今日は、ホームセンターなどで販売されているビカクシダの板付け方法を紹介しますね。
まず、ポットから出します。
そして、どの株を主として育てたいか決めます。決めるポイントとしては、ポットの中で一番大きくて、貯水葉と胞子葉が元気に育っている株。大きくても元気がなさそうであれば、元気そうなしっかりとした株を選びます。
主として育てる株を決めたら、土をほぐしながら分解していきます。
かなりしっかりとからみ合っているので、ハサミを使って主となる株の根はできるだけ残すように、絡んでいる根をカットしたりしながら、ほぐしていきます。
今回の場合、3個の株が取れました。
水で、根の周りのいらない土を洗い流します。
出来上がり。
写真下は、ポット苗を分解せずにまるまる板付けしたバージョンです。群生させたいのであれば、これもアリ。
板付けする際のポイントは、とりあえず水苔を板に盛る際に、しっかりと水を絞って硬めに適度にこんもりと。しっかりと水苔を絞って、ぎゅっと硬めにこんもりと盛ると、貯水葉もそのこんもりに沿って形よく育ちます。
今回使用した板付け用の板はメルカリショップでも販売しています。↓↓↓セールは18日から。
いい意味で板を切りっぱなしにしているので、初心者の方はとくに、そのザリザリした板にテグスがひっかけやすく、巻きやすいと思います。
板付けをしたことがある方ならわかるであろう、テグスの引っ掛かけにくさ。不器用なハチは、つるっとした板だと、引っかける用の切り込みをいれておいてくれないと、苦労します。