個人的に筆者が
『一番ステキな名前のシェルター猫』大賞に
ここ数年ずーっと選んでいるのが、
FIV陽性猫たちが暮らす、りんどう部屋の
柿太郎(勝手な愛称:柿ちゃん)です。
その存在感抜群の名前とは超対照的に
できるだけ存在を消すことをモットーに
日頃、暮らしているため、
なかなかまともな写真が撮れません。
特に、個人的な最近の遭遇といえば
写真のように、他猫の寝床を拝借し
存在感隠しに、精を出している姿ばかりです。
筆者がりんどう部屋の掃除を担当した先日も、
例のごとく、“やどかり”となっておりました。
が筆者が、そのケージを掃除しようとすると
そそくさと出ていき、他の寝床に移ります。
次にそのケージを掃除することになると
そそくさと、また別の寝床に移り…
…ということを繰り返し、最終的に
最初に追い出されたケージに戻ったら
これでやっと安心…ふぅ
とは、問屋が卸しません。
ケージの掃除のあとは、床掃除をするために
テトリスがごとく、あのケージをこっちへ
今度はこのケージをあっちへ…
と筆者が動かすため、その度に
小心者の柿ちゃんは、移動を図ります。
が悲しい哉…
先日は、運命のいたずらにより
移動しようとしたケージを
コタツがふさいでおり、入れません。
他のケージもアクセス不能状態。
危機一髪!さぁどうする、柿ちゃん!?
はい、フツーに乗り越えました。
すでにシェルター入りして
5年が経とうとしている、柿ちゃん。
それで、このビビり具合はかわいそう…
と思われるかもしれませんが、
これでも柿ちゃんなりに
進歩を見せているのです。
例えば、攻撃性はないものの、逃げてばかりで
なかなか触らせてくれない…
…と思っていたのに
思い切って手を伸ばしてみたら
結構ナデナデ好きなことが判明したり…
(写真からは全く伝わりませんが、喜んでいます…)
(まったく成功していませんが…)
存在感を消そうと、キャットタワーに
同化しようと試みている柿ちゃんに
手前のピカソをナデナデしながら
猫キス(ゆっくり瞬き)を送(りまく)ってみると…