作者かるめろ、身の上話⑧ | 似顔絵マンガ、かるめろの日々。

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40代主婦、8歳と5歳の母です。2013年~香港、2017年~名古屋、同年東京・大森へ、夫の転勤に伴い引越し。日々の暮らしを、最近はマンガ・イラスト少なめで、紹介しています。

 

 

 第8話「香港でのリハビリを終えて、日本へ」

 
最初から読む⇒こちら
前回の話⇒こちら
 

 

30歳になった頃
 
日本に帰る決心をします。
 
 
 
理由は、日本の社会から落ちこぼれた
 
というコンプレックスを解消するため。
 
 
 
 
香港で働いて約6年。
 
 
 
その間、日本のビジネスマンとも
 
メール越し、電話越しに 
 
一緒に仕事をするようになって、
 
 
 
やっとこさ 
 
日本の社会でもやっていける!
 
という感覚が持てるようになったのでした。
 
 
 
香港で数年間働いたという経験が
 
自信につながりました。
 
 
 
 
そして
 
日本へ転職するなら、30歳ぐらいまで!
 
それ以後になれば 求人は
 
ぐっと減るだろうと
 
勝手に思い込んでいたのもあり、
 
帰国を決めました。
 
 
 
 
 
有り難いことに、
 
香港で勤めていた会社の
 
日本の本社からお声が掛かり
 
スムーズに転職することが出来ました。
 
 
 
 
 
本社で配属されたのは、コールセンター。
 
 
強力なチームリーダーが統率する
 
若い女性ばかりの職場でした。
 
 
 
はっきり言って、私は浮いてたと思います。
 
 
学歴にしろ職歴にしろ、スキルにしろ
 
他のメンバーと比べて
 
めちゃ違和感があったと思いますが…
 
 
 
それでもコールセンターのメンバーは、
 
リーダーを始め、好意的に受け入れてくれました。
 
 
 
 
30過ぎてましたが、日本では初めての就職。
 
 
 
ビジネスマナーも全然なかったし
 
日本の会社の常識キラキラがまるで無くて
 
 
(たとえば香港の会社では、始業後に
 
デスクで朝食のパンパンを食べたりするのは
 
いたって普通の光景なんですが…
 
それを日本でやって怒られたりとかねあせる)
 
 
 
 
一事が万事、そんな調子で
 
たぶん同僚は  
 
やりにくい新人が入って来たと
 
思ったでしょうね~ウシシ汗
 
 
 
それでもコールセンターのリーダーは
 
根気よくいろいろ教えてくれました。
 
 
 
 
そして
 
コールセンターの仕事も
 
最初はマニュアル通りの電話対応でしたが
 
 
 
そのうち
 
「かるめろちゃん、Excelとか得意だったら、資料作ってくれる?」
 
「こんなマニュアル作れる?」
 
「中国語できるんだったら、中国語に訳してくれる?」
 
「貿易実務の部署にヘルプに行ってくれない?」
 
「商社代行の仕事やってほしいんだけど」
 
...etc.
 
 
 
コールセンターに籍を置きながら
 
いろんな部署へ助っ人に行く要員、
 
いつのまにか
 
なんでも屋になっていました。
 
 
 
会社って面白いですね。
 
入口はコールセンターだったのに、
 
 
頼まれた仕事をこなしていたら
 
 
いつのまにか
 
 
 
ちゃんと自分のスキルや経験を活かせる仕事
 
自分に向いてる仕事得意な仕事
 
どんどん入ってくるんですね。
 
 
 
もちろん、
 
どこの会社でもそうなる訳ではないでしょうが。。。
 
 
 
そこのコールセンターの自由な雰囲気が
 
いろんな部署からの依頼を
 
引き寄せたのかもしれません。
 
 
 
いま思うと、ブログも同じかなーと思います。
 
 
発信していれば、
 
見ている人はちゃんと見ていて
 
自分の得意な事を教えてくれるんですね。
 
それはいいね!の数だったり
 
コメントの数でわかると思います。
 
 
 
他人から頼まれる仕事が、
 
自分の天職や適職
 
なんだと思いました。
 
 
 
えーと・・・
 
なんだか脱線してしまいましたが
 
今回も長々とお読み下さり
 
ありがとうございました!
 
 
 
次回はお待ちかね(?)
 
婚活&結婚事情のお話です。
(別に待ってないか)
 
 

 

次の話➔第9話「30代の婚活」へ

 

 

 

◆◆作者かるめろ、身の上話◆◆

はじめ「こんな日には、身の上話を。

第1話 「最初の逆境

第2話 「4コマ漫画のはじまり

第3話 「隠れマンガ人生

第4話 「冬の大学時代

第5話 「リハビリの上海時代

第6話 「香港での就職

第7話 「香港人スタッフに教えられた事

第8話 「香港でのリハビリを終えて、日本へ」 ←今ココ

第9話 「30代半ばの婚活

第10話 「30代後半の妊活

第11話 「駐妻・子育ての孤独

第12話「ブログとの出会い」 

 

 

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