矯正歯科治療における痛みについて | とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ)

矯正歯科治療における痛みについて

 当院においても矯正治療についての痛みに関する質問が多くあります。しかし、当院では兄弟、親子、性別、年齢は全く関係無く、個々での其々の反応がありますが、それは千差万別の反応です。

 

その中で一番多くて表現が似ている反応は、装置を装着した日から2〜3日食事時だけ堅い物が食べづらく噛んだ時に若干の痛みを感じると云うことです。食事は2〜3日柔らかい食べ物であればそれほど痛みは感じないそうです。ましてや痛みに関しては未だに医学的な証明もされていませんので、こうすれば痛みも出ませんとかは言えませんで、実際に装置を付けてみないと判らないと云うのが正直な感想です。

 

ただこの痛みは、本当に弱い力から歯を動かすというステップを踏みながら順次少しづつ力を加えることでそれほど痛がると云う事はありません。当然の事ながら各矯正医の臨床技術の高さや質、経験・知識による差でも痛みは違って来るようです。

 

当院でも今迄、他医院で矯正治療経験者の再治療ケースも複数件ありますが、殆どの症例で以前以上に痛がったケースはありませんでした。術者によってもかなり痛みは異なるようです。

 

よく矯正治療経験者が、これから開始する人に親切でアドバイスをしてくれますが、痛みに関するアドバイスは殆ど条件が異なりますので、全く参考にならないと云うのが正直なところです。

 

またガタのある二次元装置ほど疼痛は少ないのは当たり前です。しかし、治療の結果はガタがあることでコントロールが甘い結果になりやすいのが欠点と云えます。またガタも無くきっちり組み込まれる三次元装置ほど、痛みも大きいように思いますが、個々が臨床経験の豊富な術者であれば疼痛に対する対応も充分に心得ているはずです。そして何よりも最後の仕上げはより確実になります。

『二次元的矯正装置の代表』

『三次元的矯正装置』

 

とりす歯科矯正は、矯正歯科専門医院のため、完全予約制でお一人づつご予約をお取りしております。他の患者さんを気にする事無く治療をお受け出来ます。

 

お知らせ:第二日曜に続き第三日曜日も診療をしています。

気になる歯並びや口元の相談は神奈川県藤沢市の矯正専門医とりす歯科矯正まで

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