2018年世界レコード産業の実績 | ポップ・ミュージックのトリコ

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毎年恒例のIFPI(国際レコード産業連盟)が発表した世界レコード産業の売上実績を取り上げます。
2017年の世界レコード産業の売上は、パッケージ売上で前年比10.1%減となる47億ドル、配信による売上は前年比121.1%増となる112億ドル、それに権利収入27億ドルと”シンクロ収入4億ドルを加えて、合計191億ドルで前年比9.7%増で過去20年で最も顕著な成長を記録した一昨年さらには昨年をさらに上回る好況な年となりました。

米国では有料ストリーミングサービスががさらに売り上げを伸ばし、音楽配信売り上げの59.4%を占めるまでになっている。音楽配信売上は米国レコード市場の74.2%を構成しています。
一方世界第2位の市場である日本は2016年は、パッケージ売上が前年比2.3%増に転じ、ストリーミング売上が前年比32.6%増と上向いたため、依然としてパッケージ売上が71%を占めている状況下ではありながら、日本の音楽市場は3.4%増となりました。



国別で見るとトップ5は今年も相変わらずの5国。 
1位 米国(16年:53億ドル⇒17年:59億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
2位 日本(16年:27億ドル⇒17年:27億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
3位 英国(16年:13億ドル⇒17年:13億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
4位 独国(16年:12億ドル⇒17年:13億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%
5位 仏国(16年:8億ドル⇒17年:9億ドル⇒18年:??億ドル)世界市場シェア??%

※IFPIは今年より無料でのデータ開示に国家別の数値を出さなくなったので本年度は詳細が表記できません。

上位5カ国の顔ぶれは変わりませんでしたが、順位は英国がドイツを抜いて3位に上昇しました。英国は4年連続売り上げは上昇しており、ドイツはパッケージ売上が減少傾向ながらいまだ健在な分、ストリーミングへの以降にまだ時間がかかる見込みでストリーミング売り上げの増加で補いきれない状況が続いています。


6位 韓国(16年:3億ドル⇒17年:5億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
7位 中国(16年:2億ドル⇒17年:3億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
8位 豪国(16年:4億ドル⇒17年:4億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
9位 加国(16年:4億ドル⇒17年:4億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%
10位 伯国(16年:2億ドル⇒17年:3億ドル⇒18年:?億ドル)世界市場シェア?%

7位に昨年10位から3ランク上げて中国が急上昇。堅調な韓国の存在とも相まって、北米に次ぐ第2位の市場に、ヨーロッパを抜いてアジア・オセアニアが躍り出ることになりました。
人口の観点から見れば、アジア・オセアニアは圧倒的優位な環境。これからまだまだ成長が続くと考えられます。

あと何年で、中国がトップ5に入るのか?
映画ではすでに世界最大になろうという中国の今後に注目が集まります。
それにしてもここ数年での東アジアの音楽市場の伸びは、国際問題における、この地域の注目度の上昇と同じタイミングで高まってきています。

アジアはさらにこのあとインドのランクインが控えています。欧米一辺倒の国際情勢から徐々に重心が東へと移動していますね。