2025/04/09(水曜日)
今日は貴重な「晴れ」の予報の福井です。
明日からは曇り時々雨がしばらくつずくそうです。
それでは、
今日も勉強中の「仏教」を少し、
簡単にですが書かせて頂きました。
昨日のつずきで
『後生の一大事』 その2
(詳しくお知りになりたいお方は菊谷隆太・善知識講師又は
渡部隆史・善知識講師のお話をYouTubeでどうぞ)
『信心決定』した後のことを
《蓮如上人》が仰っています
『信心決定』して
その信心の趣を弟子にも教えて
おもむき
諸共に今度の一大事の往生を
もろともに
よくよく遂ぐるべきものなり
と
まず我が身の「信心決定」しなさい
そして、「信心決定」したその心を弟子にも教えなさい
諸共に「往生」するという「一大事」
(死ぬと同時に即、往生できるので、
浄土に「仏」で生まれるのです。)
「往生」できるのも「成仏」できるのも
「信心決定」した人だけです。
この幸せにあずかった人は死ぬと「往生」するのです。
その素晴らしい結果が待っているので
それを「往生の一大事」と弟子にも伝えなさい
自分も又多くのご縁のある人も一緒に
「信心決定」して、
そして、
「浄土」に往って「仏」に生まれる身になりましょう。
と、《蓮如上人》が仰っているのです。
これは、
『信心決定』した人の
「一大事」です。
もう一つの「一大事」は
信心決定する前の一大事です。
《蓮如上人》が仰っています
後生と言う事は、ながき世まで
地獄におつることなれば いかにもいそぎ
「後生の一大事」を思いとりて、
「弥陀の本願」をたのみ
「他力の信心」を決定すべし
私達は煩悩によって悪業を積み重ねているので
迷いの世界をへめぐらなければならないのです。
( 六道界)
それによって
悪報(むくい)を受けるのです。
だから「後生の一大事」を心にかけて
いそいで早く「後生の一大事」の解決をしなさい。
それには「弥陀の本願」をたのみ
早く「信心決定」しなさい。
そうすれば死んで迷いの世界に落ちる一大事は
解決できるのですから早く「信心決定」しなさい。
《蓮如上人》が仰っているお言葉です。
「信心決定」する前の人の
死んだらどうなるかという一大事を仰っているのです
人の命は『老少不定』(ろうしょうふじょう)
若いからまだ死なない・・・
年寄りが先に死ぬ・・・
そのような順番ではなく年齢には関係ないのです
今、 生きている全ての人間の命は
いつ尽きるか分からないのですよ
「火宅無常の世界」
軒先に火がついた家に住んでいるようなもの
と、仏教では説きます。
それが私達の運命なのです。
例外はないのです。
その事を切々と述べられているのが
《蓮如上人》の
《白骨の章》です。
今日はここまでです。
最後までご覧頂きありがとうございました。