暑くもなく寒くもなく、湿度も申し分ない
気持ちのいい季節になりましたね。
この季節、筆者は、シェルターに行くと
掃除中だけでなく、ガンガン窓を開けて
新鮮な空気を取り込むことにしています。
これは、猫たちも大歓迎らしく
ちょっと開けると、どの部屋でもワラワラ…
（すみれ部屋の『外が気になる隊』）
ワラワラ…
（すみれ部屋の『外が～』隊長は三毛猫の…？）
ワラワラ…
（こちら、りんどう部屋の『外が気になる隊』）
…と猫たちが吸い寄せられてきます。
下僕たちには見えないようなものや
かぎ分けられないようなものたちが
なにやら色々と活動しているんでしょうね。
ね、コスモス姐さん？
と、気づきましたか？
よくご覧ください。
コスモス姐さんの隣り…
「今日はどこにいるんだ…？」
と思っていたら、こんなところにいました。
『“やどかり”の柿』改め『忍びの柿』と
呼ぶのがふさわしいくらい
自らの気配を完全に消す技を身につけた、
保護して早5年にもかかわらず
まだまだビビり系の柿太郎です。
それが！そんな柿ちゃんが
この後、あんな行動に出るとは
誰が想像したでしょう？
柿ちゃんが暮らす部屋の掃除を終えた筆者
隣りの台所で食器洗いに勤しみ、
さて、新鮮な水を持っていこうかね、
と部屋のふすまを開けると…
…あなた、誰でしたっけ…？
と、一瞬だれだか思い出せませんでしたが…
か、柿ちゃん！？？？？？？
あなた、いつの間に部屋の真ん中に寝転んで
ドヤ顔で、下僕を見上げる余裕を
身につけたのだい！？？
もちろん、下僕が室内に入ると
起き上がり、そそくさと逃げましたが…
それにしても、柿ちゃんの辞書に
「余裕」という単語があることを
初めて知った事件でした。
りんどう部屋ビビり系の片割れ
オトちゃんもまた、以前に比べ
ケージ外でゆったり過ごす姿が
板についてきました。
（ついでに、めちゃくちゃかわいーー！）
以前は、ケージから出ても
こたつの中に隠れてることが多々でしたが
最近は、ナデナデを楽しむ余裕もでき、
実は好きな、おもちゃ遊びをする
（いたって少々）やんちゃな姿も
見せてくれるようになりました。
はい、柿ちゃんにしろ、オトちゃんにしろ
フツーの猫だったら、至ってフツーの
話題にするまでもないような姿ですが、
極度のビビり（だった）ふたりにしたら、
これでも、とんでもない成長です。
常に、下僕の挙動に気が気でない苦労から
やっと解放され、落ち着いて
猫生を楽しむ余裕が生まれたらしい
遅咲きのふたりの牛歩な成長を
一緒に楽しんでくれる里親さんが
現れるといいなぁ、と下僕一同願っています。
オトちゃんのフォスターペアレントさん、
いつもありがとうございます！
＜おまけ＞
とは言え、最後はしっかり“やどかり”の柿に…
by ぐっちゃん
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