衆参議員会館に自衛官の待遇を改善してもらうべく請願署名簿をお渡ししに行きました。
自衛官の待遇の問題についてはずーっと言い続けているので今日は横に置いといて、憲法改正のお話をチョットしておこうと思います。
まず先に、個人的な私の立場は何はともあれ、安倍総理のいう２０２０年の安倍総理の言った期日までに、たった一文字でもいいので憲法を改正させることが悲願です。
理想を言えばいくらでも言いたいことはあるのですが、戦後数十年、自民党の立党の理由が憲法を改正することとあったのに一文字すら改憲することができなかった。日本国憲法を変えてはいけないと、正しい改正ですら阻んできた護憲派と呼ばれる集団のマスメディアと結託したあの強い力に、全く歯が立たなかったこれまでの弱腰の政治にせめて一矢報いるだけでも価値は高いのです。
左翼勢力だでなく、保守勢力もともすれば理想を掲げ、そうでなければ意味がないという立場をとって完璧な改正でないと許さないという立場をとり、憲法改正を阻んできました。
そのせいで日本国憲法は難攻不落の城となってしまいました。これだけ強い保守政権の安倍総理が変えることができなければ、誰もその後の改憲を進めることができないと思います。前例をつくることが最も大事なのでたった一文字でもいいから改憲すべきだと考えています。
--
という前提はさておいて、自民党で先週、党所属国会議員あてに細田博之憲法改正推進本部長から、憲法第９条などの改正法案の提出依頼があったそうです。あちこちの事務所でその話を聞きました。
各議員が各々の意見を出すチャンスがあったわけです。
現在出されている憲法試案では、憲法9条に対して、 現行の第２項を存置したまま、「自衛隊の保持」「自衛のための実力組織の保持」を合憲とするという方法で、これなら公明党がOKしてくれるというものなのです。ここについては様々な問題が指摘されているので、ここを掘り返すとまた議論が紛糾し時間がかかってしまうのですが、やはり問題があることは否めないのです。
憲法9条第２項を残すと、やはり陸海空その他の戦力はこれを保持しないとあるのに自衛隊は合憲というのは、おかしな話だろうとやはり憲法学者が突っ込むだろうなぁという部分などいろいろな議員がその意見を提出しています。
個人的にはこの9条とでｋりえば96条の憲法改正事項のハードルをさげてほしいということと。憲法76条の特別裁判所の禁止の部分を軍法会議がつくれるように改正してほしいという部分の3点くらいは変えてほしいなと思ってはいます。
でも、それで紛糾して今回の憲法改正が手つかずで終わるくらいなら、もう1文字でもいいので変えてほしい。憲法を改正したという前例を作ってほしいと思っています。
自民党がもう一度所属議員に対して憲法への意見を求めたということは、本当に憲法改正をしようという意気込みを感じる話なので歓迎します。
皆さんご存知かなぁ、
自民党にはいつかこうしたいと考えている憲法改正草案があります。最終的にはこの形にしたいという憲法草案には軍法会議のことも国防軍をもつということもちゃんと書かれています。
だからいつかそうしたいという道はあるのです。
なので、最初の一歩はたった一文字でもいいからともかく、この強硬憲法にともかく一矢変えることができるという前例をつけることだけは絶対にやってほしいとおもっているのです。
なお、自民党の改正草案を読んだことがない人もいるでしょうから貼っておきます。
これを一発で改憲でるほどの支持はさすがに安倍内閣といえどもないとおもいます。
http://constitution.jimin.jp/draft/
国民投票の過半数という大きなハードルを越えなきゃねぇ・・・
完璧でないと許さないという感覚だと何も進まないのです。1ミリでもいいから前へという感覚を持ちたいと思ってます。
これをぜひポチってね。↓
沖縄の基地反対活動のニュースを見るたびに暗澹たる気持ちに――国防ジャーナリスト・小笠原理恵 | 日刊SPA! https://nikkan-spa.jp/1451678 @weekly_SPAさんから
日刊SPAに隔週で自衛隊ができない30のこと／を連載しています。読んでね。