羞じらへるような花唇の胡麻の花
          羽音と共に蜂を呑み込む


   町中の畑に淡いピンク色をした胡麻の花がさいていた
   夏のあるかなしかの風ゆれている
   細長い筒状の花に蜂が蜜をもとめて羽の音も一緒に呑み込まれる
   ように消えていった