08年秋冬シーズンに向けて当店では『エアリィカシミヤストール』を開発し、新発売することになりました。これまで内モンゴルにてじっくりじっ~くり開発生産してきておったのです。


『エアリィカシミヤストール』は3タイプご用意しており、カラーは何と38色からお選びいただけます。この新商品に発売を記念してカシミヤ専門店カシミエールでは、『エアリィカシミヤストール巻き方&使い方コンテスト』を行います~


今年はネックウェアがブレイクの予感!そんな中あなたのオリジナルな巻き方&使い方をどしどしご応募ください!詳細は以下の通りです!9月1日からご応募できますからね~ 素敵な使い方、巻き方お待ちしています!




■カシミエール主催『あなたのストール巻き方・使い方コンテスト』のお知らせ■


こんにちわ!カシミヤ専門店カシミエールです。このたびピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストール』3タイプの発売を記念して、オリジナリティ溢れるストールの巻き方&使い方コンテストを開催します。貴女オリジナルのストールの巻き方&使い方をどしどしご応募ください。まずは抽選で10名様に当店『エアリィカシミヤストールカジュアル』をプレゼントするファーストチャンス!その後一般からの人気投票を実施し1位商品券10000万円、2位5000円、3位3000円のほか、上位10名にも『エアリィカシミヤストールカジュアル』(社内審査をクリアした候補者)プレゼントされるダブルチャンス企画です!


■応募期間:9月1日(月)~10月13日(月・祝)
■応募方法:以下内容をウェブ上応募フォームからお送り下さい。郵送可(ファックス不可)
1.ストール着用・使用時の正面写真とフリーの写真1枚の合わせて2枚の写真
2.こだわりのポイントの解説コメント
3.巻き方・使い方の名前(ご自由にお付けください。ユニークな名前を待っています)
4.お名前、メールアドレス、電話番号、都道府県、表示名(ニックネームで結構です)

■当選者発表
◎ファーストプレゼントチャンス
◎当選発表日:11月1日 当店ホームページ上にて発表しメールにて通知
◎プレゼント:ピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストールカジュアル』10名様

◎ファイナルプレゼントチャンス
◎当選発表日:12月7日 当店ホームページ上にて発表しメールにて通知
◎プレゼント:
1位 商品券10000円とピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストールカジュアル』1枚
2位 商品券5000円とピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストールカジュアル』1枚
3位 商品券3000円とピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストールカジュアル』1枚
4位~10位 ピュアカシミヤ100%『エアリィカシミヤストールカジュアル』それぞれ1枚


なお、人気投票上位者は、当店ホームページにてオリジナルの巻き方&使い方を永久に表示させていただきます。


カシミヤ専門店カシミエール
http://cashmerel.com


エアリィカシミヤストール巻き方&使い方コンテストご応募ページ

http://cashmerel.com/hpgen/HPB/entries/199.html



間違った企業努力

いいものは高いというのは当たり前の話であり、いいものが世間相場より安いということになると評判になったり、人気商品になったりする。

いいものをどうしたら世間相場より安く提供できるのかを真剣に必死に我々は考えるわけである。流通経路のロスを省いたり、余計な経費を排除したりすることで安く提供しようとする。我々の場合だと運送手段を運賃の高い飛行機から安い船に変えたり、一回の配送数量を大きくしたり、有利な為替の時に予約したり、出来ることは限られているけれどもあらゆる知恵を絞ることになる。これがまともだと思う。常識的な企業努力だろう。

ところが違う方面に知恵を絞る人がいるようだ。

商品の品質そのものに手を付けてしまう。国産ウナギを外国産に変えてしまう。特級の和牛に違うものを混ぜてしまう。ブラジル産鶏肉を国産と言ってしまう。そば粉100%なのにつなぎを入れてしまう。カシミヤ100%なのにウールを混ぜてしまう。

北海道の偽装肉屋の社長がこんなことを言ってた、『消費者が安いものを望むから仕方ない。これは消費者のニーズなんだ』と。馬鹿なことを言ってもらっては困る。なにをはき違えているのだろうこの人は。この会社の歴史とこの社長の創業時のころも報道で見た。いいものを安くをモットーに本当に頑張っていたようだ。使命に燃えて独立したのだろうから当然のことだと思う。そんな人がどうして豚の血やほかのくず肉を混ぜて平気な顔ができるようになったのだろう。いつこのように変質してしまったのだろうか。


本当に理解できないことがあるものだ。

生協カシミヤ偽装事件 続報

ある情報筋からの話である。



これらの商品は通販商品だったようだ。しかもなかなかの売れ筋商品であり、初回ロットが販売完了して追加注文を入れるほどの盛況ぶりだったとのこと。どうやらこの追加された商品にカシミヤがほとんど入っていなかったようだ。


当然初回ロットや、量産スタート前の見本などはきちんと検査したはずであろうが、この追加分の検査が漏れていたのだろう。

しかし初回の商品は正当なものを出しておきながら追加商品の品質を下げるなんて、、、まるでどっかの食べ放題のしゃぶしゃぶ屋さんのようだ。(追加した肉が極端に脂が多くなってるみたいな感じ?)それにしてもあくどいやり方だなと思ってさらに聞いてみると、、、

初回の仕入先が倒産あるいは何かの理由により仕入れることができなくなり、急きょ追加分は仕入先を変更したようなのだ。非常にリスキーな形になってしまったのだが、追加がある以上仕方なかったのであろう。信用信頼のおける工場だけとお付き合いする。そんな思いをさらにさらに強くした出来事であった。

またまたカシミヤ偽装事件

日本生協連、カシミヤで不当表示=「50%ブレンド」ほとんどゼロ-公取委


またまたカシミヤの偽装事件が発生した。


生協の連合会「日本生活協同組合連合会」(東京)が「カシミヤ50%」と表示して販売したセーターやカーディガンに、カシミヤが約1~5%しか含まれていなかったのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は17日、再発防止を求める排除命令を出した。
 公取委によると、日本生協連は昨年9月ごろから今年3月ごろまでの間、会員である生協を通じて組合員に9商品を販売。カタログに「しっとりしたカシミヤとふっくらしたウールを50%ずつブレンドしたハーフカシミヤ」などと表示したが、実際にはカシミヤはほとんど含まれていなかった。 

(以上全文時事通信社より引用)


どうしてこのような事件が起こるのだろうか。双方の商品担当者は実際の商品を見たり、触ったりせずに流通させているのであろうか?納入する側もされる側も商品に全く触れることなく机上の書類だけで『カシミヤ商品』を動かしているのだろうか?


いやそんなことはないだろう。最前線の担当者が商品に触れていないわけがない、、、、

となるとその担当者も認識できないぐらい、商品の風合いが良かったのか?カシミヤ100%でなく、カシミヤ50%ウール50%というのが非常に微妙な感じだ。カシミヤ100%が1%だったら間違いなく担当者は気がついたのではないだろうか。それが、カシミヤ50%とウール50%という半分の混紡商品。柔軟剤や柔軟化工まみれになったエセカシミヤニットは担当者の目をくぐり抜けてしまったのか。


生協が販売する商品なのだから、相当な量が製造されたはず。当然工場から店頭まで多くの人間の目や手を経由しているはず、店頭前には厳重な検品というハードルもあったはず。なのにこうも簡単にくぐり抜けてしまうのか。


こちらは、カシミヤ100%か99%かの1%の精度に必死になって立ち向かっているのに、こんな事件があると情けなくなってしまう。さらに身を引き締めて品質向上・精度向上に努力するとしよう。


該当記事の掲載ページです。

毎日新聞

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080718k0000m040126000c.html


時事通信社

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c0%b8%b6%a8%a1%a1%a5%ab%a5%b7%a5%df%a5%e4&k=200807/2008071700806