ガッリーポリには、地下搾油所が、35もあったそうで、そのいくつかが、見学できます。
大聖堂のすぐ近く、お土産物屋さんが立ち並ぶ、たぶん一番賑やかな通り、Antonietta de Paceを進んでいくと、
見学できる、地下搾油所があります。
Frantoio oleario ipogeo
ろばなどの家畜が引いていた、石臼。
つぶされたオリーブの実を、円盤型のフィルターに入れたのを、何枚も重ねて、それを、上から板で、押しつぶすと、液体が出てきて、下の穴にたまります。
それが、水とオイルに分解しますが、オイルの方が、軽いので、オイルだけ、水の上に浮くので、それを、救い上げます。
16世紀から、利用された、このような地下搾油所で製造されたオイルは、ガッリーポリ港から、マルセイユへ、そして、ヨーロッパ中に、輸出されたそうです。
オイルは、食用ではなく、灯りを取るランプ用でした。
その後、ランプ用のオイルが使われなくなり、食用のオイルが、地上の搾油所で作られるようになると、このような、地下搾油所は、利用されなくなったそうです。
この地下搾油所の見学時間については、ホームページをご覧ください。こちら。
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