- このブログは原則として音源を持っているバンドについてしか書かないことにしているのですが、先日実家でネーナのアナログ盤の1st「プラスティック・ドリームス」を発見しましたのでネーナについて書こうと思いますw リアルタイムでは買った記憶がなく、いつ買ったんだろうか・・・と記憶をたどっていくと・・・僕はネーナがデビューした当時はレコードはレコード・レンタルか友だちに借りることが多かったので、リアルタイムで買ったモノではなく、大学の頃アメリカ西海岸のパンク・バンド「7SECONDS」の「One Plus One」というライブ盤を買って聴いた時、そこに収録されていたアルバム中最もカッコ良かった「99 Red Balloons」のカバーを聴いたことによって、昔耳にした原曲を聴きたくなって中古レコード屋で購入したものと思われますw ネーナというと・・・やっぱりネーナ・ケルナー嬢(Vo)の強烈な存在感ですね・・・「ロックバルーンは99」の大ヒット当時、キュートなルックスにハスキーヴォイスで人気を博していましたが、高校の頃、ロッキンオンかなんかのグラビアで・・・確かローリング・ストーンズ のロゴ入りの(「ロック・バルーンは99」で歌われる99個の赤い風船、というのはストーンズのライヴを観にいったときに空に放たれた風船からインスパイアされたものだとか・・・当時のストーンズのライブは映画「スティルライフ」でも観れますが確かに風船が放たれたりしてたようなw)黒いTシャツかノースリーブだったと記憶していますが、ネーナ嬢が頭の上で手を組んでいた、その腋から腋毛がわさわさ覗いていた写真に仰天しましたw ヨーロッパの女性は腋毛の処理なんかしないのか・・・と衝撃を受けたのですが、もちろん、当時ガンガンに流れていた「ロックバルーンは99」にも衝撃を受けました。 ネーナ・ケルナーはネーナ以前にもストライプスというバンドでキャリアを積んでいたそうで(バンド加入のきっかけはネーナ嬢がラモーンズ (!)を口ずさんでいたことからだそうで^^)実力は充分、ぽっと出の新人と言うわけではなく、なおかつアメリカのチャートにドイツ語歌詞の曲が入ったのはビートルズ の「シー・ラブズ・ユー」のドイツ語バージョン以来だそうで、それがいきなりトップチャートに登りつめてしまったと言う歴史的快挙を成し遂げた曲(後で教えて頂きましたが英語詩以外の曲としても坂本九の「上を向いて歩こう=sukiyaki」に続いて2曲目だとか!)だけあって、いきなりヴォーカルから始まるイントロ、一度聴いたら耳に残るポップなメロディ、緩急をつけたリズム、そして当時はまだ冷戦真っ只中だった(”壁”があったころのベルリン出身のバンドです)ドイツ語で綴られた反戦メッセージが込められた歌詞、などまさにロック史に名を刻まれるべき名曲だと思われます。 バンドとしての”ネーナ”は解散してしまっているので一発屋的イメージもありますが、ネーナ・ケルナー自身はソロアーティストとして今現在もドイツで活躍しているそうです。
- Nena
- 99 Luftballons
最初にきちんと聴いたのは「Kid A」でした。 名前だけは知っていたもののスノッブ臭が俗人の僕をしてこのバンドから遠ざからせていたわけでw 括りとしてはブリティッシュ・ギター・ポップ、という噂を聞いていたので初っ端から仰天しましたw(往年を偲ばせるチューンも有るという話でしたがw) なんというか・・・バンド名に似合わず適度に壊れた音でw エレクトロニカとか正直良くわからないのですが、打ち込み、電子音ありきにもかかわらず、オーディエンスを踊らせる為のモノでは無く、聴かせるアルバムであるというか・・・ある種プログレ的、環境音楽的なアプローチのように感じました。 だらだら流している分には非常に心地良いけれども特に可もなく不可もなく、心に残るフックも特に無し、といった印象でした。 友だちに聞くとなんでも「Kid A」以降は芸風が変わってコアなファンでも賛否両論だとかw(どっちみち陰気なのに変わりは無いそうでw) それを早く言ってくれよ、というわけで名盤の誉れ高い「OK Computer」を薦められました。 2nd「The Bends」の方がさらに名盤である、という噂も聞きましたが、とりあえず3rd「OK Computer」を買ってみました。 コンピューターというからにはもっとエレクトロニカっぽいのかと思いましたが、時代もあるのでしょうが、ジャンク・グランジというかオルタナ的なノイジーな匂いも残しつつ(「バウハウス 」の色も多少感じましたがw)、後のカサカサに乾ききった芸風をも示唆したような空気のアルバムでしたw 確かに素晴らしい出来のアルバムで・・・当然のように僕が食い付いたのは静かな立ち上がりから轟音のグシャグシャでキメてる「Paranoid Android」や「Electioneering」、暗黒臭漂う「Climbing Up The Walls」でした・・・やっぱりどうしてもロック的なフォーマットを前面に押し出した曲に目が行ってしまいました・・・(*ノωノ) 後に原点たる1st「Pablo Honey」を聴く機会がありましたが、まさしくブリティッシュ・ギター・ポップ炸裂の一枚でw キャッチー極まりなくとってもよろしいw ただ・・・ギターポップなら、もっと他に素晴らしいバンドがあるような・・・。 それにえら売れしたという「Creep」は正直どこがいいのかわかりませんでした・・・orz その後の「How Do You」とか「Stop Whispering」やギターポップの必殺チューン「Million Dollar Question」のほうがしっくり来たと言う・・・orz ぶっちゃけこんな奴はレディへ聴く資格無いんでしょうね・・・w
- Radiohead
- OK Computer
数年前、友だちのH君からお奨めとして何枚か借りた中に2nd「Does This Look Infected?」がありました。 バンド名からして「Sham69 」に似てるな、とベタに思った訳ですが、聴いてみるとやっぱり・・・Oiパンク色など皆無でしたw とりあえずパンクには違いないですが、どっちかいうと基本はフックの効いた硬質のメタリックなサウンドに加えてオルタナ的ないろんな芸風がごった煮になってる感じで、まさしくミクスチャーすら出きってしまった’00年代以降のハイブリッドなバンド、と言う雰囲気でした。 その後3rd「Chuck」を聴いてみると・・・「No Reason」のカッコよさに打ちのめされましたw タイトル自体、300万人の犠牲者を出したコンゴ内戦に巻き込まれた時の命の恩人の名前からとったとかで意外にも硬派な路線・・・。 そして何気に聴いていくと・・・なんと「Angels With Dirty Faces」と言うタイトルの曲が収録されているではありませんかw 「Sham69」の代表曲のタイトルでもあり、見た瞬間「やっぱりSham69にリスペクトしたバンド名だったのか?」と思いましたが・・・嗚呼・・・まったく違う曲でwww アルバム的にハイブリッド化はより進行しており、どれか1曲だけ聴いたところで全体の芸風は把握できないと思われます・・・w どっかで聴いたフレーズやリフが入ってるとか入ってないとかで物議を醸したそうですが、ネタが出尽くした感がある現代のバンドでは仕方が無いことだとは思います・・・。 やはりどっかで聴いたことがあるフックですが、僕的には「Half Hour Of Power」収録のキャッチーな「Makes No Difference」が最高傑作なんですw
- SUM 41
- ハーフ・アワー・オブ・パワー
僕は大きい括りでのHM系の中ではかなり好き嫌いが激しい方なのですが、コレは一発で気に入りましたw ジャーマン・メタル系では多いみたいですが、ファンタジー的な美麗なイラストのジャケもフィンランドのバンドとのことで、一風変わったジャケで(老人や狼、といったジャケ写のモチーフは北欧神話からきているのかもしれません。)興味を持ちました。 「ソナタ・アークティカ」、というバンド名も美しい響きですw 北欧のバンドということで最初はいわゆるジャーマン・メタル的なキャッチーかつハイ・スピードかつメロディアス、と定番三拍子が揃ったバンドかと思いましたが、僕が聴いた3rd「Winterheart's Guild 」は、1st、2ndに比べ芸風が変わりだした頃に当たるとのことで、有る意味「インロック」的なアルバムだとのことw 聴いてみるとHM系のバンドでは僕にしてはかなり珍しいことなんですが、捨て曲が一切無い! 普通はよっぽどの事が無い限り気に入るのは数曲・・・最悪掴みのナンバーだけ、ってことも多く、アルバム通して全部聴けるって事は無いのですが・・・HM系ではメタリカ 以来といってもいいほどでw それだけ僕のツボにハマったバンドでした。 一発目の掴み、OPナンバー「Abandonned, Pleased, Brainwashed, Exploited」から、2バスドカドカのスピード・メタル炸裂の曲にも泣きどころもしっかり入れており、またスロウなバラード曲も緩急をつけた複雑な展開でソングライターとして只者ではない感じ・・・。 全体的にいわゆるクラシカルな味付けですが、やはりキーボードが効いている感じで・・・まさしく叙情的、というにふさわしい美しいキーボードと見事に調和したギターの超絶テクで奏でられるメロディアスかつ研ぎ澄まされたフレーズは鳥肌が立つくらいでした。 僕の一番のお気に入りとなったのは僕にしては意外にも速い曲ではなくて・・・聴いていると頭の中に北欧の森林地帯の情景が映し出されるような「Gravenimage」でしたw
- ソナタ・アークティカ
- ウインターハーツ・ギルド
名前だけはなんとなく耳に入っていたのですが、ずっと聴く機会が無く、無縁に過ごしていたところ、某バンドが「スマパン」をパクって、いや影響を受けているという話を聞きw 僕はその某バンドが割りと好きだったのでw興味を持ちましたw 友だちのH君に「スマパン聴いたことあるっすか?」と聞いて見ると、「メロンコリー、そして終わりのない悲しみ」というアルバムを薦められました。 もう現役を遠ざかっていた僕はそれがロック史にその名を刻まれるべき名盤である、などということは知りませんでした。 なんでも「トワイライト・トゥ・スターライト」と「ドーン・トゥ・ダスク」という2枚組みのコンセプチュアルなアルバムとのことで・・・いきなり重いか・・・? ベスト的なモンでよかったとに・・・と思いつつ聴いて見ると・・・やはり評判通りの凄まじい出来のアルバムではあったのですが、そんなことよりもまずはいきなり繰り出されるビリー・コーガン(Vo)のミック・ジャガー
的悪声にビビりましたw メロウな曲ではきちんと本領を発揮しており、本来美しい声の持ち主が無理矢理ダミ声を出してる感じで、そんなところも某バンドに・・・いやまぁそんなことはどうでもいいのですがw 2枚組みだけあってヴァリエーションに富んだ内容の濃さで、正統派(?)のロックからメロディアスな曲、グシャグシャの喉嗄れんばかりに叫んでいる曲まで・・・。 ジャンル的にはオルタナ・グランジ系(シアトルのニルヴァーナ
に堂々対抗してシカゴのスマパンと言う感じなんだそうですが、ニルヴァーナよりも破壊的な印象は少なく、アルバムとしても完成度は高いように思います。)なんですが・・・後にビーチ・ボーイズ
に関して嬉しそうに褒めちぎるコーガン氏の姿をTVで観て、この人って本当はコーラス決めるような曲のほうが似合うんじゃないか、と思いましたがw
- The Smashing Pumpkins
- Mellon Collie and the Infinite Sadness
高校の頃、友だちの家に遊びに行ってしゃべっているとき、ギター弾ける奴は決まってギターを弾きながらしゃべっていましたw わかりやすい「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とか「天国への階段」のイントロが定番でしたが、あるときM・K君がアコギをジャーンと弾いて「ナナナナナーナナーナナーナーナー♪」と歌った時、背筋に衝撃が走りましたw M・K君は作曲もする男だったので「それオリジナルね!?」と聞いてみると、「いやぁ。 ユーライア・ヒープたい。」とのことでした。 M・K君は小学生の頃から洋楽ロックを聴いてきた男で僕なんかとは年季が違うのも当然なのですが、まったく知らないバンドでした。 とりあえずバンド名の奇妙さとなんてカッコイイフレーズやろう、というのが印象に残っていたところ、大学に入って過去の名盤を漁っていたとき、名前を思い出し、「そうたい、ユーライア・ヒープも聴いてみらんと。」と思って、ロック名盤的な書物ではレッド・ツェッペリン の「Ⅱ」やディープ・パープル の「マシン・ヘッド」にも匹敵すると言う噂の「対自核」を聴いてみました。 1曲目のタイトル曲「対自核」からムーグ・シンセサイザーありきのプログレッシブなハード・ロックで独特の色を持っていてカッコイイ。 そして・・・激しいスライドギターから始まる「瞳に光る涙」を聴いたとき、いぶし銀のギターソロもアレなのですが、間奏であのM・K君が歌っていたフレーズが・・・w 正直鳥肌立ちましたw サウンド的には切れ味鋭いツェッペリン や疾走感溢れるパープル というよりは、どっちかいうと僕的にはグレイトフル・デッドなんかに近いような印象を受けました。 確かにハードロックではあるのですが、この「Look at yourself」という原題に対する「対自核」という邦題、誰がつけたかは知りませんが、ハードロックというよりはプログレのアルバムっぽいネーミング、良いセンスだと思いますw そしてそれ自体が見事にアルバムの中身を表現しているような気がします^^
- ユーライア・ヒープ
- 対自核(紙ジャケット仕様)
ロックのスタイルとしては、既に90年代に入った時点で殆どのヴァリエーションが出尽くした感があり、残るはミクスチャー的なアプローチしかなかった訳で、レゲエ、スカ、ファンク、ヒップホップなどとのハイブリッドが進む中、最早細かいジャンル分けなんか意味を為さない時代に入って久しいですが、ついにパンク・バンドにもラッパーが標準装備される時代が来たか、という感じで、やはりアメリカ西海岸から出てきたゼブラヘッドを知りましたw 最初に聴いたのは2nd「プレイメイト・オブ・ザ・イヤー」という素敵なアルバムでw 名前からして男性諸氏ならば心を強く惹かれるものがあるwタイトル曲の「プレイメイトオブ・ザ・イヤー」、とは雑誌プレイボーイのグラビアを飾った女の子の中での一番人気、というわけで、アメリカの少年達の夢が詰まった必殺チューンでしたw 友だちのH君によるとPVも沢山のトップレスのプレイメイト達と共にニコニコしながら演奏するという非常にバカ偏差値の高いPVだとのことでしたw(ジャケ写で芝刈り機を持っている水着のお姉ちゃんも当然の如くプレイメイトだとかw) ラップはガッツリキメてるというより、イントロや間奏的に入れてある感じで、ラップが入っているためか、疾走感には若干欠けるものの、そのぶんエッジの効いたビートでメチャメチャカッコイイ! これはいい、と3rd「MFZB」を聴いてみると、キャッチーなサウンドは相変わらずなのに加え、哀愁のメロディにも磨きがかかり、さらにカリフォルニア臭というかつまりはポップ・パンク臭がきつくなっており、ということは非常に僕好みになっていましたw
- Zebrahead
- Playmate of the Year
- ALL YOU CAN EAT
- UN OEUF
大学の頃、中古レコード屋で買った2トーンのコンピレーション「ザ・ベスト・オブ・2トーン」に収録されていたバンド達の中でも群を抜いてキャッチーかつカッコ良かったのがザ・ビートでした。 最初に聴いたのはモータウン・レーベルの雄、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの大ヒット「涙のクラウン」のカヴァーで、原曲も充分な名曲ですが、哀愁のメロディを(余談ですが、僕はこの”涙のクラウン”というタイトルを涙が沢山流れて水溜りになってぽちゃんと落ちて滴が跳ねる=涙の王冠、ミルク・クラウン的なイメージがあったのですが、この場合のクラウンというのは王冠ではなく、いわゆるピエロの種類、であることを漫画「からくりサーカス」を読んで知り、仰天しましたw つまり本来ならば邦題は「クラウンの涙」とするべき、悲しいのに笑っていなければならない切なさ・・・を歌った歌であるとわかりました^^;)弾けるスカ・ビートに乗せた、勢いのあるナンバーでした。 もう一枚のコンピ「ザ・2トーン・ストーリー」に収録されていた曲「ランキング・フル・ストップ」もノリノリのキャッチーなナンバーで速攻レコード屋に走ったのですが・・・アルバムが出てるかどうかもわからず、あちこち探し回った末、輸入盤屋で「best friend」と「can't get used to losing you」という二枚のシングルを見つけたのがやっとでした^^; 聴いてみると元気爆発のナンバーだけが芸風ではないと判りましたが、スモーキー・ロビンソンのカヴァーが効いたのか、2トーン中最もアメリカで売れたバンドだそうで、後のアメリカのスカ・コア勢への影響がうかがえます^^ 後に分解して「ジェネラル・パブリック」と「ファイン・ヤング・カニバルズ」という2つのバンドになったそうですが、残念ながら僕はどちらも聴いたことが無いのです・・・orz
- ザ・スペシャルズ, ザ・セレクター, ザ・スペシャル・A.K.A., ザ・ビート, ザ・スペシャルズ・フィーチャリング・リコ・ウィズ・ザ・アイス・リンク・ストリング・サウンズ, ザ・ボディスナッチャー, マッドネス, ローダ・ウィズ・ザ・スペシャル・A.K.A., エルヴィス・コステロ&ザ・アトラクションズ, ザ・スペシャル・フィーチャリング・リコ
- ベスト・オブ・2トーン
- バードランド
- バードランド/明日なき世代