憲法改正への議論がさらに活発になってきました。 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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憲法改正議論、いろいろ出てきましたね。

数日前にこちらの記事でかいたとおり、

自民党の憲法改正の議論がさらに本気モードに

https://ameblo.jp/calorstars/entry-12355130056.html

 

 

自民党にはいつかそうしたいと考えている理想的に近い憲法草案がある。ただ、国会内の勢力をかんがえると自民党単独での憲法改正は無理なので他の政党との調整が必要になり、他の政党の協力が得られる条文しか変えられない。譲歩が必要なのです。そのキレイな草案はこちら。http://constitution.jimin.jp/draft/

 

これを一発で書き換えれるほどの国民の大絶賛な合意が得られるとは思えないってことがとても残念。

 

だって数の論理だし、自民党が勝っていても、国民はその程度の支持しか出してないので、自民党のこちらの草案がそのまま使えない。だからともかく、2020年までに、ほんの一部だけの改正にしましょうという話になる。

 

https://twitter.com/blue_kbx/status/967416163180281856

 

ということでこういう形でできたらこの辺まで変えたいという意見が党内から出てくるんですよね。

でも、これ党内でこれで行こうとなっても、自民党が衆参両院え2/3の多数を取るにはまずは公明党の数がないと数が足らないし、他の政党の数も必要。そこに妥協がでてくる。他の人たちの意見を反映せざるを得なくなる。

 

政治は数なので、理想的なキレイな憲法改正をするにはもっともっと激しく大勝ちしないとダメなんですよ。自民党単独2/3以上ないのですから仕方ないのです。

 

さらに国会で動議をだしたあと、国民投票で1/2というハードルがあるのでそのための公報も必要。そうなると今年度内で絶対に憲法改正動議を出さないと2020年には間に合わない。

 

前回、私個人の立場として書いた通り、憲法改正が硬直化して絶対に変えることができないものとなって数十年、やっと安倍政権が安定した強い政権で憲法改正に手が届くようになったところ、戦後ここまできて、本気で総理が憲法改正するといったことはなかったのです。このチャンスを逃したら、二度と、もうこの国が亡びるまで憲法改正はできないのではと危惧していますので、たった一文字でもいい憲法を改正してほしいと願います。

 

憲法論議は必要ですが、それが紛糾して党内が壊れてしまうようなことがあれば衆参2/3は達成できません。また時間をかけているとこれまた間に合いません。議論が紛糾するとかならずメディアは党内を壊しにかかりますし、憲法を改正したくない〇○〇新聞などがまたモリカケに次ぐ何かを用意するんだろうとおもうので、ほどほどにしてほしいとは思いますが。

 

防衛出動がかからないと通常時に国を守る任務が課せられているのかどうか実は明文化されていない自衛隊とかないわーという意見は至極当然ですし、軍法会議がなく自衛隊が軍務で人を射殺したりした場合あとあと殺人罪が適応される可能性だってある状況とかないわーとおもいます。

 

これを改正するとなると衆参2/3に届くかどうか政治的な判断なので、何とも言えませんが、一文字でもいいから今回改正してほしいとおもっています。安倍政権ができなければもう無理でしょ。

 

 

完璧でないと許さないという感覚だと何も進まないのです。1ミリでもいいから前へという感覚を持ちたいと思ってます。

 

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