パラソルの地を這う陰の円の中
もう一人の我と反語を交わす
真夏の暑い日に日傘を挿して歩 いていると ふと
円い陰の中にもう一人のわたしがいて 現実の私と
心のなかで ああでもない こうでもない会話をしている
自分に気ずいて ふっ と苦笑い
もう一人の我と反語を交わす
真夏の暑い日に日傘を挿して歩 いていると ふと
円い陰の中にもう一人のわたしがいて 現実の私と
心のなかで ああでもない こうでもない会話をしている
自分に気ずいて ふっ と苦笑い
羞じらへるような花唇の胡麻の花
羽音と共に蜂を呑み込む
町中の畑に淡いピンク色をした胡麻の花がさいていた
夏のあるかなしかの風ゆれている
細長い筒状の花に蜂が蜜をもとめて羽の音も一緒に呑み込まれる
ように消えていった
羽音と共に蜂を呑み込む
町中の畑に淡いピンク色をした胡麻の花がさいていた
夏のあるかなしかの風ゆれている
細長い筒状の花に蜂が蜜をもとめて羽の音も一緒に呑み込まれる
ように消えていった
まだまだ残暑がきびしいけれど小高い山に登ってみると
吹く風は爽やかな秋を思わせる 吾亦紅の花が茅などに
混じって咲いているまるで音符の様な風情に揺れている
登り来し山頂に吾亦紅 音符のような花のさやけし
吾亦紅が素朴に咲いていたので折って帰えろうと
と思ったがやはり野原に咲くのが一番似合う
手折りたき思いの過る吾亦紅末枯れし原がやはり相応し
吹く風は爽やかな秋を思わせる 吾亦紅の花が茅などに
混じって咲いているまるで音符の様な風情に揺れている
登り来し山頂に吾亦紅 音符のような花のさやけし
吾亦紅が素朴に咲いていたので折って帰えろうと
と思ったがやはり野原に咲くのが一番似合う
手折りたき思いの過る吾亦紅末枯れし原がやはり相応し



