がんになって、うつ気味になったときにすべきこと | 加藤隆佑 ameba blog

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がんのなぜ?どうして?どうしたらよいの?を始め、とにかく分かりやすく紹介し、不安を解消し、がんと闘う気持ちをますます強めて頂きくメッセージを送りたいと思います。同時に、家族がどのように支えていったらよいかを考え、共に考え、応援していくブログです。

● がんになって、うつ気味になったときにすべきこと

こんにちは。加藤隆佑です。

10月になってから、急に病院にいらっしゃる患者さんが増えてきました。季節の変わり目で体調を崩される方が多いようです。

あなたも、体調管理には気をつけてくださいね。

ところで、私には、ブログ仲間などでカウンセラーさんの方がたくさんいらっしゃいます。

例えば、柏さんも、そのうちのお一人です。

以前に徳島に行ったときに、いろんな名所を案内していただきました。

そして、悩みを解決するための情報も書かれています。

このように、お話を聞いてくださる方が、もっとたくさん増えるとよいとよいなと感じます。

さて、がんになり、気持ちが落込んだときに、お薬を飲むことに関してはどうなのでしょうか?

私は、実は、抗うつ薬を処方することは、めったにありません。

うつの薬の副作用を懸念することもありますし、よくよく話を聞いてみると、うつではないことが多いからです。

さらに、話を聴き、漢方を飲んだりすることにより、多くのケースで改善するからです。

しかし、中には、お薬を処方したほうがよいケースもあります。

そのようなときは、私は、スルピリド(製品名はドグマチール)というお薬を少量だけ処方します。依存性はないですし、副作用も少量であれば、ほとんどないからです。

依存性のあるもの(ベンゾジアゼピン系のもの)や、副作用がでやすいものに関しては、よほどの状態でないと、処方することはありません。

話はそれますが、睡眠導入剤に関しても同様で、依存のでやすいものなどは、よほどの状態でないと、処方しません。

このように、うつになったとしても、話をきいてもらうことと、副作用の少なく、依存性のない薬で、大半が対処できるのですね。

そして、がんになっても、前向きな気持ちで、がんを克服していきましょう。


手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。