自分の足跡ずっしり刻んで、いつかの自分へ届け☆
ここに辿り着いてしまったそこのあなた、間違えちゃったねー笑
ワンダーランドとは完全私物化したあたしのメモ帳のこと。
しかし、ここに辿り着いたのも何かの縁。
今日もあなたがいっぱい笑っていますように。
人と人が手を繋げば、
きっと、何だってできるから。
白熱教室JAPAN (NHK教育、SUN、6:00~6:58pm)
以前、ハーバード大学白熱教室にとても興味があった。
日本版があったなんて!
というわけで録画してみたらめっちゃおもしろい☆
大学っていいなーーーー!!
小笠原先生おもしろかったなー!
今回の講義は
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(ホームページよりそのまま引用)
明治大学国際日本学部、小笠原泰教授の「日本のビジネス文化」の講義を取り上げます。
能動的にグローバル環境に適応する人材が求められる今、グローバルに通用する人材とは何か。小笠原教授は、「日本人としての自らのアイデンティティを理解した上で、差異を認識し、グローバルな共通を模索する努力を放棄しないことが必要だ」と考えます。そこで、この4回の講義を通じて、自分たちがどのような色眼鏡をかけているのかを知るために、「日本的」「日本型」とはいったい何かを理解していきます。
教室の中を縦横無尽に歩き回り、学生たちにマイクを突き付けて対話を促す小笠原教授。即応力を求められ、学生たちの頭脳は休む間もなく動き続けます。これまであまり自覚せずにいた「日本的」とは何かを深く考えさせられる、刺激に満ちた講義です。
日本語特有の表現を例に挙げ、高度文脈依存の言語の背景にある日本人の自己構造を探ります。また、他の言語にはない複数の一人称の使い分け(相手に応じて「オレ」「ボク」「ワタクシ」「オトウサン」「センセイ」など)は何故なのか、また、「場の空気、場違い」など日本人が大切にする「場」とは何なのかなど、意識せずにいた特異な点を明らかにしていきます。
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というわけで、
明治大学国際日本学部 小笠原泰教授による
第一回 『“僕はウナギだ”を訳せますか?』
全体を通して、日本的とは?日本型とは?という
なんとも抽象的でぼやけているような部分を論理的に、わかりやすく講義、
さらに生徒を完全に巻き込みながら生徒達と一緒に頭をフル回転。(←できないけど笑)
第一回目は言語から捉える講義。
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「国際人」とはなんだ?
「global standard」とはなんだ?
国際人を辞書で引くと、cosmopolitan personとかglobal citizen、citizen of the worldと出てくる。
しかし、これは本場では通じない英語であり、
そもそも国際人というものも、日本人が作りだした国際人であるがために、
その概念も日本独特のものだろう。
【 GLOBALとLOCAL 】
GLOBALの中の共通模索
と
LOCALの中の差異の認識
軸足であるLOCAL。
この軸足=自分達の色めがね ⇒ 暗黙前提
この、暗黙前提、つまり、なんとなくやっていて疑いようもない日本人の行動や感覚。
これこそが日本的、日本型。
◆ 『人間』 という言葉
日本語では、「人」という意味。
中国語では、「世の中」という意味。
そもそも中国から来た言葉だけど、意味合いが国によって変わっていく。
これは環境、感覚が生み出す差異から変化が見えてくる。
日本人は「間」が好きで、「間」を大切にしてきた歴史がある。
考える ⇔ 思う
主張する ⇔ 共感する
選ぶ ⇔ 合わせる
前者より後者の方が日本人的感覚で、なんとなく口にする言葉であり、
「間」を重んじてきた日本人だからこそ、
常に他者を想定し、自分一人では成り立っていない という意味が強い。
前者一人でもできることであり、欧米的考え方が強いのだそう。
◆ 『私は』という一人称を表す言葉
英語では 「 I 」しかない。
中国語では「 我 」しかない。
フランス語も「 ju 」しかない。
しかし日本語は、「私」「わたくし」「あたし」「うち」「僕」「俺」「われ」「わし」「自分」「わい」「おいどん」「手前」などなどなど。
こちら方面に詳しい方によると20種類くらい言い方があるらしい。
さらに役割自体を名前に言いかえる事さえある。
「先生は~」「お母さんは~」などと、自分のことを役割で言うのも日本独特のことで
外国からはかなり奇異なことのよう。
欧米の言葉は一種類しかないのに日本語には一人称を表すだけでも多数言葉があることからも、
「相手によって言葉を変える」日本らしさが見える。
< 暗黙的思考の違い >
欧米
・Self should be centered anti stable(自己は中心にあり動くべきではない)
として極めて独立的であり、
自立性により成り立っている。
他者依存は排除傾向にある。
対して
日本
・Mobable Self(可動する自己)
として協調的に成り立っている。
他者依存は肯定。
言葉の造りも見られるように
もし知らない人から電話がかかってきた時に、
欧米は基本の言葉の形を少し変えるだけで話ができるが、
日本語では敬語、・謙譲語などにより誰が相手かわからないと使う言葉の決定ができなかったりする。
< 運の考え方 >
日本では、“運”があると“縁”があり、“縁”があると“恩”があると考える。
これは偶然的なもので、掘り出し物のような感覚で日本人は考える
が、
欧米では偶然さえも造ることができる能力、運は自分で作る者だ
という考え方が一般的。
[[ まとめ ]]
“BA”
先述したように日本人は「間」が好きで、同様に「場」を大切にする。
この「場」も英語にはできない、日本的感覚のひとつ。
例えば残業になってしまった時、みんなで残って仕事をしている。
日本人の感覚なら自分の仕事は終わってるんだけど、、、
「先に帰るわけにはいかないよなー」と暗黙的に感じる
でも欧米では「自分の仕事が終わったら帰る」のが普通。
昔よりも今の方がより「空気」を捉えているようだと小笠原先生は仰ってたが、
よりグループが固定化されていることと、そのグループが少ないことで、何か問題が生じたときに
孤独を感じてしまうことが増えていくことを例にあげていた。
『日本的、日本型。』
言語から見ると上記のように
日本はとても空間や場を重んじ成り立ってきたことから、
海外との暗黙的な感覚の違いを理解することができる。
この講義で好きだった言葉
〔STREET SMART〕
辞書には載ってない本物英語。
経験から学ぶ という意味。
あたしの脳は、まさにこれだな☆
自分のための自分による自分だけのまとめに使うメモ。
それがmatomemo*+