❍ 映像演技研究所~❤ -6ページ目

❍ 映像演技研究所~❤

映画やTV等の映像演技を学ぶWS(ワークショップ)です。

完全に映画の現場でした。

ぼくは佐野史郎さんとふたりで行動しているのですが、かれにをヨイショなりしてうまく表舞台に出て行ってもらう高官の役でした。

観ているぶんには気づかないかもしれませんが、車の助手席に乗り込みながらシートベルトをしながら、台詞をしゃべるっていう一連もあり。

それを運転席の窓からグッとカメラが覗きこんでいて、その後ろには50人以上のスタッフが待機しているという。

その後の一糸乱れぬ現場を体験し、これはファミリーになりたい! と強くそう思いました。


リハもなく、当日いきなり参加して、いくつかカットが終わってから監督とキャラクターを調整するなどかなりバタバタでしたが、打ち合わせに時間をとってもらえるくらい、これからも現場の期待値を超えていかなければなりません。

数百億のバジェットでも、ビビらず当たり前に、むしろその状況に感謝することが必要です。

匿名探偵で呼んでくださった監督から再度、お声がけいただきました。

じっさいに現場で演技を見て、それでも呼んでくださったのですから、これ以上の望みがあるでしょうか。

しかも前回とおなじ主要人物の父親役とはいえ、今回は真逆のDV父親です!


この前はたしか父子家庭の父親で、直接的な言葉はかわさずともとても娘を愛していた優しい父親だったのですが……

なにを基準に選んでもらったのか。


ですが、ぼくもどちらかと言えば悪役でメインに近づいてきた経緯があるので、殺陣(たて)やキックボクシングなど、身体をつかって表現をするのが不得手ではありません。

むしろ、チャンスです。

こういうときは、たいていDV父親っぽい俳優がチョイスされるわけですから。

かれらを差し置いて、このキャラもじゅうぶんにできると確信してもらえないかぎり、思い出してもらえたはずはありません。


ただこういう役はきちんと役作りをしないと、観客の観たいシーンになりにくいのです。

たんに記号的なキャラを演じられる同業者とは異なるところを発揮できなければ、現場の期待に応えることはできません。

病院の前で場所をわきまえず取材する芸能ゴシップ記者で、取材をサポートしてくれる相方のいる面白いシーンでした。


それで相方の川守田政人さんは、台本になにも書かれていないのに、ご自身で帽子やら小道具なんかを用意して、現場でつねにイメージを提案されているんですよね。

現場ではなかなか話し合う時間は取れないものですが、伝えるのは言葉だけじゃないですから。

おそらく日ごろからご自身のキャラクターを研究して、武器を磨かれているんでしょう。


こういう方と同じ土俵で戦ってもキャラクターの濃さでは完全に負けてしうので、いつでもじぶんの立ち位置を研究しています。
前回は新しく参加されたかたのために、いくつか当WS(ワークショップ)のポイントをお伝えしました。

参加者には映像が見られるようにurlをお伝えしています。

この機会にも、レギュラーのかたは以前の映像を見直されることをオススメします。

基本的に何年経っても見直せますので、蓄積をしていくことは有意義と考えています。

もちろん原則、第三者がご覧になれることはありません。


次はこのシーンを利用して、台本分析や役作りの方法をお伝えしていきます。

【次回】12/16(火) 19:00~22:00


※初めての参加希望者は下記よりご連絡ください。

映像演技研究所(えいぞうえんぎけんきゅうしょ)参加フォーム
フジテレビの水曜22時枠にOAされているドラマに記者役として出演しました。

小島聖(荒巻千冬)さんとふたり、喫茶店にて密会するシーンです。

のちのちかなり物語に影響を与えるシーンになったのですね。


大変な人気作なのでご存知だと思いますが、みなさん前へ前への演技なので、そのなかでふらっと泳いでみました。

かなりカッコ良いカットで、じぶんでも好きなシーンとなりました。


ただ、1話だけの登場であれば、もっともっと作品に貢献できる方法があったのかもしれません。

どの現場でも毎回、考えることですけどね。


どの瞬間を採用されるかはフタを開けてみなければ判りませんが、これからも現場経験を積み重ねることで見えるものがあるような気がしています。