ども。

昨日は安倍アンダーコントロール内閣が消費増税自爆解散に打って出て、びっくりしましたね。

ぼくの予想としては、拉致被害者奪還ドーピングを使って支持率UPブーストで延命を図るのだろうと思っていましたが、手順をすっ飛ばしてきました。

それほどGDP成長率二期連続マイナスという結果が、衝撃的な経済指標だったわけですね。

どちらにしても、これは小泉政権下における「郵政民営化解散」と同様の卑劣なやり口でして、アメポチ清和会系譜のセオリーといえるでしょう。

しかも、消費税法の付帯18条にある「景気が良くなるまでは消費増税してはいけない」とする法律を完全に無視・撤廃するという、まさに法律違反の暴挙に出ました。
よくサヨクの人たちが安倍首相をファシストだと罵っていますが、今回ばかりはファシストと言わざるを得ないと思います。


というわけで、なし崩し的に衆院選に持ち込まれてしまったので、自民党以外の勢力を応援するしかないと思います。


そのためにも、ぼくとしては今一度、亀井静香のレトロスペクティブを推したいです。

亀井静香をレトロスペクティブすることによって、現在の日本の情勢が見えてくると思うのです。


亀井静香



今回はこのシリーズ第5回となりますが、前回から時間が空いてしまいましたので、仕切りなおし。

とにかく、亀井静香という政治家がヤバいというお話です。


前回までは、、、
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その1
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11876360393.html
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その2
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11881525172.html
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香というラストサムライ(支持率0.0%)その3
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11884751678.html
「CI△に○されるまで戦う」亀井静香という永田町のラストサムライ その4
http://ameblo.jp/cargoofficial/entry-11891694586.html


亀井静香 
「(TPPで)アメリカはTPPを使って、自分たちの都合のいいルールを日本に押し付けようとしてるだけだ。
彼らの制度を基準にして、日本の制度を全部それに合わせろという無茶苦茶な話だ。」

「TPPに賛成しているマスコミは、事実を捻じ曲げてでも、さらに狡猾な情報操作をやってくるだろう」



現在も日米を中心に攻防戦の続くTPP問題ですが、亀井さんの感覚が一番正しいと思います。


TPPの問題は、マスコミが農業だけの問題のように矮小化して印象操作してしまっていますが、その問題の本丸は、金融、保険、医療など多岐にわたることが明らかになっています。

仮に農業問題だけに的を絞ったとしても、以下のようにとても危険な状況なのであります。


「TPP交渉を前に、「改革」の名の下に、JA(農協)を実質的に解体しようとしている」
↓↓↓↓↓↓↓

■首相「看板掛け替えにしない」 農協改革を正式決定
2014/6/24 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS24H03_U4A620C1MM0000/
政府は24日「農林水産業・地域の活力創造本部」を開き、農協改革を柱とした農政改革を正式に決めた。
JAグループの代表機能を担う全国農業協同組合中央会(JA全中)を中心とした今の中央会制度をなくし、権限を縮小した新制度に移る。

これは、TPPで日本の農業、また農協系の金融機関(JAバンク)を徹底的に切り崩し、外資に売り渡すための「地ならし」ともいうべき「農協の弱体化」を図っている
わけです。


フランスで一番大きい金融機関は、”クレディ・アグリコル”という農協銀行だそうです。

またドイツ、オランダ、イギリスも同様に巨大な農協系金融機関がある。


なぜ日本でだけ、こんなに農協が叩かているのでしょうか??

え? 農業だけ政府からの補助金で手厚く保護されていて不公平だから??

↓↓↓↓↓↓↓
EU予算の約40%が農業関係の補助金として使われています。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7875967.html


..........まったく不思議です。

いったい誰が「農協や郵便局は既得権を保持しているので、その既得権益を破壊し、民営化しなければいけない!!」という見当違いのプロパガンダを広めているのでしょうか?




ちなみに、亀井静香の予言はことごとく当っています。

亀井「なぜ郵政民営化に反対したかは簡単。
   ブッシュ―小泉会談で350兆円をアメリカに渡す道筋を付けることに反してだった。」


実際に今、郵貯と簡保に貯蓄していた日本国民の財産は、ゴールドマンサックスやアヒルの会社に接収され、どんどんアメリカに吸い出されていっています。

当時350兆あった資産が、いまや250兆に目減りし、そして、日本郵政は来年には株式上場されようとしている。



ストーリーが見えてきましたでしょうか?

①米英の金融家や資本家が日本の国富を略奪するため、「改革」や「自由化」などの旗印のもとに郵政民営化やTPPなどを押し付ける

②日本国内のBKD(小泉さん、竹中平蔵先生、安倍首相のような人たち)が、国際金融資本の操り人形となり、マスコミと一体となって情報操作し、日本を破壊する

③それに対して、支持率0.0%の亀井静香がひとり立ち向かっている(笑)


テレビや新聞では、「構造改革や民営化は良いことだ!」「既得権を打破して無駄を省かなくてはならない!」「グローバルな競争に通用するようにならなくてはならない!」
と言っていますが......、騙されちゃいけませんね。


亀井さんが言うように、「マスコミは、事実を捻じ曲げてでも、さらに狡猾な情報操作をやってくるだろう。」 ということです。




今回はここまで。

次回は、また「亀井静香の最後の戦い」を具体的にあげていきます。

映画にできるくらいすごくスリリングですよ。
(映画にしたら暗殺されそうですが)


では。