たとえば、「まったりシニア部屋」と
筆者は勝手に呼んでますが
正式名称「ポプラ部屋」など
シェルター猫舎の各部屋には
名前がついています。
(台所だけ、そのまま「台所」ですが…)
そして筆者のように、いつまで経っても
名前をちゃんと覚えられないボラのために
親切にも、各部屋の扉に名札がついています。
あれは確か去年…イヤ、それとも一昨年…?
いずれにしろ、筆者がシェルターボラを始め
すでに数年経っていた、ある日のこと。
洗濯場や倉庫へのみ続く扉の上に
何気なく目をやると…
「え?ここって、名前ついてたの!???
ってことは、猫部屋だったの!?」
慌てて、その日ご一緒していた
筆者と同じくらいのボラ歴のボラさんらに
訊くと、どなたもご存じありませんでした。
そしてみんなで、「以前は、倉庫も
猫部屋だったんですかねぇ。」
と話した…記憶も薄れてきていた、つい最近。
なんと!復活したのです、「くるみ部屋」。
そして週末、おかっぱオッサンこと
コンブが愛しき“タッチ兄弟”と共に
台所から引っ越しをしました。
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引っ越し翌日に、くるみ部屋を担当する
栄誉を賜り、筆者が入室すると
それぞれのケージから、哀れな鳴き声が。
「お腹空いたのねぇ。」と思いきや
みんな、慣れぬ空間に戸惑っていたようです。
しかし、室内を存分に探索したら…
(CG映像が作れそうな色の床です!)
落ち着きました…
(なにやらいつになく凛々しいかずや(上))
“タッチ兄弟”こと
かずやとたつやは。
おかっぱオッサンは…
ビビって(他猫の)寝床にこもってしまい
せっかくの再会を果たしたタッチ兄弟と
戯れるどころではありませんでした。
普段ふてぶてしい態度してるけど
そういえばビビりだったわね、オッサン。
ま、そのうち慣れて、またふてぶてしい姿を
見せてくれることでしょう。
(「ん、も少ししたら…俺っち大丈夫…多分」)
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くるみ部屋には当初、三本足の三毛猫
環(たまき)(勝手な愛称:たまちゃん)が
入室予定だったのですが
たまちゃんは代わりに、台所に入居しました。
女孫を溺愛するおじいちゃんのごとく
「ホント女の子はかわいいねぇ…」
と事あるごとに言いたくなるような
とろけるような可愛さの、たまちゃん。
テーブルの上などにも、上手にのぼって
ついでに、三毛猫とは思えない(!?)
気性の良さで、コトラとも
フレンドリーなあいさつを交わしたりと
順調に、シェルターになじんできています。
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(話は戻り)さて、ビビりおかっぱオッサン、
戸惑いのせいもあるでしょうが
まぁ、おトイレ周りを
一晩で、派手に飾りつけてくれました。
(ビビり中で食欲控えめ。今のうちにダイエット!)
…掃除のしがいがありました。
”掃除のしがいがない”ケージの使い方をする
シェルター猫といえば、
筆者にとっては、この方です。
ナデナデ好きになって
気づけばもう2年経とうとしている、
オトちゃんです。
ついでに、ケージ外で見る姿は
可愛さ4.5割増しな気がします。
(「きゃぁぁぁ、かわいーー!」と騒ぐと
逃げられますが…)
「ご自分でもお掃除されてます?」
と言いたくなるくらい
猫砂を散らかさないオトちゃんのケージは、
掃除しようと、トイレや寝床をどかし
掃きよせても、これです。
あぁ、なんて掃除のしがいがない!感涙
と先日、しみじみと掃除したのですが
同室トムトムのケージも
同じくらいキレイでしたし、
隣室、白いおじさんココのケージも
もしかしたら、それ以上にキレイでした。
(間仕切り越しに、『キレイ好きな猫の会』
会合開催中 by ココ(手前)&オトちゃん(奥))
ずっとのお家に行った後のことを
きちんと考えているのかいないのか、
(はい、「いない」ですね。)
いつ婿にだしても恥ずかしくない
キレイ好きな猫たちが
(もちろん、そうでもないのも。)
皆さんのことをお待ちしています!
■ どんなふうに待っているかと言うと
ずっとの家族としてはもちろん…
フォスターペアレントさんとしてや…
シェルターボラさんとしても…
お待ちしています!
by ぐっちゃん














