人間の五感⁉️
ずいぶんと暖かくなってきました。
夜に近所を散歩していたら、湿った空気が新緑の香りをほのかに運んでくれるのを感じ、いてもたってもいられなくなり、翌朝、約1.5時間のドライブに出かけました。
天竜川の上流のとある渓谷です。
定期的に森のエネルギーをどっぷりと浴びたくなることってありませんか?
私は、そう感じた時には最優先で出かけるようにしています。
素晴らしい渓谷で、ウグイスの鳴声に始まり、今にも芽吹こうとしている新緑のパワフルなエネルギーと、川のミストが全てをリセットしてくれるようでした。欲を言えば、2~3日間キャンプでもしたいのですが、なかなか出来るものではありませんね(^_^;)。
滝の横の大きな石に座ってボーっとしていると、ノソノソと歩いてくる昆虫に気付きました。
昆虫の種類はともかく、この美しい造形と大きな触角に目を惹き付けられました。背中に植物のかけらを乗せたまま、そして人間を警戒する素振りもなく。なんだか神々しく見えたのです。
湧いてくるように思ったのですが、
万物の霊長と言われる我々人間には、たかだか5つの感覚しか与えられていません。
この広い宇宙の中で、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚しか存在しないなんてことはありえない。
人間が思いもつかないような次元の感覚が無限に存在するのではないか?
この小さな昆虫には人間が持ち得ない遥かに多くの感覚を持っているんじゃないか?
昆虫に限らず、渓谷の自然に限らず、この地球、宇宙は遥かに多くの感覚で我々人間を観察しているのではないか?
人間が誇る偉大な能力として、発達した脳による思考能力が挙げられます
だだ、この人間の思考は曖昧な過去の記憶に基づいた想像や妄想がほとんどです。全ての紛争の元と言ってもいいでしょう。
よって、この能力があってもなくてもよい能力だとしたら、ステージ的に修行?レベルの種に敢えて与えられた能力だとしたら…
人間が万物の霊長という思い上がった『思考』は改めるべきかもしれません。
この昆虫たちは、思考しなくてもとっくに理解していることかもしれないな…
なんてことがボンヤリと、浮かんでは消え、浮かんでは消え(^_^;)、
そうして約3時間の森林浴とボンヤリ瞑想を終えました。
芸術としての絵画のパワー
実は、私はあまり絵画が好きではありません。音楽の方が圧倒的に好きです。
ただなんとなく、、だったのですが、最近気付いたことがあります。
私は、視覚よりも聴覚の方が少しばかり発達しているのではないかと。音がよく聴こえるという意味ではなくて、感性にコネクトするアンテナがやっと人並みに追いついているというか(^_^;)…。
英単語や構文を覚えるのは視覚からではなく、ウォークマン経由の方が圧倒的に早く、また歌番組を観ていると、歌手のピッチ(音程)のズレがやたらと気になったりします。
まっ、その程度ですが。。
脱線しました。
絵画は、瞬間の断面を二次元で切り取って表現しているだけだと思っていました。
ルーブルに行くまでは。
考えてみると、
23年勤めた会社を退職して真っ先に向かったのは、パリのルーブル美術館でした。ただのミーハー根性でぶらりと行ける距離でもないので何か理由があったのかもしれません。
(あっ、
ダヴィンチコードの影響があるかな(^_^;)…。)
そして、肝心の絵はどうだったか?…ですが、
とにかく、観てて疲れる。
とにかく疲れるのです。
宗教画が多く、色彩も暗く、サイズもかなり大きなものもあり、その場の空気の重さに圧倒され、1時間観ただけでどこかに座りたくなってしまう。
そう、気あたりのような体調の変化を感じてしまうのです。
ルーブルへは2回行きましたが、勇んででかけたものの、結局は有名どころだけを観るショートカットコースでお茶を濁して帰りました。
少なくともルーブルにある作品は、ただの二次元ではない、人を圧倒するパワーがある、(ものもある…)
ということだけは理解しました。
決して明るい歴史ばかりでない宗教を表現しているからか?
島国の東洋人として、単純に西洋画に馴染みがないことによる居心地の悪さなのか?
世界中の財宝がかき集められたルーブルという場所独特の何かがあるのか?
一方で、
シャガール、ルノワール、モネなどの印象派の作品は、好きな音楽を聴いているような清々しい気分にさせてくれる。
これらのパワーの源はもう少し精進して見極めたいと思います。
でも、
音楽と異なり、絵画は、常に『今』を占有し続けます。
やはり、
『時(歴史)は水平方向に流れるのではなく、垂直方向に積み重なっている。』
という感覚が必要なのでは、と思います。
その絵に込められた画家の想いは決して一瞬の断面ではなく、何か包括したカタマリを表現しているからでしょうか。
絵画にも様々なものがありますから全ての作品に当てはまるかは疑問ですが。
これは音楽も同じですね(^^)。
↓Parisのオペラ座の天井画、シャガールの作品です。改めて観てもウットリしてしまいます。
静寂を音で表現できますか?
音楽は、単なる空気の振動ではありません。
時には心の奥をくすぐったり、
気持ちを高ぶらせてくれたり、
晴れやかにしてくれたり…
まあ、心地よい音楽ばかりではありませんが。
今日は、
木暮” shake” 武彦 さんのアルバム、
『水と光の魔法』
を紹介させて下さい。
- 青葉の歌
- 空のカヌー
- 紋黄蝶
- 海
- Mountain blue
- あやふや
- 夜の音~炎
- 蜂と少年
- ひまわり
- Devils Garden
素晴らしい音楽です。
音楽で『静寂』を見事に表現しています。
子供の頃見た風景、
そよ風が山を駆け上っていく風景、
父と遊んだ田舎の風景、
キャンプファイアーの火を眺めている感覚、、
いつか自分の心の中で流れていたことがあるような、当時感じていた幸せの感覚が蘇り、またそこに連れて行ってくれます。
実際に見たり聴いたりした三次元的な景色ではなく、遠い昔の心の情景を映し出して満たしてくれます。
安心感に包まれるという意味では、
胎児だった時、まだ母のお腹で絶対的に守られていた時にボンヤリと聴こえてきた音楽、
です。
胎児の時の記憶、実際思い出せるものは全くありませんが、なんとなくの感覚、、、うまく表現できません(^_^;)。
瞑想するとき、
散歩するとき、
読書するとき、
私に必ず『魔法』をかけてくれるアンビエントアルバムです。
皆様も機会があったら是非試してみてください。
本当に気持ちがいいです!
それでは!




