見えない油?~植物油脂~ | オーガニック&ローフードLOHAS♪

オーガニック&ローフードLOHAS♪

サスティナブル(持続可能)な健康と環境を意識したライフスタイルをサポート♬

こんにちは。

ロハスのinochi^^♪です

 

私たちが普段何気なく

使用している植物油には

世界中にたくさん種類があります。

 

亜麻仁、胡麻、大豆、米、コーン、

ひまわり、べに花、ヤシ、菜種、

パーム、オリーブ、マカダミアナッツ、

ピーナッツ、綿実、等々

 

これらの植物から抽出された油

の中に「見えない油」と呼ばれている

ものがあるのをご存じでしょうかはてなマーク

 

その油は、日本のスーパーやコンビニで

販売されている3分の1以上の商品に

使われていると言われています。

 

しかし、胡麻油やオリーブ油のように

店頭で見かけませんし、食品表示にも

書かれていません。

 

それは「パーム油」です。

 

 

パーム油とはアブラヤシという

椰子から取れる植物油脂のこと。

 

現在、大豆油を抜いて

世界一生産されている植物油で、

 

アブラヤシの果肉からはパーム油が、

種子からはパーム核油が作られています。

 

日本では一人当たり年間

4㎏以上も消費されていて、

 

 

スナック菓子、インスタント麺、マーガリン、

アイスクリーム等の加工食品、洗剤、

石鹸、化粧品、医薬品など

 

 

とても幅広く利用されています。

 

加工食品では「植物油脂」としか表記されず、

その他の製品でもパーム油と記載されることは

非常に稀なので「見えない油」と呼ばれています。

 

なぜパーム油が多く使われているのか、

それは、生産性の高さと価格の安さです。

 

しかし、憂慮すべき問題は、森林伐採、

生物多様性の消失を含めた環境破壊です。

 

多くの希少な固有種が

絶滅の危機に追いやられています。

 

それともうひとつ、パーム油は長期間の

輸送による酸化を防ぐため、酸化防止剤

としてBHA(ブチルヒドロキシアニソール)

という食品添加物が大量に使われています。

 

BHAに関してネットで調べると、

賛否両論たくさんでてきますので

気になる方は是非ご確認ください。

 

BHAは、1998年に食品衛生調査会で

ラットに対する発がん性を確認しています。

 

また、作用は弱いものの女性ホルモン作用が

あることは日本の学会でも確認されています。

 

一方(賛成意見)では、国の基準を

守っているから大丈夫だと言います。

 

皆さま、「複合毒性」という

言葉をご存じでしょうかはてなマーク

 

「複合毒性」とは、一つひとつの食品や

日用品に含まれる化学物質の濃度は

国が定める基準内であっても、

 

それが組み合わさることで基準値を超える

毒性(複合毒性)になりうるということ。

 

 

また、パーム油は動物実験で発癌促進、

寿命短縮などの有害作用を示すと論文に

記されるなど、パーム油の安全性が保証

されているとはいえません。

 

パーム油問題への解決策としては、

消費者は油を選ぶことができます。

 

例えば、

LUSHという石鹸の会社はパーム油を使わない

「パームフリーキャンペーン」を行なっているので

選択も可能ですね。

 

一方で、企業の立場からすると、

パーム油を使わないことは難しい

という声も聞かれますが、

 

別の選択肢として、

環境や人権に与える負荷が少ない方法で

生産されたパーム油を使用することもできます。

 

 

この便利な世の中にあって、

人体に有害な化学物質(添加物)を

完全に断つことは難しいですが、

 

より良い食材を選んでいけるよう、

まず大切なのは「知る」こと!

そして、より良いモノを選ぶこと!!

 

 

ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!

 

【MID SUMMER SALE♪】~6/24