こんにちは
さて、今日は 何を書こうか?と思い、
私のブログのアクセス分析を見ると
2022年2月17日に書いた
「昭和40年代の小学校国語の教科書」という
タイトルのものが、1位になることが多いです
懐かしい物語ばかり!
ということで、
今回は、「昭和50年代の中学校国語の教科書」にします
前回は、どの出版社の教科書だったのかが、
わからなかったので 私が記憶している物語を
書きましたが、今回は、 光村図書の教科書だったことは
覚えていたので、 「光村図書クロニクル」を見て
正確なことが 紹介できます
<フシダカバチの秘密>
アンリ・ファーブル
古川晴男 訳
<少年の日の思い出>
ヘルマン・ヘッセ
高橋健二 訳
<杜子春>
芥川龍之介
<赤毛のアン>
L・M・モンゴメリ
村岡花子 訳
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は、
小学校の国語で 習いましたね
当時、赤毛のアンシリーズは
もちろんのこと、
モンゴメリの他の作品は、
・丘の家のジェーン
・果樹園のセレナーデ
・可愛いエミリー
も読みましたが、
タイトルは 覚えていますが
内容は すっかり 忘れてしまいました
「赤毛のアン」は、大人になってからも
シリーズを読み返しました
もちろん 翻訳は
村岡花子さんのものを
読みましたよ
<機の音> 木下順二
<一切れのパン> F・ムンティアヌ
直野 敦 訳
<朝の光の中で> 川端 康成
<走れメロス> 太宰 治
<野生のエルザ> ジョイ・アダムソン
藤原英司 訳
皆さんは、覚えてらっしゃいますか?
機の音・・頭の中が、鶴の恩返しになってたけど、
よーく、考えたら、それは「夕鶴」でしたね^^
川端康成の著書は、大人になってから
「伊豆の踊子」「古都」は、読みました
あれ?!
「雪国」も教科書で見たことがあるような~
<山椒魚> 井伏鱒二
<生まれ出づる悩み> 有島武郎
<わが輩はねこである> 夏目漱石
<道程> 高村光太郎
<寂しき春> 室生犀星
<ウィルヘルム・テル> フリードリヒ・シラー
野島正城 訳
思い出しました!
高校の教科書に載っていた
高村光太郎の詩で 好きだった詩。
智恵子抄
<レモン哀歌>
そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉(のど)に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓(さんてん)でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉(のど)に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓(さんてん)でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
令和になったい現在は、
どんな物語を習っているのでしょうか?
光村図書の教科書であれば、
こちらから 検索できます
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