僕は大きい括りでのHM系の中ではかなり好き嫌いが激しい方なのですが、コレは一発で気に入りましたw ジャーマン・メタル系では多いみたいですが、ファンタジー的な美麗なイラストのジャケもフィンランドのバンドとのことで、一風変わったジャケで(老人や狼、といったジャケ写のモチーフは北欧神話からきているのかもしれません。)興味を持ちました。 「ソナタ・アークティカ」、というバンド名も美しい響きですw 北欧のバンドということで最初はいわゆるジャーマン・メタル的なキャッチーかつハイ・スピードかつメロディアス、と定番三拍子が揃ったバンドかと思いましたが、僕が聴いた3rd「Winterheart's Guild 」は、1st、2ndに比べ芸風が変わりだした頃に当たるとのことで、有る意味「インロック」的なアルバムだとのことw 聴いてみるとHM系のバンドでは僕にしてはかなり珍しいことなんですが、捨て曲が一切無い! 普通はよっぽどの事が無い限り気に入るのは数曲・・・最悪掴みのナンバーだけ、ってことも多く、アルバム通して全部聴けるって事は無いのですが・・・HM系ではメタリカ 以来といってもいいほどでw それだけ僕のツボにハマったバンドでした。 一発目の掴み、OPナンバー「Abandonned, Pleased, Brainwashed, Exploited」から、2バスドカドカのスピード・メタル炸裂の曲にも泣きどころもしっかり入れており、またスロウなバラード曲も緩急をつけた複雑な展開でソングライターとして只者ではない感じ・・・。  全体的にいわゆるクラシカルな味付けですが、やはりキーボードが効いている感じで・・・まさしく叙情的、というにふさわしい美しいキーボードと見事に調和したギターの超絶テクで奏でられるメロディアスかつ研ぎ澄まされたフレーズは鳥肌が立つくらいでした。 僕の一番のお気に入りとなったのは僕にしては意外にも速い曲ではなくて・・・聴いていると頭の中に北欧の森林地帯の情景が映し出されるような「Gravenimage」でしたw 

ソナタ・アークティカ
ウインターハーツ・ギルド