こんにちは
キャリアドクターの野津卓也です。
仕事やキャリア構築の重要なキーワードに「働きがい」があります。
しかし、キャリアの相談でも多いですが、毎日「働きがい」を感じながら仕事をやっている人は、非常に少ないですね。
あなたは「働きがい」を感じながら、仕事やキャリアを構築・実践できていますか?
それでは、「働きがい」とは何でしょうか?
私は「自分が提供した仕事の価値が、人や社会に役に立っているという実感」であると定義しています。
この《実感》を感じて仕事をやっている人は、その仕事をする目的(ミッション)と目標(キャリアビジョン)が明解です。
ミッションとは、自分はその仕事を通して、どのような専門性を活かして人や社会に役に立とうとしているのか。
キャリアビジョンとは、定年後も収入を得られるように、その仕事を通して自身の専門性、スキル、経験を目指すレベルまで上げ、然るべくキャリアを積み重ねることです。
仕事とは、ミッションとキャリアビジョンと連動していなくては、「働きがい」という《実感》を得ることはできません。
特に、この《実感》というのが非常に重要です。
そして、何よりも、この《実感》がないとキャリアには繋がりません。
「働きがい」を感じて仕事をしていない人は、この《実感》が足りていないのではないかと考えます。
なぜ、この《実感》が足りていないでしょうか?
それは、その仕事を自分ではなく他者や組織の意思によって、「いやいや、やらされ感」で仕事をやっているからです。
やらされ感の仕事は、自分ではなく他者の目的や目標でやっています(やらされている)。
なので、今やっている日々の仕事が、組織や会社都合であって、自身のミッションやキャリアビジョンと整合性がとれていないことが大きな要因であると考えます。
なぜ、今やっている仕事が「やらされ感」なのでしょうか?
それは、就職や転職のやり方が間違っているからです。
就職や転職では、自身のミッションとキャリアビジョンの方向性に適合する組織や会社を選ぶのが本質なのですが、
有名企業だとか、給料がよいからとか、近視眼的で深く考えずに組織や会社を選んでしまっているので、いつまでたっても働きがいが得られないのではないかと考えます。
また、「働きがい」を感じて仕事をやっている人でも、視点が組織内で終わっている人が多いです。
視野が狭いのでその仕事の事業が成熟から衰退になれば、いつのまにかリストラに遭うかも知れません。
キャリアは自身のミッションとキャリアビジョンとが直結していないと、本質的なキャリアではありません。
まず自身のミッションとビジョンを明確にすることが、キャリアの大きな課題であり、
次に今の仕事がミッションとキャリアビジョンに適合するかどうかを分析し、もし適合しなければ、それに見合う組織や会社に転職することを検討することです。
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