
それを受けてか上海の面々も北京が悪いと逆切れ。なんかもういろんなことがどうでもよくなってきた今日この頃です。
2年前の冬もこんな陽気だった北京・・・。

本当は北京、好きなのですけどね。こんな陽気だと心も折れそう

出張者さえも激減りだったこの時の北京、でも私は果敢に行きましたよ。
そして1度は泊まってみたかった四合院ホテルに泊まってみました。
什刹海会館紫檀文化酒店
清朝開国の功臣、索尼の旧宅だったという四合院作りの建物を再利用したホテル。

全部で10室しかないそうです。事前に口コミサイトを見て、評価が高かったので選んでみました。
中庭を挟んで建物が。一つ一つが部屋になっています。
寒さ除けか、本来は無い囲いで覆われていて屋根もあったので厳密な四合院式かと言われると微妙ですが、やはり現代、快適さはある程度必要ってことで。

ホテルを作った時に、地下から遺跡が出たらしい。
チェックインした時に案内してもらいました。発掘物っぽいものはたぶんレプリカだと思います。

こんな小さいホテルなのに地下にはカラオケルームも完備。雰囲気の良い書斎スペースもありました。

それではお待ちかねのお部屋へ案内

鍵は今どき貴重な南京錠


これ、外から鍵かけるのに使いましたが、部屋にいる時は鍵をかけられず。
外から人入ってきたらどうする~とドキドキ

テレビや備品もちゃんとしていました。
ただ隙間風が・・・。暖房はありますが音がうるさく、夜中に切る→寒い→暖房つける→うるさい、の繰り返し。

バスルーム
バスタブもあります。が無駄に広くて寒い

中庭に面しているので、カーテンちゃんと閉めないと外から部屋だけでなくトイレもバスルームも丸見え~。

翌朝。
前日のチェックイン時に、朝ご飯は洋食か中華か聞かれていて中華を選択。
7時半ごろに用意すると言われて待つ・・・待つ・・・待つ。
30分以上経っても誰も出て来ず。さすがにこれは忘れられていると思って、事務所っぽいところにズカズカ入り、仮眠中だったスタッフの方に声かけました

やっぱり忘れられていた~。どうやらこの日、他に泊まっている人もいなかったみたい

この後無事、朝ご飯を中庭まで運んでもらいました。

包子、南瓜饼、目玉焼きに漬物、他に粟粥。
残念ながら冷めていました。たぶん朝用意して、そのまま寝ちゃったのでしょうねぇ。

朝ご飯を食べた後、ちょっと外に出てみました。
ホテルの入り口。車1台通れるぐらいの胡同にひときわ目立つ門構え!

この日は前日の曇り空から一転良い天気。
北京らしい張りつめた空気の中、喧騒から離れた静かな胡同の散策を楽しみました。

たまたま私が訪れた時は誰もいませんでしたが、夏は欧米人で予約がいっぱいになるとか。
それを示すように洋書が沢山置いてありました。
こういう雰囲気、北京ならではだなぁと思います。
ちょっと変わった体験ができて良い思い出になりました。
あ、でも冬の宿泊はちょっと辛いかも。そしてここに1人きりで泊まるのはちょっと怖いかも(((( ;°Д°))))
什刹海会館紫檀文化酒店
北京市西城区徳内大街兴华胡同42号