2月19日、衆参合わせて13人の紹介議員の先生方に、自衛官の待遇を改善してほしいと全国から集まった署名を届けました。この請願は、先生方から国会の両院に提出され、委員会に付託されます。少しずつ輪が広がってきた気がします。
請願書をお渡ししている場面の写真は改めてホームページトップ画面などに加工して、誰もが見られるようにしておきますね。 署名にご協力いただきありがとうございます。 毎年のことでみなさんも大変だと思いますが、来年に備えてぜひ今年もご協力をお願いします。
年に1回、年初の1月末日を締め切りとして衆参両院に提出する署名を集めています。 今回の国会分の署名を書いてくださった方も、次年度の新しい常会のために改めて署名することができます。署名は衆参両院それぞれに1人1回ずつ書くことが可能です。
現在、自衛官の数は24万人、そのご家族やOBを考えると関係者は100万人はいると思うのですが、現時点で署名をいただいている人は全国で2000人ほど。請願署名数だけを見れば「ほとんどの自衛官家族・OBは、待遇改善にあまり関心がないのだ」と受け止められかねない数字です。
宮城県隊友会さんがこれまで数回にわたり署名に協力してくださったことがありますが、現状では大きな自衛隊諸団体が署名のために動いてくれたことはありません。
自衛官は、他の公務員職との比較でも明らかに職務の内容に待遇が見合ってないと考えていますが、そのことに対して声を上げる人は少数です。
官舎は依然としてボロボロのままですし、本来なら修繕し、新築をすべきところなのに逆に解体され土地が売られていく状態です。自衛隊の身の回りの予算も削られたために自腹も多く金銭的にも辛いはずなのですが、不満を言わず耐えることを良しとする独特の美徳のせいでしょうか？
公務員の待遇を改善するためには法律の改正が必要ですから、とにかく国会が動かなければ話になりません。自衛官の待遇改善を訴える国会請願は、現状では私たちのこの一本しか出ていないのです。
声を上げることなく待遇の悪化にただ耐えている自衛官の環境を少しでも改善していけるように、私たちはこれからも地道に活動を続けていきたいと思います。 引き続きまして次年度の国会への請願の署名にご協力をお願いします。
これをぜひポチってね。↓
沖縄の基地反対活動のニュースを見るたびに暗澹たる気持ちに――国防ジャーナリスト・小笠原理恵 | 日刊SPA! https://nikkan-spa.jp/1451678 @weekly_SPAさんから
日刊SPAに隔週で自衛隊ができない30のこと／を連載しています。読んでね。