とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ) -8ページ目

矯正治療でどんな歯並びが難しいのか?

 難しいケースは、所謂ゴボ口、開口、過蓋咬合が代表的ですが、逆に比較的簡単な歯並びは八重歯を代表とする凸凹の歯並びは見た目よりも比較的簡単なケースが多く、治療期間も短いのがこうしたケースの特徴です。

 

ただこうした歯並びのケースも全て口元と大きく関係していて口元の調和が取れているケースと、そうでないケースでは当然治療の難易度にも関係してきます。口元の調和が取れていつも無意識下でも口唇が開かないケースは比較的治療は易しいものが多いが、口元がいつもお口ポカンで上唇下唇の開く距離が大きければ大きいほど難易度が高いケースとなります。

 

矯正治療の目的は、あくまでも食べる、お喋りをするといった口腔機能の改善とともにその機能が永く維持出来る良好な環境にすることです。そのためには24時間自然に閉鎖できる調和のとれた口元にして、上下が緊密に噛み合う綺麗な歯並びにすることを意味します。

 

矯正治療は、口元の調和が取れるようにするために歯の移動と並べ替えを行なうのですから、最初から口元の調和が取れているケースは、当然他のケースに比べ、歯の移動する量が少なく時間も短くなります。

 

『比較的治療が易しい凸凹な歯列』

『治療が易しい症例の口元』

『治療が難しい歯並び症例』

『治療が難しい症例の口元』

 

 

とりす歯科矯正は、矯正歯科専門医院のため、完全予約制でお一人づつご予約をお取りしております。他の患者さんを気にする事無く治療をお受け出来ます。

 

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矯正歯科治療における痛みについて

 当院においても矯正治療についての痛みに関する質問が多くあります。しかし、当院では兄弟、親子、性別、年齢は全く関係無く、個々での其々の反応がありますが、それは千差万別の反応です。

 

その中で一番多くて表現が似ている反応は、装置を装着した日から2〜3日食事時だけ堅い物が食べづらく噛んだ時に若干の痛みを感じると云うことです。食事は2〜3日柔らかい食べ物であればそれほど痛みは感じないそうです。ましてや痛みに関しては未だに医学的な証明もされていませんので、こうすれば痛みも出ませんとかは言えませんで、実際に装置を付けてみないと判らないと云うのが正直な感想です。

 

ただこの痛みは、本当に弱い力から歯を動かすというステップを踏みながら順次少しづつ力を加えることでそれほど痛がると云う事はありません。当然の事ながら各矯正医の臨床技術の高さや質、経験・知識による差でも痛みは違って来るようです。

 

当院でも今迄、他医院で矯正治療経験者の再治療ケースも複数件ありますが、殆どの症例で以前以上に痛がったケースはありませんでした。術者によってもかなり痛みは異なるようです。

 

よく矯正治療経験者が、これから開始する人に親切でアドバイスをしてくれますが、痛みに関するアドバイスは殆ど条件が異なりますので、全く参考にならないと云うのが正直なところです。

 

またガタのある二次元装置ほど疼痛は少ないのは当たり前です。しかし、治療の結果はガタがあることでコントロールが甘い結果になりやすいのが欠点と云えます。またガタも無くきっちり組み込まれる三次元装置ほど、痛みも大きいように思いますが、個々が臨床経験の豊富な術者であれば疼痛に対する対応も充分に心得ているはずです。そして何よりも最後の仕上げはより確実になります。

『二次元的矯正装置の代表』

『三次元的矯正装置』

 

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口臭について

 今回は若干矯正歯科とは離れた話題です。先日家内と近くのショッピングモールに買い物に出掛けた際の事です。家内は靴を見たいと云ってモール内の靴店に入っていきましたので、私はモールの通路にあるベンチに腰掛けて待つ事にしました。いつもは一度ショップに入ればなかなか出て来ない家内が、ものの5、6分で戻ってきました。

 

余り早くて驚いた私は「どうしたの?」とその理由を聞くと、対応した若い20代前半と思われる店員さんの口臭があまりに強烈だったので、慌てて断って戻って来たとの事でした。そのときその女性はおそらく全く自分では何も気付いていないと思いますが、この口臭は大きく分けて3つの原因が考えられます。

 

一つは虫歯が原因で根尖感染した歯が化膿した可能性があります。激痛と伴い患歯の根尖部周辺はかなり腫れたはずですが、排膿してその腫れも痛みも消失したために治療にいかずそのまま放置している可能性があります。またもう一つは歯周病に罹患していることも考えられます。年齢的に若いので歯周病の可能性は低いと思いましたが、その店員さんの口元はゴボ口だったそうですので、口腔内環境は悪く、もし口腔ケアを怠っているようなら歯周病の可能性もあります。

そして3つ目ですが、これは持って生まれた口腔内の環境によって口臭が強い人とそうでない人に分かれます。環境が悪い人は、いつもお口ポカンと開いている人で、特に冬場の乾燥時期は、唾液が乾燥して唾液の能力を発揮出来ずに口臭が強くなります。逆に口元がいつも閉じている人は唾液も乾燥せずその能力を発揮して口臭も抑えられます。

 

いずれにしましてもこの口臭と云うものは本人は全く気付づかず、他人だけが気付くと云う何とも厄介な代物で、注意するにも職場ではパワハラと思われたりする可能性もありますので、なかなか直接本人への注意が出来ないものです。本当に親しい友人や家族くらいしか注意してくれないために本人も気付き難くいもので対応も遅れがちになります。

 

とは云っても現実には、接客業務や営業などは勿論対人関係においても、他人からどうしても避けられてしまいがちで、仕事上にも大きな影響がでてきます。自分だけが気付かないというのはかなり辛いものがあります。できれば掛かり付けの歯科医院を作り定期的に健診を受ける事が大事だと思います。

 

こうした口臭なども口腔内の環境の良し悪しが大きく影響します。そして口腔ケアさえしていれば絶対に虫歯にも歯周病にならないということはありません。勿論ケアも重要ですが、その前に口腔内の環境が良くなければ口腔の持つ機能を長く維持出来ないことになります。

『歯周病の人の口元−1』(32才F)

『口元−1の口腔内』

 

『歯周病の人の口元−2』(32才F)

『口元−2の口腔内』

 

『歯周病の人の口元−3』(42才F)

『口元−3の口腔内』

 

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40代は人生の折り返し地点と云われていますが、果たしてそうでしょうか?

 平均寿命が80才を超える日本は世界でも長寿の国と云われていますが、平均寿命は亡くなった人の平均年齢ではなく、その年の死亡率がこのまま変わらないと仮定した上で、その年に生まれた子どもがその後何年生きるかを推計したものが「平均寿命」です。すなわち平均寿命の「寿命」とはいわゆる「天寿」ではなく、死因にかかわらず生まれてから死ぬまでの時間を現しています。

 

そして健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと言います。

 

日本人の健康寿命の平均は男性が70才前半女性が70才中頃と平均寿命に比べて10才以上の差があります。と云う事は元気で自分の意志で自由に行動している人の平均年齢は70才前半と云う事になります。

 

今迄何となく平均寿命が80才を超え、今後も伸びるだろうと言われて、ふと自分の今の年齢(例えば40才)と比較してまだまだ40年以上あるなんて思いがちですが、実はそのマイナス10年が現実の平均年齢にちかいのです。

 

しかし、この世の中には元気な健康寿命80才以上の方も沢山おられます。ただこうした元気な高齢者は、食べると云う機能と楽しく会話をするという大事な機能が充分に働いていることが共通しています。

 

勿論、口腔ケアは当然ですが、その前に口腔内の環境が良くなければ健康寿命を延ばすのは難しいと思われます。

 

最近では、健康なゴボ口のおじいちゃんおばあちゃんを見なくなりました。

 

『80才を過ぎ今でも現役で活躍している有名人』(皆さん口元の調和が取れています)

<健康寿命で80歳を超えて人生を楽しまれているのは素晴らしい事です>

 

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更年期世代が分かれ道!肌や髪よりも早く老化の兆候が表れるのは、実は…

上記の表題で以下の記事がネットに掲載されていました。

 

 毎食後きちんと歯を磨いているのに、なんだか歯の調子が悪い…。こんな感覚はないだろうか?この違和感は、口内老化のサインだ。実は、肌や髪よりも早く老化の兆候が表れ、体の中で最も早く老化が進むのが歯、口の中だという。さらに、こうした口内劣化が出てくる40~50代は、20~30代で治療した部分に不具合が出る時期でもある。

 

「将来寝たきりに、などと言われても、40~50代では正直まだピンとこないかもしれませんが、まだまだ大丈夫と高をくくっていると大変なことになります」と歯科医師で日本アンチエイジング歯科学会理事の佐藤由紀子さんは警告する。

 

“フレイル”という言葉を知っているだろうか?身体機能や認知機能が低下して、虚弱となった高齢者の状態をこう呼ぶ。介護は必要ではないけれど老化が進んでいるという、要介護予備群を示す言葉として注目を集めている。

 

「40~50代は、身体機能や認知機能に関しては、まだまだ大丈夫、フレイルなんて関係ない、と思われるはず。でも、身体機能や認知機能よりも先に口腔内が衰え、それをきっかけにフレイルが加速するともいわれています。ここ数年、学会でもフレイルに移行する前の世代に、“オーラルフレイル”をいかにくい止めるかが話題になっています」

 

しかも、このオーラルフレイルの兆候は、すでに40~50代から表れている、と佐藤先生は指摘する。

 

「更年期世代は、女性ホルモンの低下で体が劇的に変化するだけでなく、ストレスや生活習慣の乱れで自律神経がアンバランスになり、それによって口内環境がドラスチックに変化します。なかでも著しいのが、唾液の減少。口が乾くと口の中に細菌が増殖しやすくなり、歯周病や虫歯で歯を失うリスクが高まります。また、口呼吸やくいしばりといった長年の癖も全身症状に影響することがあります」

 

なんとなく口の中が調子悪いという状態を放置すると、歯周病が進んで歯を失い、全身の不調となることも…!

 

「歯を失うと、おいしく食べられないだけでなく、かみ合わせも変わってしまいます。かみ合わせが変われば、顔の歪み、姿勢にも影響し、体の痛みや転倒のリスクも高まります。また、歯を失うとかんで食べる刺激がないので、認知機能も低下。寝たきりなんて先のことと思いがちですが、実は“今の歯の問題”が密接にかかわっているのです」

 

まずは、歯への意識を変えるべきと佐藤先生は言う。

「ネガティブな話をしましたが、きれいな歯は究極のアンチエイジングだと私は思います。歯に自信が持てると笑顔も出て、多くの人と会話もはずみ、若々しい表情に。肌やボディケアと同じように、素敵に年齢を重ねたいなら、まずは口内環境を若々しく保つことは必須だと思ってほしいですね」

 

 

『という記事内容です。確かにこの記事の通り口腔内環境が決め手となりますが、単に綺麗な歯並びだけでなく、再三このブログでも述べて来た通り口元の調和がとれて居る事が(良好な口腔環境)重要なポイントとなります。特にこの記事の通り30〜50代に掛けて、若い頃に処置をした虫歯の再治療が必要になる時期ですから、その時に実は口腔内の現状の環境を見直すことが、おそらく人生の最後のチャンスだと考えます。この時期に口腔内の環境を良好に改善できるのと、そのまま環境の改善をしなければ歯周病などで歯を失い全身の不調に繋がって行きます。まさに健康寿命を全うするかどうかの分かれ道だということを、どれだけ認識出来るかが問題となります。』

 

『口腔内の環境が良い口元−1』

『口腔内の環境が悪い口元−2』

『口腔内の環境にとって良い歯並び−3』

『口腔内の環境にとって悪い歯並び−4』

 

<重要>1と3が揃って初めて口腔内の環境が良好と云えます。

 

 

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今回は今話題?のインビザラインについて矯正専門医から一言

 数年前はインビザラインの宣伝のために患者を装いYouTubeに投稿しているのかと思っていましたが、最近はどうも本物の患者さん自身が投稿しているのも目立つようになりました。

 

これらの投稿をいくつか見ましたが、その正直な感想は、治療前よりゴボ口になり、鼻から下の下顔面が長く、かつお口ポカンもより増長されているケースが目立ちます。

 

このインビザラインというマウスピースは取り外しが可能な装置ですから、当然ですが、歯の移動は二次元的な移動しかできません。歯並びの三次元的な動きはブラケットシステム装置でのみ可能な為、歯の移動量が大きく美的意識の高い患者さんには無理があります。

『インビザライン装置』

 

元来この装置はアメリカで開発されたものですが、アメリカでも矯正専門医はこの装置で治療することは少なく適応を選びます。また日本でも同じですが、矯正専門医より一般歯科医が主にこの装置を使っています。その理由としては矯正専門医に取っては、このインビザライン装置よりももっと目的を確実に達成出来る装置が別にあるからです。

 

インビザラインはPCでシュミレーションをして段階的にマウスピースを作成するものですが、ここには肝心の分析や治療方針計画のための診断能力はあまり関与しないという責任の所在が人間ではなくコンピューターという変な治療法とも言えます。

 

このインビザライン治療は抜歯症例には難しく、非抜歯症例がメインとなり、重度な凸凹の歯並びが改善すればするだけ前歯は唇側に傾斜して口元の調和はより崩れやすくなりゴボ口へと変化し、酷い場合はオトガイ部には梅干し様の皺まででて来る可能性もあります。これらの変化は口腔内の環境が悪くなる事を意味し、唾液が乾燥し、唾液の持つ免疫的能力が発揮出来ず、虫歯や歯周病になりやすくなります。

 

こうした装置への要望があると云う事は、透明で目立たないし取り外しができるということが最大に理由のようですが、口元の調和のとれた美しさと口腔内の環境改善を犠牲にしてまで選択する装置なのかと多少疑問に感じます。そして一番疑問に感じるのは、インビザラインで行なった症例は、術前と術後の側貌の変化の画像があまりアップされていません。

 

と云う事でこのインビザラインの適応症は、最初から口元のバランスが取れて軽度の凸凹程度なら使えると思いますが、その適応範囲は元々鼻が高くオトガイ隆起が発達して口元の調和が取れている白人種に比べ日本人はかなり狭いと思われます。いわゆるブラケットシステムにおける非抜歯症例の適応症と非常に似ていると思われます。

『最初から鼻が高く、オトガイが発達している白人種は適応症が広い』

 

 

 

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昔受け口、今はゴボ口が不正咬合の代表に

 先日都内へ行く用事が有り久しぶりに電車に乗って渋谷方面へ出掛けました。約一時間程度の車内でついつい、職業柄か車内の人の顔や口元を無意識に観察していつものように不正咬合の分類を行なってしまいました。

 

昔は不正咬合と云えば反対咬合が其の代表のような存在でしたが、最近はこの反対咬合者はめっきり見なくなりました。逆に上突咬合、両突歯列と云った口元が突出しているゴボ口かガタガタの歯並びの人が凄く目に付きます。

『受け口の代表と云えば』

『出っ歯の代表は』

『八重歯』

『ゴボ口と云えば勿論この人です』

 

わずか一時間足らずの車内の中でその6割の人の口元が突出した人で2割がガタガタの不正咬合で合わせて全体の約8割が不正咬合者だと思われました。しかし、このガタガタの歯並びの人は比較的口元の調和が取れている方が多く、お喋り等していなければ歯並びの状態が確認出来ない方もいました。

 

いずれにしましても、不正咬合者はほんとうに多いのですが、其の中でも口元の突出している出っ歯やゴボ口が圧倒的に多いです。

 

昔の不正咬合代表の反対咬合から今はゴボ口へと変化したように感じます。しかし、このゴボ口が何故最近目に付くようになったのでしょうか不思議ですが、不正咬合と自覚していない人も多いように感じます。

 

 

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矯正治療に関しての不信感

 当院で以前、他の歯科医院で矯正治療を終えて今はリテーナーを装着していると云う患者さんが、セカンドオピニオンとして来院されました。この患者さんは歯周病の専門医からの紹介で、歯周病の処置が必要な旨も紹介状に記載されていました。実際に拝見しますと左下の第一大臼歯は欠損し、左下2番は先天性の欠如歯でした。明らかに上下左右の対称性が崩れた咬合をしていました。

 

このようなケースの場合はなるだけ上下左右の対称性を確保することと、口元の調和が取れているかが重要な要素となります。ましてや年齢は30才代後半という若さにもかかわらず、すでに口元の調和にも問題があり、対称性に欠けた咬合は負担加重の歯に無理が生じ将来的に口腔の健康を維持出来るかは要注意といった歯並びでした。

 

その上非抜歯による矯正治療により歯周組織にもダメージがあり、歯周専門医の指摘通りそちらの処置も必要なケースでした。

『初診時の口腔内』

『初診時側貌』

 

要するに治療方針が不明確のままに行なわれた矯正治療で、将来の事を考えると一からやり直しする必要がある症例でした。この患者さんは当然ですがかなりショックを受けられ後日改めて当方へ返事をすると云う事でした。

 

こうした患者さんは結構多くて、治療中でまだ装置等が装着されていれば、まだ治療ミスなど明確に指摘も可能ですが、装置自体が全て外された状態だとどんな装置でどのような目的の治療をしたかが不明なため泣き寝入りになるケースが多いように感じます。しかし、患者さん側には、しっかり歯科医への不信感だけでなく、矯正医への不信感も植え付けてしまいます。

 

矯正専門医として此の点が一番辛く、このような当院に来院して来るセカンド、サードオピニオンの殆どは、矯正専門医ではなく看板に矯正歯科を標榜しているだけの歯科医師か専門医でないアルバイト歯科医です。現実には矯正専門医は全く関与していないにもかかわらず、まるで矯正専門医も同罪みたいな目で見られるのは非常に残念です。

 

こうした経験をした患者さんの共通点は、やはり、患者さんに取って都合の良い立地条件や時間の都合などが最優先にされて、矯正医の臨床レベルの質や経験、知識は二の次といった選択の結果と言わざるを得ません。

 

こうした患者さんは、ある程度経済的に余裕のある方は、再治療を行なう事が可能ですが、経済的に厳しい人には辛い状況となりますので、安易に自分の都合の良い条件で選択せず、まず第一に臨床能力の質、経験、知識そして矯正医の人間性を重視する選択を優先するべきだと思います。

 

『治療後口腔内』

『治療後側貌』

 

臨床能力の質等に関してはネット上でも日本矯正歯科協会、もしくは日本矯正歯科学会の矯正歯科専門医合格者の検索を行なえば、全国の歯科矯正専門医がリストアップ出来ます。さて肝心の人間性に付いては、メールで直接矯正専門医へ質問するのが一番判り易いかと思います。電話だと時間的に対応するのは難しいかも知れませんが、メールなら本人が対応するのは可能ですので、判らない事など質問する事が一番判り易いのではないかと思います。今はメールアドレスのない矯正歯科医院はありませんし、明示してないところもないのではないでしょうか。

 

付録)

ちなみに前出の患者さんは、当方を信頼頂き1年10ヶ月で抜歯症例として再治療を無事終了する事ができました。

 

 

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矯正治療は本当に高いのか?(その2)

 数年前当院へ大学一年生になったばかりの男の子が歯並び相談に見えました。彼は子供の時から歯並びががたがたで嫌で嫌でしょうがなかったそうで、両親に相談して歯並びを治して欲しいと頼んだそうですが、「男の子が歯並びなんて気にする必要はない」と言われてしまったそうです。それでも如何しても諦める事ができず一人悩んでいたそうです。

 

そんな彼がコンビニなどのアルバイトを始めながら、治療費を自分で稼ぐ事を始め、其の間に矯正歯科院を探し、メールで問い合わせて数軒相談に言ったそうです。

 

其の中の一軒が当院だった訳ですが、彼が本当に歯並びで悩んでいる事は彼の言動からすぐに理解で来ました。色々な治療した症例を実際に見せながら説明しましたが、彼は治療に関して納得しながらも治療費の事が一番気掛かりだったようで、治療費の支払い方を色々と聞いてきました。

 

そして今現在アルバイトはしているものの現金で一括払いは無理なので、払える金額の分割をお願い出来ないか?という事でした。実はこうした依頼は結構多くてなるべく希望に添える形での分割を行なっています。こうした自ら分割を希望したりしてくる学生の患者さんは、意外にいますし、彼等の共通点は歯並びの悩みが深い分、治療に対する姿勢も前向きで協力的です。

 

この協力的と云うのは矯正治療にとって最も重要な要素で治療が計画通りにいくかどうかは全てこの協力度次第となります。歯磨きも勿論食事での注意点などの協力は治療の結果が大きく異なります。

 

またこうした患者さんは、矯正治療に関する価値観も非常に高く、車よりも歯並び優先の方ばかりでした。

『術前の口腔内』

『術前の口元』

『術後の口腔内』

『術後の口元』

そして何よりも嬉しいのが、治療が順調に終えて最後のチェックをする際に、必ず感謝されることです。そして彼等は皆、口が健康の入り口であることを実感として感じてくれる事が何よりです。

こうした悩みを持っている方は学生さんだけでなく、社会人の中でも意外と多いものです。

 

 

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矯正治療は本当に高いのか?(その1)

 確かにまっとうな矯正治療は治療費もそれなりに掛かります。しかし、残念ながら矯正治療を行なう歯科医師の技術や知識、経験の差による臨床格差は、患者さん側には正しく把握する事は非常に難しいものです。厚労省は歯科医師国家試験さえ合格すれば、矯正歯科という専門科の看板を標榜する事を認めています。つまり、一度も矯正治療の経験が無くても看板は掲載出来ます。こうした矯正歯科が標記されている歯科医院は全国で4万軒存在しますが、実際に2つの矯正歯科関係組織で専門医制度が実地されていてこの二つの組織を合わせても500名弱程度しか合格者はでていません。日本全国の4万軒の矯正歯科を標榜する歯科医院の中で500軒程度しかこの臨床試験に合格していないということです。

 

こうした社会背景の中で、ネットの普及がさらに臨床能力を担保された矯正医を選択することを難しくしています。ネットでの検索は日常の生活の中買い物などで当たり前のように使われ重宝されているのですが、そういった買い物と同レベルで検索したページの上位のいくつかにアクセスして其の中から矯正歯科医院も選択するというと云うのがごく普通の矯正歯科医院選びのようです。

 

こうした検索結果は、前述の如く4万軒の矯正歯科を標榜している歯科医院から500軒の矯正専門医の歯科医院を探す事ですから、そう簡単には広告費を払わない限り上位に表示されることはありえません。わずか1/80の確率となります。

 

検索を行なう場合はやはり細かい情報がどうしても必要で地域名、具体的な場所、専門科、院長の履歴、などの細かい判る限りのキーワードが非常に重要になります。アバウトの情報ではアバウトな結果しかでないと云えます。

 

このような状況で専門医制度で合格していると言う事は、少なくてもある程度の臨床レベルは担保されている矯正医の証拠となりますので、専門医での治療費はそれなりの金額でしょうが、専門医以外の歯科医院での治療費は、専門医より安いのが普通です。そして治療結果も当然ですがそれなりとなるのがふつうです。

 

参考迄に日本の矯正歯科専門医の治療費は、軽自動車の乗用車程度ですが、日本でも殆どの家庭でも車は所有されています。ようするに軽自動車と矯正治療に対する価値観の違いのように思います。車の方に価値観を持つ人は矯正治療は高いとと思われるでしょうし、逆なら専門医の矯正治療費が安いと思われるでしょう。

『日本の専門医の矯正治療費と同じ位の値段』

 

『アメリカの専門医の矯正治療費と同じ値段』

口は健康と美しさの入り口であると言う認識があるかどうかだと思います。

 

付録)

 アメリカでは、矯正治療費はフルサイズのアメリカ車のセダンの値段と匹敵しますが、日本の軽自動車よりは3から4倍の値段となります。さてあなたはどちらに価値観を置きますか。

 

 

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