ポップ・ミュージックのトリコ -105ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

毎年恒例のIFPI(国際レコード産業連盟)が発表した世界レコード産業の売上実績を取り上げます。
2017年の世界レコード産業の売上は、パッケージ売上で前年比10.1%減となる47億ドル、配信による売上は前年比121.1%増となる112億ドル、それに権利収入27億ドルと”シンクロ収入4億ドルを加えて、合計191億ドルで前年比9.7%増で過去20年で最も顕著な成長を記録した一昨年さらには昨年をさらに上回る好況な年となりました。

米国では有料ストリーミングサービスががさらに売り上げを伸ばし、音楽配信売り上げの59.4%を占めるまでになっている。音楽配信売上は米国レコード市場の74.2%を構成しています。
一方世界第2位の市場である日本は2016年は、パッケージ売上が前年比2.3%増に転じ、ストリーミング売上が前年比32.6%増と上向いたため、依然としてパッケージ売上が71%を占めている状況下ではありながら、日本の音楽市場は3.4%増となりました。



国別で見るとトップ5は今年も相変わらずの5国。 
1位 米国(16年:53億ドル⇒17年:59億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
2位 日本(16年:27億ドル⇒17年:27億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
3位 英国(16年:13億ドル⇒17年:13億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
4位 独国(16年:12億ドル⇒17年:13億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
5位 仏国(16年:8億ドル⇒17年:9億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%

※IFPIは今年より無料でのデータ開示に国家別の数値を出さなくなったので本年度は詳細が表記できません。

上位5カ国の顔ぶれは変わりませんでしたが、順位は英国がドイツを抜いて3位に上昇しました。英国は4年連続売り上げは上昇しており、ドイツはパッケージ売上が減少傾向ながらいまだ健在な分、ストリーミングへの以降にまだ時間がかかる見込みでストリーミング売り上げの増加で補いきれない状況が続いています。


6位 韓国(16年:3億ドル⇒17年:5億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
7位 中国(16年:2億ドル⇒17年:3億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
8位 豪国(16年:4億ドル⇒17年:4億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
9位 加国(16年:4億ドル⇒17年:4億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
10位 伯国(16年:2億ドル⇒17年:3億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%

7位に昨年10位から3ランク上げて中国が急上昇。堅調な韓国の存在とも相まって、北米に次ぐ第2位の市場に、ヨーロッパを抜いてアジア・オセアニアが躍り出ることになりました。
人口の観点から見れば、アジア・オセアニアは圧倒的優位な環境。これからまだまだ成長が続くと考えられます。

あと何年で、中国がトップ5に入るのか?
映画ではすでに世界最大になろうという中国の今後に注目が集まります。
それにしてもここ数年での東アジアの音楽市場の伸びは、国際問題における、この地域の注目度の上昇と同じタイミングで高まってきています。

アジアはさらにこのあとインドのランクインが控えています。欧米一辺倒の国際情勢から徐々に重心が東へと移動していますね。



1位 "Old Town Road" Lil Nas X feat. Billy Ray Cyrus
produce:YoungKio, M.T.Reznor, A.M.Ross

2位 "Senorita" Shawn Mendes & Camila Cabello
produce:Andrew Watt, benny blanco
カミラが咬む曲はどうもラテンなナンバーが多いですね。
まあ、spotifyなんかでもラテンのナンバーがガンガンランキングに入ってくるので、そういうところを睨んでるんでしょう。
それにしてもカミラの声は独特の魅力があります。エロカワイイというか、セクシーなのにチャーミングです。

3位 "Bad Guy" Billie Eilish
produce:F.B.O'Connell

4位 "Talk" Khalid
produce:Disclosure

5位 "I Don't Care" Ed Sheeran & Justin Bieber
produce:Max Martin, Shellback, FRED


リル・ナズ・Xが13週目のトップに。



今週のピックアップ

"The Git Up" Blanco Brown
先週も取り上げたこの曲がチャートを駆け上がっています。
あいかわらずLainey Wilsonのことが気になっているわけですが(笑)
まあ、ネット上ではTik Tokはじめこの曲の”踊ってみた”が増殖しています。

"One Thing Right" Marshmello & Kane Brown
カントリー×EDMという組み合わせなのに、仕上がりはなぜかT.I.の名曲"Whatever You Like"っぽいものに!?

"Out the Mud" Lil Baby feat. Future
リル・ベイビーがフューチャーとコラボ。ちょっとアジアンテイストな笛の音がいいアクセントになっています。

"The Ones That Didn't Make It Back Home" Justin Moore
PVでは軍隊や警察、消防士といった、命がけで仕事をする人たちのことをフィーチュアしたものになっています。
トランプ大統領は日米安保の見直しについて言及していますが、やはり命がけで祖国だけでなく同盟国である日本を守る米国兵をカネの問題だけで片付けるのは難しい問題だと思います。
日本も日本を自身で守らんとする軍の復活は国際社会の常識に照らしてそろそろ真面目に考えなけりゃならないですよね。
日本軍の復活は、軍事大国の復活を懸念する考え方もあったものですが、ここまで中国が軍事大国たらんと軍備を増強し、北朝鮮が核武装化を実現した今日いわゆる”日帝”を不安視する声も的外れになってしまっていますからね。

"Cash Shit" Megan Thee Stallion feat. DaBaby
ヒップホップがわが世の春を謳歌しているのに、女性ラッパーはまだまだ出遅れている印象。そうした環境を打破する存在として急浮上してきたMegan Thee Stallion。
やっぱりこうして新しいスターがどんどん勃興してくるのは楽しいです。



1位 "Old Town Road" Lil Nas X feat. Billy Ray Cyrus
produce:YoungKio, M.T.Reznor, A.M.Ross

2位 "You Need To Calm Down" Taylor Swift
produce:J.Little, T.Swift
テイラーの新曲が2位にランクイン。
J.Littleとの共作が続いています。自作では彼とのコラボがメインなのか?

3位 "Bad Guy" Billie Eilish
produce:F.B.O'Connell

4位 "Talk" Khalid
produce:Disclosure

5位 "I Don't Care" Ed Sheeran & Justin Bieber
produce:Max Martin, Shellback, FRED


リル・ナズ・Xが12週目のトップに。



今週のピックアップ

"Omertà" Drake
プレイリスト第3弾『The Best in the World Pack』に収録。
ここ数年は彼中心にヒップホップの世界は回っていますね。

"The Git Up" Blanco Brown
先週も取り上げたこの曲がチャートを駆け上がっています。
そして個人的にきになっているのがLainey Wilson

"Down Bad" Dreamville feat. JID, Bas, J. Cole, EARTHGANG & Young Nudy
J. Cole一味によるPosse曲。
この手のマイクリレー曲ではやっぱりNWAの"Straight Outta Compton"とか"100 Miles and Runnin' "が大好きです。

"Rescue Me" Marshmello feat. A Day To Remember
マーシュメローがポップパンクバンドのア・デイ・トゥ・リメンバーとコラボ。
初期のPVがボッチっぽいのが多かったのでみなと仲良くする彼を見るとちょっとホッとしてしまいます(笑)

"It's You" Ali Gatie
カナダのトロント出身のAli Gatieはネットから頭角を現してきた新人。
この切ないフレーズが癖になります。